若白髪が増えている!生えてくる原因と増やさない対策を伝授

どんなに若く見える人でも、白髪があるとそれだけで老けて見えることってありますよね。白髪のせいで、実際の年齢よりもずっと上に見られてがっかりすることも多いものです。

白髪と言えば「中高年になってから」と言うイメージが強いですが、最近では若白髪に悩む人が増えています。中には10代や20代で白髪になる人もいて、その悩みは深刻です。

若白髪になってしまう原因は?若白髪の対策法は?まだ白髪がない人ものんびり構えていてはいけません。まだ大丈夫な人も、早いうちから用心しておきたい若白髪対策についてまとめました。

なぜ若くても白髪になるの?

白髪になる理由とは?

本来であれば黒い髪が生えてくるはずなのにどうして白髪になってしまったの?白髪を見つけるとそうやって嫌な気持ちになってしまうものです。

しかし、髪はもともと黒いものだったのではなく、本来は白いものです。ではどうして黒髪になるのでしょうか?実は、髪を黒くしているのはメラノサイトという色素細胞です。メラノサイトは髪を作る毛母細胞の中にあり、メラニン色素を生成する働きがあります。メラノサイトの働きで白い髪の毛が黒くなり、表面に出てくるのが黒髪というわけです。

しかし、何らかの原因により髪がメラニン色素を受け入れない状態になると、黒い色はつかず、髪は白いまま、白髪の状態で表面に出てきます。

白髪には2種類ある

見た目は同じでも、白髪には休止型白髪と欠損型白髪の2種類があります。休止型白髪は、その名の通りメラニン色素の活動が休止している状態です。休止しているだけで完全に活動がなくなってしまったわけではないので、なんらかの力が働けば元通りになる可能性があります。これに対し、欠損型白髪は、メラニン色素を生成する機能の大部分、または全ての機能が損なわれた状態です。メラニン色素を作れなくなっているため、髪が黒くなることはありません。

若白髪の多くは休止型白髪で、元の黒髪に戻る可能性が残されています。あきらめてしまうのではなく、今できる対策に取り組むことが大切です。

若白髪の原因

若白髪の原因はひとつとは限りません。いくつかの要因が絡み合って、白髪が増えることもよくあります。

ストレス

仕事や人間関係など、若い人たちも、常にさまざまなストレスにさらされています。ストレスは精神だけでなく体にも大きな影響を及ぼします。ストレスを受けると、体の筋肉は緊張して血管が収縮します。髪に十分な血液が届かなくなるため、毛根やメラノサイトの働きが悪くなり、メラニン色素が作られなくなって、白髪が増えるのです。

ストレスがたまってくると若白髪が増えるだけでなく、ときには円形脱毛症になることもあるので注意が必要です。10代や20代は就職、または進学で環境が変わって強いストレスを感じることも少なくありません。若白髪に気づいたら、ストレスがたまっていないかどうか、振り返ってみましょう。

栄養不足

10代や20代の女性は、ダイエットをしている方も多いでしょう。10代や20代の女性でダイエットをしている人は多いです。たしかにスリムな体型は憧れですが、だからといってやりすぎはいけません。実際にダイエットまたは偏食で栄養不足を起こした結果、若白髪になる方も少なくありません。

過度のダイエットや偏食は、栄養不足の大きな原因です。栄養が不足してくると、防衛反応が働き、生命を維持するために必要なところに最優先で栄養を届けようとします。その結果、髪を成長させる毛母細胞に栄養が届かなくなり、白髪や薄毛の原因となります

睡眠不足

10代、20代は公私ともに忙しい時期です。受験勉強や資格試験の勉強を夜遅くまでやっている、部活が忙しいためなかなか休む時間が取れない、遊ぶのが楽しくて夜寝るのがいつも遅くなってしまう… 理由は人それぞれですが、若いから大丈夫だと、睡眠時間を削って毎日を送っている人も多いのではないでしょうか。

「睡眠不足なんて髪には関係ないでしょう?」そんな風に思いがちですが、実は大いに関係があります。髪の成長に必要な成長ホルモンは、主に眠っている間に分泌されます。睡眠が足りなければ成長ホルモンの分泌が減り、若白髪が増えてしまうのです。

遺伝

若白髪で悩んでいる方は、ご両親も実は若白髪で悩んでいたということはよくある話です。もちろん、両親が白髪だからと言って必ず白髪になるわけではありませんが、長男は母方の遺伝、長女は父方の遺伝を受けやすいとも言われます。

白髪が遺伝するかどうかについては、現在のところ、医学的に解明されているわけではありません。しかし、髪の色を決める色素は遺伝することがわかっています。メラノサイトの量が生まれつき少なかった、髪を成長させるタンパク質を作る遺伝子の量が少なかった、などの遺伝的理由で若白髪になることも考えられるので、ご両親が若白髪だったという方は用心はしておいたほうが良いでしょう。

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病気

病気から若白髪になることもあります。そのひとつが貧血です。貧血でヘモグロビンが少なくなって体が酸欠状態になると、もちろん髪にも血液が届かなくなってしまうために、メラノサイトがメラニン色素を作ることができなくなって白髪になりやすくなります。

皮膚の一部分、または数カ所が白くなってしまう尋常性白斑も若白髪の原因となります。尋常性白斑は頭皮にできることもあり、頭皮にできた場合はそこから生える髪も同じように白くなってしまい、頭皮に白斑が広がれば同じように白髪も増えていきます。

甲状腺機能低下症も若白髪の原因です。甲状腺の動きが悪くなると、代謝を促進させるホルモンが出にくくなってしまい、細胞分裂も進みません。その結果、頭皮や髪には栄養が届かず、髪は元気を失って白髪が増えます。

若白髪を抜くとどうなる?

白髪があると気になって仕方がなくなり抜いてしまうという方は多いでしょう。しかし、白髪を抜くとかえって増えるという考えもあり、白髪を抜いてもいいものかどうか、迷うところです。

実際には、白髪を抜いたからと言って増えることはありません。毛母細胞の中にあるメラノサイトがメラニン色素を作る力が少なくなったために白髪になるわけですから、白い髪が抜けた後にはまた白い髪が生えてきます。ですが、それは広がるわけではないため、若白髪を抜いたら白髪が増えてしまった、ということにはなりません。

抜いても白髪は増えるわけではありませんが、抜くことで頭皮や毛細血管が傷ついて炎症を起こす可能性はあります。そうなれば、白髪が増えると言うよりも髪が生えなくなってしまうかもしれません。若白髪が気になるなら、根本から切るか、白髪染めで染めることをおすすめします。

若白髪の対策

若白髪は、白髪になる原因を取り除くことで改善する可能性が高いです。

ストレス解消

ストレスを溜めることは若白髪を増やすだけでなく健康にもよくありません。ストレスは溜めずにしっかり解消しましょう。

無理な運動は体にかえってストレスですが、ジョギングやウォーキングなどの軽い有酸素運動、シャワーではなく夏でもしっかり湯船に入って体を温めることはストレス解消に繋がります。体を動かすことはストレス解消にとてもよいですが、朝日を浴びると幸せを感じるセロトニンがたくさん脳から放出されますから、できれば朝の気持ち良い時間の運動がいいですよ。

バランスのとれた食事

髪に栄養を与えるためにはバランスの取れた食事を心がけるべきです。好き嫌いが多い人、ついついスナック菓子やジャンクフードばかり食べてしまう、という方は、食事のバランスが崩れた状態。若白髪が増えるだけでなく、体にもよくありません。肉や魚、野菜などをバランスよく食べることが大切です。

特にとっておきたい栄養素はタンパク質、ミネラル(亜鉛、銅、カルシウム、ヨード)、そしてビタミンです。肉は脂肪分の少ないものを選び、亜鉛たっぷりの牡蠣やレバー、チーズ、ヨードたっぷりの卵など、毎日の食事のメニューを考えて、バランスの取れた食事になるよう工夫しましょう。

質のよい睡眠

睡眠は時間だけでなく「質」が重要です。体や髪を成長させる成長ホルモンは寝ている間に多く分泌されます。スマホを夜遅くまでいつまでもいじっていたり、テレビやPCをいつまでも見ているとブルーライトで眠りが浅くなってしまいます。質の良い睡眠を取るためには、寝る1時間前にはスマホもテレビも見ないこと、そしてなるべく早く布団に入るようにしましょう。

頭皮マッサージ

血液がうまく流れていないために髪に栄養が届かなくて白髪が増えている、そんなときは頭皮マッサージが効果的です。頭皮がかたくなっていると血流も悪くなってしまいますから、頭を指でつかんで頭皮を前後左右に動かし、マッサージしていきます。

それが終わったら指の腹を使って頭をぐーっと指圧しましょう。刺激を感じるぐらい押したらゆっくり力を抜く、これを繰り返すことで、硬かった頭皮はやわらかくなってきます。頭の天辺にある百会(ひゃくえ)というツボはリラックス効果の高いところです。指圧すると体だけでなく精神的にも楽になりますよ。

頭皮マッサージは若白髪対策だけでなく、発毛、育毛対策にもなります。髪の健康のために続けていきましょう。

白髪が増えても慌てないで!

まだ若いのに白髪ができてしまった、もうだめだ…なんてあきらめるのは早いです。若いうちの白髪はまだ対策を取ることができます。しかも、特に用意するものはなく、今すぐ始めることができるものばかり。白髪を見つけてしまった人だけでなく、まだ白髪がない人も早めに対策して、大事な黒髪を守りましょう。


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