スキンケアだけでなくベースメイクでも高機能アイテムが次々に登場しています。韓国で人気となり今や国内でも大注目のBBクリームはお使いの方も多いでしょう。現在ではBBクリームに続き、CCクリームやDDクリームなどもあるようです。CCクリームとは何か、選び方・使い方やBBクリームとの違いについてまとめました。
CCクリームとは
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CCクリームは韓国で人気になってから日本に入り、日本でもブームとなった化粧品です。CCクリームは保湿力と紫外線カバー力にすぐれたアイテム。CCとは「Color Control」の略、つまり肌の色を調整して素肌を美しく見せるという意味があります。ふんわり軽いつけ心地で、すっぴんのような仕上がりが特徴。素肌の美しさを感じさせるナチュラルメイクに仕上げたいという方におすすめです。
CCクリームにもいろいろな種類があります。CCクリーム1つだけでベースメイクを完成させることが出来るものもあれば、化粧下地として使って、その上にファンデーションを塗ると良いとされているものもあります。
CCクリームとBBクリームの違い
BBクリームはシミや色ムラなど肌の欠点をカバーするコンシーラーの役割を持った化粧品ですが、ナチュラルな感じに仕上がると言うよりもマットな仕上がりとなります。これに対し、CCクリームはナチュラルに仕上げて素肌を美しく見せてくれるところがBBクリームとの違いです。
CCクリームはBBクリームよりスキンケア効果も高めです。肌色を補正して肌の欠点を隠し、肌色を明るくして、さらに肌をなめらかに、そしてシワ予防などにもなるというすぐれものです。コンシーラーのように肌の欠点をすっかり隠したいという方はBBクリームがよく、健康的なナチュラルな肌に見せたい方、化粧下地として使いたいという方にはCCクリームがおすすめです。
CCクリームとBBクリームは合わせ使いすることも可能です。CCクリームだけではナチュラルな仕上がりにはなってもしっかりメイクした感じにはなりません。しかしCCクリームを塗った後にBBクリームを重ねて塗れば、気になるシミやシワなどをすっかりカバーしてくれますから、艶のある美肌を作ることができます。上品でフォーマルに仕上げたいという方は、CCクリームとBBクリームを合わせ使いすることがおすすめです。
CCクリームの使い方
- 手の甲にパール1粒分ぐらいCCクリームを出す
基本的にCCクリームの基本は色補正や下地です。ですから、濃いシミや肌の色ムラをカバーするためにCCクリームを多めに使っても、思うような効果は得られません。メーカーによって多少の違いはありますが、だいたいCCクリームの適量はパールひとつ分ぐらいです。気持ち少なめぐらいがちょうどよいと覚えておいてくださいね。 - 頬やあご、Tゾーン、小鼻付近、肌の赤みやくすみが気になるところを中心に塗り伸ばしていく
CCクリームは肌の色補正が主な役割です。CCクリームを塗ることによって小じわや色ムラ、毛穴などが見えにくくなり、肌は明るくなります。頬やあご、Tゾーン、小鼻付近は肌の赤みやくすみが出やすい部分です。そういったところを中心に、顔の真ん中から外に向かうように手を滑らせ、CCクリームを伸ばしていきましょう。 - スポンジで軽く押さえ、要らない油分を拭き取る
夏の時期は特に汗や皮脂が多く分泌されるため化粧崩れしやすいですよね。CCクリームをきれいに塗っておいても、夏の暑い時期では汗などと一緒に流れてしまいます。そうならないためには、スポンジで押さえて要らない油分を拭き取ることがポイントです。
夏場などにおすすめなのがスタンプ塗りです。スタンプ塗りに必要なのはティッシュだけ。ティッシュで手をふいたら、手のひら全体を使ってスタンプを押すような感じにCCクリームをしっかりなじませましょう。CCクリームが毛穴までしっかり入れ込まれれば、要らない油分も取れて化粧崩れもしにくくなります。
CCクリームの選び方
CCクリーム選びには、いくつかの押さえておくべきポイントがあります。
自分の素肌をきれいに見せてくれる色にする
CCクリームには次の4種類の色があります。
- グリーン系 頬などの赤みを隠したいという方におすすめ
- イエロー系 シミやくすみが気になる方におすすめ
- ピンク系 血色を良く見せて顔色を明るくしたい方におすすめ
- ブルー系 肌に透明感を出したい方におすすめ
CCクリームの中にはファンデーションとして使えるものもあります。ナチュラルメイクにしたいからあえてCCクリームを使ってみたい、という方は、ベージュ系のCCクリームがおすすめです。
肌なじみが悪いCCクリームを選んでしまうと、実際に塗ってみたときに不自然さを感じてしまいます。素肌をきれいに見せるためには、自分に合うものを選ぶことが一番。実際に試してみて自分にあうものを探してくださいね。
気になる成分が多く入っているものを選ぶ
CCクリームにはいろいろな種類がありますが、含まれている成分にも違いがあります。どのCCクリームの中にも保湿成分やUVカット効果のある成分、そして美容成分が含まれていますが、CCクリームによってどの成分を多めに配合しているかは異なります。
敏感肌など肌が弱い方がチェックするべきポイントは肌に刺激のある成分が含まれていないか、です。エタノールやパラペン、石油系界面活性剤が入ったCCクリームも多くあります。普通肌の方であれば特に問題はないかもしれません。しかし、敏感肌の方がそれらの成分が入ったCCクリームを使うと、刺激に負けて肌荒れを起こしてしまう可能性もあります。敏感肌の方は、自分の肌に刺激を与えるかもしれない成分が含まれていないか、十分確かめてから使いましょう。
普段からかさつきがちなど、肌の乾燥が気になっている方は保湿成分が多く含まれているCCクリームを選ぶこともポイントのひとつ。グリセリンやコラーゲン、ヒアルロン酸、スクワランなどは保湿力に優れた成分なので、これらの成分が入っているかどうかチェックしてくださいね。
自分に合うCCクリームを探してみよう
CCクリームは保湿と紫外線対策のお助けアイテム。素肌感のある仕上がりも魅力です。今や定番のBBクリームはもちろん、CCクリームもドラッグストアなどで手軽に手に入れることが出来ます。ナチュラルメイク派の方は、自分に合うCCクリームを探してみることをおすすめします。