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3大保湿成分ってなに?美肌の秘訣を知ってエイジングケアに役立てよう

顔にツヤやはりがあれば健康的ですし美しいですよね。でも、お手入れなしで肌を守ることはできません。20代の頃まではたいしてお手入れをしなくても美肌を保つことができた人も、年齢とともに肌の調子は崩れてきます。

年齢とともに肌の調子が崩れる原因となっているものが肌の乾燥です。肌を乾燥から守るためには保湿成分が必要ですが、中でも3大保湿成分を補充することはエイジングケアの基本です。3大保湿成分とは何か、不足したら肌はどうなってしまうのかなど、3大保湿成分について調べました。

3大保湿成分とは

3大保湿成分とは、コラーゲン、ヒアルロン酸、そしてセラミドの3つです。どれも人間の肌の中に元々ある成分で、肌の中に水分を蓄えておくために欠かすことのできないものです。3大保湿成分が肌の中にバランスよく含まれているのならこれらの成分を補充する必要はありませんが、年齢とともに成分は減少していくため、肌は水分を蓄えることができなくなり、乾燥していきます。

若い頃の健康な肌は水分がたっぷり蓄えられていますから、バリア機能が働いて外の刺激から肌を守ることができます。しかし肌が乾燥してバリア機能が弱まればちょっとした刺激でも肌トラブルを起こす敏感肌になったり、乾燥してかさかさになるなど、いろいろな問題が起こります。年齢によって失われた保湿成分は外から補充してあげて肌を守らなければいけません。

お肌のハリを保つ「コラーゲン」

細胞と細胞をつなぎ合わせることでハリのあるしなやかな肌を保つことができる大切な成分がコラーゲンです。肌の真皮層に網目状に張り巡らされているコラーゲンがあれば、肌はハリや弾力があり、若々しく元気な状態を保つことができます。赤ちゃんの肌は触ると水が出てくるかと思うほどぷるぷるしていてハリもありますが、それはコラーゲンがたっぷりある証拠です。

しかしコラーゲンはいつまでも肌の中にたっぷりあるわけではなく、年齢とともにその数が失われていきます。コラーゲンの量がピークを迎えるのは20歳頃で、その後は減少し、40歳になる頃には20歳の頃の半分までになってしまいます。

コラーゲンが不足すると、肌にはいろいろなトラブルが発生します。ハリや弾力が失われるために、肌は重力で垂れ下がってシワやたるみを引き起こします。お化粧で隠そうとしてもシワやたるみをうまく隠すことは難しく、コラーゲンの補充が必要となります。

驚異の水分保持力!「ヒアルロン酸」

ヒアルロン酸は人の肌の真皮層の中にもともと存在する成分で、ムコ多糖体の一つです。ムコ多糖体はねばねばした物質ですが、そのねばねばが水分を保持する力を持っています。ムコ多糖体の中でもヒアルロン酸は水分を蓄える力が強いと言われています。ヒアルロン酸は自分の重量の6000倍もの水分を蓄える力があり、美肌を保つために欠かせない成分です。

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ヒアルロン酸は赤ちゃんの頃から20歳頃まではたっぷり肌の中に存在しますが、年齢とともにその数を失い、特に30歳をすぎると激減することがわかっています。肌から水分が蒸発しないように抑えているヒアルロン酸がなくなれば、肌はハリを失い、シワやたるみがひどくなります。年齢とともにシワやたるみが目立ってくる大きな原因となるものがヒアルロン酸の減少です。ヒアルロン酸は肌の保湿には欠かせない天然の成分ですから、化粧品やサプリなどから補充することが必要です。

お肌を外部刺激から守る「セラミド」

セラミドは表皮の角質層に存在するところがヒアルロン酸やコラーゲンとは異なります。セラミドは水分を蓄える力が高く、水分を外に逃さないだけでなく、肌の細胞と細胞の間を埋める力があることから、外部からの刺激を中に入れさせない力があります。

セラミドが不足すれば肌の乾燥が進むだけでなく外部からの刺激から守ることができなくなるため、敏感肌になって大人ニキビなど肌トラブルに悩まされる方が多くなりますし、乾燥して肌荒れを起こす方も多いです。

セラミドは多くの化粧品の中に配合されていますが、そのセラミドには天然、ヒト型、植物性、合成と種類が分かれています。

天然のセラミドは高価なことが難点ですが、動物から取ったために人の肌に浸透しやすく敏感肌の方でもトラブル無く使うことができます。馬セラミドは人間の肌に特に浸透しやすく効果が高いものとして知られています。

ヒト型セラミドは人間のセラミドと同じ構造をしたセラミドで酵母から作られています。天然セラミドに比べ安価ですが、保湿力や浸透力は高く肌に優しいため敏感肌の方も安心して使えます。

植物性のセラミドはコメやトウモロコシ、大豆やコンニャクから作られたセラミドですが、食べ物としても使われる植物から作られているため、肌に優しくトラブルを起こしにくいです。

そして合成のセラミドはセラミドに似た成分を化学的に合成して作ったセラミドです。セラミドとは似た構造ですがセラミドとは異なります。合成のセラミドの入った化粧品は安価で手に入りますが、セラミドに求められている保湿効果などの効果は少ないです。

3大保湿成分配合の基礎化粧品で美肌を保とう!

肌は水分を失うと老化や肌トラブルが進んでしまいます。水分を蓄えるために必要な3大保湿成分は年齢とともにどうしても失われますから、化粧品でしっかり補充する必要があります。

3大保湿成分の中でもセラミドは、天然、植物性、ヒト型、そして合成のどれが配合されているかで、化粧品の値段がかなり違います。化粧品は毎日使い続けることで効果を発揮するものですが、無理して高いものを買っても続けられないですよね。自分の予算の範囲の中で買うことができる化粧品の中から、出来る限り質の高い保湿成分が含まれているものを選んで若々しい美肌を保っていきましょう。

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