通販おせちはどう選ぶ?冷凍・冷蔵おせちの特徴と選び方のコツを解説!
「たまにはいつもと違うおせちを楽しみたい」「今年の年末・年始はすこしのんびりしたい」さまざまな理由で、今年は通販おせちを購入したいと思っている方もいらっしゃるでしょう。でも、通販おせちには冷凍と冷蔵があることは知っていますか?たくさんの種類がある通販おせちは何を基準に選んだらよいのか迷いますが、冷凍を選ぶか、冷蔵を選ぶかは、おせち料理をいつもどう食べているかによって決めることが必要です。
冷凍・冷蔵のおせちは、どちらにもメリットとデメリットがあります。それぞれのメリットとデメリットをご紹介しますので、自分たちの好みの食べ方を考えるとどちらのおせち料理を選べばよいのか、選ぶときの基準として使ってください。
このページの目次
通販のおせちは冷凍・冷蔵の2種類
通販おせちには、「冷凍のおせちです」と書かれたものと「生おせち」と書かれたものがあります。
生おせちとは何?と思うかもしれませんが、これは冷蔵おせちのことです。
※楽天市場で人気の「生おせち」※
「ラブおばさん」の愛称で親しまれている料理研究家 城戸崎愛さん監修
通販おせちは現在、冷凍が主流です。冷凍された状態で届けられますので解凍しなければ食べることはできません。
最近増えてきたのが生おせち、または冷蔵おせちです。生といっても冷蔵された状態で届きますから、保存状態などに問題はありません。冷凍ではありませんからすぐにそのまま食べることが可能です。
冷凍おせちのメリット・デメリット
通販のおせちは冷凍の状態で届けられることが多いです。冷凍おせちのメリット・デメリットについて見て行きましょう。
メリット
冷凍で届けられるおせちには、次のようなメリットがあります。
保存期間が長い
冷凍おせちの最大の魅力はなんといっても保存期間が長いことです。保存期間が短いとお正月に食べるためには年末ギリギリに届けてもらわなければいけません。でも年末でもちょっと早めに届いてしまったら保存期間が長くないと困ります。その点、冷凍おせちならば保存期間は約1ヶ月から2ヶ月ほどありますから安心です。
年末は忙しくておせち料理を頼んでも受け取ることができないので少し早めに送ってもらいたいという方もいらっしゃるでしょう。その場合も、保存期間が長い冷凍おせちならば自分の都合に合わせて早めに送ってもらってもお正月に食べることができるので使いやすいです。
日持ちがよいので薄味にできる
おせち料理はお正月の間食べたいですから、日持ちが良い状態にしなければいけません。日持ちを良くするためには味付けを濃くすることが必要です。しかし、高血圧気味の方などは濃い味の食べ物はなるべく避けたほうが良いですし、薄味が好きだという方もいますよね。
冷凍おせちならば食べる直前に戻して食べられるようにしますから日持ちについてはそれほど考えなくても大丈夫です。そのため薄味にしても問題がなく、「おせち料理は薄味がいい」と言う方におすすめです。
デメリット
長期保存できるのが魅力の冷凍おせちには、冷凍ゆえのデメリットもあります。
解凍が必要で、風味・食感が落ちやすい
冷凍おせちのデメリットは、冷凍することで味や香りが失われやすいことです。一度作られたものを冷凍した後に解凍すると、残念ながら作ったときと同じ状態に戻すことは難しいです。食材によっては水分がなくなってふにゃっとしたり、食感まで変わってしまうこともあります。
しかしこの点については、技術の進歩により改善してきています。「冷蔵に比べて美味しくない」と言われてきた冷凍おせちですが、最近では急速冷凍した味落ちしない冷凍おせちが増えています。製造過程でできあがったらすぐ急速冷凍すれば、解凍しても味や食感がそれほど落ちないのです。
※急速冷凍で作りたてのおいしさ※
コスパ抜群!板前魂のおせち
美味しい冷凍おせちを食べたいならば、急速冷凍と書かれたものを選ぶのがポイントです。また、冷凍おせちは解凍の仕方で味が違って来ます。解凍方法や解凍時間について、おせちについてくる説明書をしっかり確認してから、解凍するようにしましょう。
冷蔵おせちのメリット・デメリット
最近増えている「生おせち」のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
冷凍していない「生おせち」には、次のようなメリットがあります。
解凍不要ですぐ食べられる
※解凍不要の「生おせち」※
販売実績No.1!失敗しないおせち
冷凍おせちは食べるためには解凍が必要ですし、上手に解凍しなければ味が落ちてしまうためによく気をつけなければいけません。けれど、年末の忙しい時におせち料理を解凍するのはけっこう面倒なものです。しかし、冷蔵おせちであれば解凍は不要ですから、そのまますぐに食べることができます。
届けてもらう時間を指定しておいて食べたい時間に届けてもらうようにすれば、届いたらすぐにいつでも食べることができるので、手間が省けますね。冷凍されたものを解凍するような経験はあまりないという男性などに送るなら、冷蔵おせちはきっと喜ばれますよ。
作り立ての味を楽しめる
冷蔵おせちは料亭など店舗で作ったものをすぐに冷蔵の状態で届けています。食べ物はなんでも作りたてが一番美味しいです。最近は冷凍の技術が進んで味はそれほど落ちなくなったとは言っても、やはり比べてみますと、どうしても作りたてのもののほうが冷凍したものよりも美味しいと言う人が多いようです。食べ物は何と言っても味が一番だと味にうるさい方は、冷凍されたものよりも作りたての味を楽しむことができる冷蔵おせちがおすすめです。
デメリット
味が良く解凍の手間がいらない便利な冷蔵おせちですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
日持ちがしない(賞味期限が短い)
冷蔵おせちの最大のメリットは賞味期限が短いため正月中など長く食べることができないことです。生おせち、または冷蔵おせちと言われているものの賞味期限は2日から3日です。31日に届けてもらったとしても、冷蔵お節の場合は三が日をもたせることができません。お正月食べようと思って冷蔵おせちを購入したのに、結局正月の間持たせることができなかったというのでは困りますよね。
しかも、冷蔵おせちを何らかの都合で作った当日に受け取ることができなかったら、さらに賞味期限までの時間が短くなってしまいます。指定された時間に確実に受け取ることができない場合には、冷凍おせちを選ぶのがよいでしょう。
配送日の融通がきかない
冷蔵おせちの場合は作ってからすぐに届けるものなので、自分が好きな日にちに配送日を設定することができません。年末年始にしっかり家にいておせち料理が届いてもちゃんと受け取ることができればよいのですが、決められた配送日に家にいるかどうかわからないという忙しい方は、配送日の融通がきかない冷蔵おせちを買うことは難しいかもしれませんね。
「盛り付け済み」かどうかもポイント
通販おせちを購入する時にもう一つ確認しておきたいことは、そのおせち料理が盛り付け済みかどうかです。冷凍おせちにしても冷蔵おせちにしても、盛り付け済みのものでしたらそのまま食べるか、そのまま解凍して食べれば大丈夫です。しかし、真空パックに入っているおせち料理の場合には、パックから中身を出して盛り付けるという一手間が発生します。
普通の料理を盛り付けるのもけっこう大変ですが、おせち料理をキレイに彩りよくつめるということは非常に大切です。おせち料理を購入したのは良いけれど、盛り付けるために時間がかかってしまったり、結局きれいに盛り付けることができなかったらがっかりですよね。新しい年の初めに食べるおせち料理は特にきれいに盛り付けたいですから、通販おせちを探すのならば、手間がかからずきれいに盛り付けられている盛り付け済みのものを選ぶのがおすすめです。
通販おせちはライフスタイルに合わせて選ぼう
通販おせちは冷凍のものも冷蔵のものもたくさんの種類があります。冷凍のものを選ぶかそれとも冷蔵のものを選ぶかは、自分が何を一番重視するかで判断するのがポイント。年末ならば家にいるからいつ届いてもいいし、味にはうるさいから作りたてのものを食べたいならば冷蔵おせちがおすすめです。
また、味は気になるけれど、それよりも年末は忙しくて留守も多いから自分の都合の良い時に受け取りたいと言うならば冷凍おせちがよいでしょう。味を落とさないためには急速冷凍のものを選べば問題ありません。
お正月ぐらいは家事を休んで主婦ものんびりしたいですよね。お正月は通販おせちを利用して、上手に休んでくださいね。