おせちと言えば昔ながらの和食のイメージが強いですが、最近は和食だけでなくいろいろな種類のおせちが登場しています。家族みんなで食べるおせちは、子供たちの喜ぶものがいいですよね。そこで増えているのが洋風おせちです。
伝統的なおせちを好まない子供たちも、洋風おせちなら大喜びでどんどん食べてくれます。ワイン好きの大人たちも、洋風おせちならば大満足です。今回は、洋風おせち作りのポイントと、おすすめレシピをご紹介します。
洋風おせちのポイント
洋風おせちは伝統を踏まえたうえで、上手に洋風を取り入れることがポイントになります。
縁起の良い食材を使って作ること
おせち料理には家族の幸せや健康を願う意味が込められており、縁起の良い食材を使ったものが多いです。洋風おせちには、和風のおせち料理にも使う縁起の良い食材を入れましょう。
厄除けや長寿、健康を祈る意味が込められている黒豆や、おめでたい紅白の紅をイメージさせるニンジン、または先が見通せますように、と言う意味があるレンコンなど縁起が良い素材で洋風にオードブルのような感じでアレンジしたものがいくつか入っていれば完璧です。
作り置きができて見栄えがする料理を入れること
おせち料理は年末に作って三が日の間食べますから作り置きができるものでないといけませんし、おめでたいお正月らしい見栄えがする料理がおすすめです。
作り置きができて見栄えがする料理といえば、おすすめはローストビーフやローストポークです。おせちには四つ足の動物の肉を入れない、という昔から言われている考えもありますが、最近はこだわらない家庭も増えています。塊肉の豪華さはお正月にぴったりですね。
子供でも食べやすい味付けにすること
香辛料が多めなど、苦手な味付けだとせっかくの洋風おせちも子供たちは喜んでくれません。香辛料は控えめに、子供の好きなチーズを使うなど食べやすい味付けを工夫してください。
スポンサーリンク
おせちにおすすめの洋風料理
縁起のよい食材を使ったおせちにおすすめの洋風料理をご紹介します。
海老グラタン
色が鮮やかでお正月らしい華やかさがあり、くるんとまがっていることから腰が曲がるまで長生きしますように、と言う意味がある海老はおせち料理にぜひ入れたい縁起の良い食べ物です。洋風おせちには、エビを使った海老グラタンはいかがでしょうか。
市販のホワイトソースを使えば、牛乳を加えて沸騰させてゆでたマカロニとむきエビを入れて焼けば簡単に作ることが出来ます。
洋風なます
酸っぱいものが苦手であまり子供が手を付けないなますも、マヨネーズであえて洋風にすることで食べやすくなります。マヨネーズが好きな子は多いですよね。ニンジンをかにかまにかえて、塩もみした大根とマヨネーズで和えれば色合いは紅白でおめでたい洋風なますのできあがりです。
レンコンチップス
レンコンは先が見通せますように、というおめでたい食材。洋風おせちには、お菓子感覚で食べられるレンコンチップスはいかがですか?
レンコンチップスは薄切りにして低温であげたレンコンに塩などで味をつけるだけ。苦手なお子さんも喜んで食べてくれるかも?
家族みんなでおせちを囲もう
「これからの1年幸せに健康で暮らせますように」そう願いを込めて作るおせち料理。でも、子供があまり箸をつけてくれなかったら悲しいですよね。家族みんなが集まるお正月ですから、みんなで楽しく食べてほしいものです。
和食が苦手な子供たちも用風にアレンジされていればどんどん食べてくれますし、ワイン好きのお父さんも喜んで食べてくれるはず。お正月らしい縁起の良い食材を上手にアレンジした洋風おせちで一年の始まりを迎えましょう。