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しめじと本しめじの違いは?ぶなしめじ、ブナピーとはどう違う?

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しいたけにしめじ、まいたけ、えのきだけーきのこの種類もいろいろですが、中でもしめじは使いやすいもののひとつです。

でも、よく見るとしめじは普通の?しめじと本しめじの2種類あります。

しめじと本しめじ、この2つはもともと一緒のものなの?それとも2つは違う種類?

しめじと本しめじ、もう1つ、これもよく売られているぶなしめじとの違いについてまとめました。しめじの保存方法についても併せてお伝えします。

しめじ、本しめじとは

項目 説明
正式名称 本しめじ
特徴 傘の直径2㎝-3㎝、全長約8㎝、下の方が膨らむ
味と香り 香りは松茸に似て、味が良い
うまみ成分 グアニル酸、グルタミン酸、アスパラギル酸
糖質 トレハロースが含まれる
旬の時期 9月から10月
主な栽培地 三重県、最近では京都など関西地方
量産可能性 可能
天然物の高級性 高級品
旬の時期の特性 歯ごたえが良く、旨味と香りが抜群

しめじの正式名称は本しめじといいます。傘の直径が2㎝から3㎝で全長が8㎝ぐらい、下の方がやや膨らんでいるしめじ(本シメジ)は、香り松茸、味しめじと言われるほど、味が良いことで知られています。

しめじは量産することが出来ます。そのため、しめじの中でも特に天然物は非常に高級品です。

しめじの中にはうまみ成分であるグアニル酸、グルタミン酸、アスパラギル酸がたっぷり含まれています。

糖質の一種であるトレハロースも含まれているので、旨味も甘みもあるしめじはいかにおいしいかがわかりますね。

しめじ、本しめじの旬の時期は9月から10月にかけてです。主にしめじが栽培されているのは三重県、最近では京都など関西地方でも栽培が盛んにおこなわれるようになりました。

旬の時期のしめじは歯ごたえが良く、噛んだときの旨味が抜群で、香りもよいです。

ぶなしめじとは

項目 説明
分類 キシメジ科シロタモギタケ属、ヒラタケの仲間
しめじとの関係 別の種類
天然物の特徴 ブナの倒木や切り株に生え、薄茶色、かさは最大15㎝
栽培物 おがくずと栄養剤を固めた菌床で栽培
旬の時期(天然物) 9月下旬から11月初旬
年中手に入るか 栽培物なら可能
主な生産地 長野県が最も多いが、全国で栽培
料理での利用 お鍋、焼き物、炒め物、和風から洋風まで多用途

ぶなしめじはしめじの一種だと思っている方も多いと思いますが、ぶなしめじはしめじとは別の種類です。

ぶなしめじはキシメジ科シロタモギタケ属のキノコであり、ヒラタケの仲間です。

ぶなしめじには天然物と栽培物があります。天然物のぶなしめじはブナの倒木や切り株などに生え、色は薄茶色でかさは大きいものだと15㎝ほどあります。

スーパーでよくみられるぶなしめじは栽培物のぶなしめじでおがくずと栄養剤を固めた菌床で栽培されています。

天然のぶなしめじの旬は9月下旬から11月初旬ですが、栽培物のものであれば年中手に入れることが出来ます。

ぶなしめじは一番長野県で多く生産されていますが、北海道から沖縄まで全国で栽培されています。お鍋に入れるのはもちろん、焼いたり炒めたり、和風から洋風までいろいろな料理に使うことが出来ます。

しめじ、本しめじ、ぶなしめじの違い

項目 しめじ(本しめじ) ぶなしめじ
一般的な認識 松茸のように一本ずつ生える 小さな傘が寄り添う形
傘の形状 一本ずつ、大きめの傘 小さくて丸い傘
ふっくらと大きめ 通常は細い
価格(天然物) 非常に高価、10,000円も超えるものあり 通常は比較的安価
量産 可能 可能
松茸との関連 香りが似ている 松茸とは関連がない
傘と軸の寄り添い方 一本ずつ生える 傘が寄り添って生える
一般的な誤認識 本しめじが一般的にしめじと呼ばれる しめじと誤認されることが多い

しめじと言われると一般的に思い浮かべるのは小さくて丸いころっとした傘が寄り添いあっているきのこだと思いますが、これはしめじではなくぶなしめじです。ぶなしめじはしめじではありません。

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ではしめじとは何なのかと言えば本しめじを指します。本しめじはぶなしめじと違って松茸の様に一本ずつ生えてきます。

軸はふっくらしていて大きめですし、見た目がぶなしめじとは異なります。最近では量産されるようになりましたが、現在も天然物の本しめじは松茸ほどはいかないにしても非常に高価です。

天然物の本しめじは10,000円も超えるものもあります。

ブナピーって?

項目 説明
分類 ぶなしめじの品種改良品
開発者 ホクト株式会社
白色
オリジナルキャラクター 「夢見る女の子」の設定
苦みやクセがなく、ほのかに甘い
料理での利用 いろいろな料理、特に子供に人気
食感 加熱するとぷるんとした食感
価格 安価
特徴 子供向け、多用途

形はぶなしめじと同じですが、茶色のブナシメジと違って白い色が特徴的なのがブナピーです。

ブナピーはぶなしめじを品種改良して作られたものです。開発したのはホクト株式会社でホクトの登録商品となっています。

オリジナルキャラクターhは「いつか王子様が迎えに来てくれると信じているような夢見る女の子」という設定。ブナピーは見た目だけでなく味なども一般的なぶなしめじとは異なります。

きのこには特有の苦みがありますよね。そのために子供の中にはきのこが苦手な子も多いですが、ブナピーは苦みやクセがなく、加熱するとぷるんとした食感になり、ほのかに甘く子供たちにも人気です。

ブナピーの価格はブナシメジと同じく安価で、いろいろな料理に使われています。

しめじは冷凍保存がおすすめ

項目 説明
保存方法のおすすめ 冷凍保存
鮮度の問題 きのこの鮮度が落ちやすい
生のままの保存 買ってその日のうちに使うなら冷蔵庫でOK
冷凍前の下処理 石づきを切り、小房に分ける
保存容器 冷凍用の保存袋に密封
冷凍庫での保存期間 目安は1か月
解凍方法 自然解凍がおすすめ
調理方法(冷凍後) 凍ったまま炒め物等で調理可能

しめじを始めとしてきのこは鮮度が落ちやすいのであまり日持ちがしませんよね。しめじをおいしく長く食べるためには冷凍保存がおすすめです。

買ってその日のうちに使い切るのであれば生のまま冷蔵庫に保存しして問題はありませんが、もし保存したいというなら、冷凍保存しましょう。

ぶなしめじを冷凍保存する場合は、軸の先端部分である石づきを切り落とし、小さな房にほぐしてから冷凍用の保存袋に入れて密封して冷凍庫に保存します。

冷凍庫に保存した場合、保存の目安は1か月です。

冷凍保存したぶなしめじを使う場合は自然解凍がおすすめです。炒め物に使う場合は、必要な分だけを取り出して凍ったまま調理してもおいしく食べることが出来ます。

上手に使い分けておいしく食べよう

ぶなしめじ、ブナピー、そして天然物はかなり高級な本しめじ。どれも炒め物にしたり、マリネにしたり、いろいろな食べ方を楽しむことが出来ます。

栄養価も高いですし味もおいしいですから、毎日の料理に活用していきましょう。

きのこの苦さが苦手なお子さんにはブナピーがおすすめです。ぶなしめじやブナピーならお財布にも優しいですよ。

たくさん買ってしまって余るようだったら冷凍保存し、使う分だけ解凍すればいつもおいしく食べれるしめじ。毎日上手に使ってくださいね。

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