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材料それとも作り方?つくね、つみれ、団子の違いを解説!

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冬は鍋のおいしい季節です。鍋の中に入れる具の中でも好きという人が多い肉団子。同じ肉団子でも中にはつくねと呼んだり、つみれと呼ぶものがありますよね。団子につくねにつみれ、あなたはどれがどれだかわかりますか?

つくねと団子とつみれ、この3つにはそれぞれどんな違いがあるのでしょうか?材料、それとも作り方?つくね、団子、つみれの違いについてご紹介します。

つくねとは

つくねの語源は「つくねる」です。こねて丸めて作ることからつくねという名前が付けられました。

つくねの基本的な材料は鶏ひき肉に長ネギのみじん切り、そして卵に調味料です。材料に調味料を加えて手でしっかりこねて丸めてから、つくねは棒や串にさして形を整えてから焼いて食べることが多いです。甘辛のたれをつけて食べたり、塩だれにしたり、といろいろな味付けで食べることが出来るつくねは焼き鳥の中でも人気メニューです。

つくねは基本の材料だけでも十分おいしいですが、をふんわりとした食感にしたい場合は基本の材料に加えて豆腐や山芋をすりおろしたものを入れることもありますし、コリコリした食感を楽しみたい場合は軟骨を入れたりみじん切りにしたレンコンを入れることもあります。

団子とは

団子といえばミートボールを思い浮かべる方も多いでしょう。肉団子とはひき肉を丸めたものです。和風・中華風の味付けのものは肉団子、トマトソースなど洋風の味付けのものはミートボールと呼ばれます。冷めてもおいしいことからお弁当のおかずの定番ですね。

肉団子の材料は挽肉とつなぎ、そして調味料です。挽肉といっても牛肉、豚肉、鶏肉といろいろありますが、肉団子の場合は牛と豚の合い挽き肉を使って作られることが多いです。魚肉も丸めてお鍋に入れたりしますが、魚肉を団子状にしたものは肉団子のうちには入りません。

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炒め物にしたり、お鍋の中に入れたり揚げ物にして食べたり。いろいろな食べ方を楽しむことができる肉団子は、大人から小さな子供まで幅広い年代に人気があります。

つみれとは

つみれの語源は「つみいれる」。少しづつちぎってつむように鍋に入れて茹でて食べることから、この名前がつけられました。つみれと聞くと魚肉を使って作ったものをイメージする人が多いですが、魚肉はもちろんのこと、つみれには鶏肉を使って作ったものもあります。

つみれの材料は魚肉か豚肉、牛肉、また鶏肉のすりみ、つなぎ、そして調味料です。作り方は魚や肉を包丁でたたき、すり鉢で吸ったりしてミンチよりもさらに滑らかな状態にします。そうしたらつなぎの材料である卵や片栗粉、調味料を混ぜてタネを作ったらだし汁や湯の中に入れて固めます。

つみれの基本は鍋に入れて煮ることですが、煮た後や蒸した後のつみれは焼いて食べることもできます。

つくねと団子、つみれの違い

つくねは鶏肉で作ったもの、そしてつみれは魚肉でつくったもの、そしてつくねとつみれはどちらも団子の一種、そんなイメージがありますが、つくねとつみれ、そして団子の違いは使われている材料から来ているわけではありません。材料も同じもので作ることができますし、こねるところまでは同じです。魚肉のイメージが強いつみれの中には、つくねと同じく鶏肉で作ったものもあります。

団子は何らかの肉を団子状に丸めたものです。そしてつくねはこねて丸めて丸や棒状に整形して棒や串にさして調理します。団子は棒状にすることはありませんが、こねて丸めるという点において団子とつくねは似ています。

しかしつくねや団子と作り方が全く違うものがつみれです。つみれはその名前の通りあくまでもへらやスプーンなどを使って少しづつ摘み入れて煮ますから、つくねや肉団子のように丸めたりはしません。つくねや団子は焼いたり揚げたりして食べますが、つみれは煮て食べることが基本です。

つくね、つみれ、団子を使い分けて楽しもう

つくね、つみれ、団子はどれも食べやすく、小さなお子さんから年配の方まで楽しんでもらえます。団子にして丸めてつくねを作ったり、へらですくってお鍋の中に入れてつみれ鍋を楽しんだり。料理によってつくね、つみれ、団子を上手に使い分けて楽しんでくださいね。

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