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「箸休め」の意味とは?おせちの箸休めにぴったりのおすすめレシピをご紹介

おせち料理といえば豪華なもの、普段食べないものもたくさん入っていますよね。おめでたいお正月には豪華な料理を食べて過ごすのもよいですが、おせちばかりでは飽きてしまいます。そんなとき、用意しておきたいのが「箸休め」です。ぱっとつまめるものがあれば、急な来客のときにも便利ですね。

そもそも箸休めにはどんな意味があるのでしょう?おせちの箸休めにおすすめの食べ物は?箸休めにおすすめのレシピもご紹介します。

箸休めの意味とは

箸休めとは、おせちに限らず献立の間に出すちょっとした料理のことを指します。

和食のお店に行くと、料理の合間にちょっとした和物やおひたし、漬物とかが出てきたりしますよね。それが箸休めです。和食の懐石料理などは順番にいろいろな料理が出てきますが、料理の間に箸休めとして小品料理である箸休めが出されます。

箸休めは料理の主役というよりも、メインの料理を引き立たせてくれる、なくてはならない大切な脇役の存在です。

箸休めの意味・由来

箸休めという字だけを見ると箸を置いて休む?と思ってしまいますよね。けれど箸休めは別に箸を置いて休むことを意味しているわけではありません。では、どうして箸休めという名前がついたのでしょうか。

箸休めの「休め」とは、箸を使うことを休むことではありません。日本料理のコースで、次の料理が出てくるまで、その風味を楽しむためにいったん口の中をさっぱりさせるものを箸休めと呼んでいます。家庭ではコース料理のように料理が出されるわけではありませんから、箸休めで口の中を一回さっぱりさせるという必要はありません。けれど、コース料理の場合は、口の中を一度さっぱりさせれば、次の料理をよりおいしく味わうことが出来ます。

箸休めは口の中をさっぱりさせるというほかに、料理の途中で箸先を清めるという意味があります。確かに次の料理を食べるときに、その前に食べた料理の味が箸に残っていないほうがいいですよね。昔は箸休めとして、汁物、茶わん蒸し、酢の物など汁仕立てのものが用意されていたようです。

おせちの箸休めに!おすすめレシピ

おせち料理の中にも、箸休め的なものがあります。おせちに飽きたとき、食べたい箸休めとあわせてご紹介します。

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紅白なます

紅白なますは、おめでたいお正月にぴったりの華やかな色合いの紅白なます。作り置きもできて、口の中をさっぱりさせてくれるおすすめの箸休めです。

材料は大根とニンジン、味付けには酢、砂糖、塩を使います。作り方は、皮をむいて千切りにした大根とニンジンを塩とあえて水気を絞り、酢、砂糖、塩を混ぜた液に漬け込んで盛り付けます。つけおく時間は1時間から一晩の間で、お好みで調整するようにしてください。

酢れんこん

穴が開いているれんこんには先が見通せるという縁起が良い意味が込められています。酢れんこんは、そんな縁起の良いれんこんを使った、さっぱりした箸休めの料理で、こちらも作り置きができます。

材料はれんこん、味付けは米酢、砂糖、塩、赤唐辛子です。作り方は、まずれんこんを皮つきのまま茹でます。竹串がすっと通るぐらいにまでなったら取り出して、花形になるように切ります。次に1㎝幅に切り、米酢、砂糖、塩に赤唐辛子を混ぜた液の中につけて、30分ほど味をしみこませたらできあがりです。

お漬物のてまり寿司

お正月に来客が来たときにちょっとしたおしゃれなものを出したい、そんな時におすすめなのがお漬物のてまり寿司です。

材料はご飯に市販のすし酢、お好みの漬物です。作り方は、ご飯とすし酢で酢飯を作り、小さく切った漬物を上にのせるだけ。てまり寿司といえば豪華な具がのっているものもありますが、さっぱりしたお漬物がのっているお漬物のてまり寿司は、おせちの箸休めに最適です。

かまぼこと三つ葉のなめたけ和え

お正月の準備として買うことが多いけれど、けっこう余ってしまうものにかまぼこがあります。そんなかまぼこを使って簡単にできて、しかも箸休めに合うのがかまぼこと三つ葉のなめたけ和えです。

お正月の準備として買うことが多いかまぼこは、余ってしまうことも多いものです。そんなときは、かまぼこを使って箸休めを作りましょう。三つ葉となめたけで和えれば、目先も変わっておいしくいただけますよ。

材料はかまぼこに三つ葉、なめたけ、そして鰹節です。作り方は、まず適当に食べやすい大きさに切った三つ葉をレンジで1分ほど加熱します。そうしたら細切りしたかまぼことなめたけと一緒にして和えたらできあがりです。仕上げに鰹節を振りかけましょう。

黒豆のぱりぱり揚げ

和食ばかりに食べ飽きてしまったときにおすすめなのが、黒豆のぱりぱり揚げ。子供たちも大喜びの一品です。

材料は黒豆にプロセスチーズ、レーズン、ワンタンの皮です。作り方は1㎝角に切ったチーズ、黒豆、レーズンをそれぞれ1個ずつワンタンの皮で包んで揚げるだけ。ぱりぱりした食感にチーズという組み合わせで、箸休めというだけでなく、ちょっとしたおつまみにもなります。

おせち料理に手づくりの箸休めをプラス!

最近は、デパートやスーパー、通販などでおせちを買うご家庭も増えています。「買ったおせちを並べるだけではちょっと寂しい…」そんなとき、簡単にできる箸休めを並べれば、いつものおせちも目先が変わり、よりおいしくいただけます。もちろん、普段の食卓やおつまみとしても大活躍!ご紹介したレシピを参考に、箸休めを楽しんでくださいね。

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