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おせち料理はいつから作る?作る日と段取りを解説!

おせち料理は計画的に準備すれば安心!

現在でも、お正月のおせち料理を全部または一部、手作りしているご家庭は多いようです。買ってきたものを詰めるだけでもいいのですが、手作りの料理があればやっぱりうれしいですよね。おせち料理は材料を揃えるだけでも大変ですが、全部でなくても、できれば手作りにトライしてみましょう。

忙しい年末のおせち作りは、他の料理以上に段取りよく進めることが大切。「まだ大丈夫だから」なんて思っていると、あっと言う間にお正月が目の前に迫ってきてしまい「お正月までにおせちができあがらない!」と焦ることになってしまいます。お正月をおいしいおせち料理で迎えたいなら、計画的に準備しましょう。

「でも何から作り始めたらよいかわからない」というおせちビギナーさんのために、おせち料理を作るときに考えたいスケジュールの組み立て方をご紹介します。

博多久松のおせち

おせち作りは買い物からスタート!

おせち作りは全部を手作りしようと思うと大変で、慣れないうちはどの料理も中途半端な出来で終わってしまう、なんてことも考えられます。おせち料理を作る年末は家の片付けなどもあって、お料理だけに時間を割くことができない時です。お掃除もおせち作りもどちらも完璧に頑張ろうと思うと、疲れ果ててしまって、せっかくのお正月も楽しめなくなります。

すべてに完璧を目指すのではなく、まず最初に買ってくるものと作るものを決めましょう。買ってきたものがあっても、手作りがいくつかあれば十分です。家族の好きなものを作るようにして、手間や時間のかかるものは市販で済ませると、時間短縮になりますよ。

何を作るか、何を買ってくるかが決まったら、必要なものをリストアップして買い物に行きましょう。年末になると、おせち料理の材料は値上げされていることもよくあります。また、普段はそれほど売れないものも多いので、ギリギリになってしまうと売り切れていて手に入らないことも…

そんなことのないように、おせちの材料は買う順番をよく考えることも大切です。保存の効く乾物などは早めに買っておけば、比較的安く買うことができますよ。

板前魂

おせち作りは「日持ちするもの」から

おせち料理は三が日の間は持たせたいですよね。日持ちのしないものを早くから作ってしまうと、急いで食べなければならなくなってしまいます。おせち料理は、黒豆や栗きんとんなど日持ちのするものから作り始めるのがポイントです。

冷凍保存できる料理の場合は、食べる前になって解凍すればよいですから、直前に作る必要はありません。冷凍できるものは、時間に余裕がある早いうちに作り置きするのがおすすめです。

おせち作りをするときにおすすめのスケジュールを紹介します。

  • 29日 黒豆や数の子を戻す
  • 30日 黒豆を煮て数の子を漬ける、酢の物、栗きんとんを作る
    煮しめの下ごしらえをする
  • 31日 煮物・焼き物・生ものを作る

おせち作りをするときは、2日、または3日で全部を作り終えるようにしましょう。

「2日、または3日に分けられるなら、29日から3日間に分けて作ればいいのね。3日もあるなら余裕!」なんて思う方もいらっしゃるかも知れませんね。でも、ここで考えていただきたいのが「29」という数字です。

「29」という数字を読もうとすると「二重に苦しむ」という意味になってしまいます。お正月から「二重に苦しむ」とは非常に縁起が悪いですから29日のおせち作りは避けた方がよいとされています。

29日は黒豆や数の子を戻すなど下準備をする程度にとどめてください。下準備だけなら縁起を考えなくてもいいですよね。黒豆や数の子を作るためにはいずれにしても下準備が必要ですから、一日余裕が欲しいところです。29日は少し前倒しをして戻すなどの準備だけ始めておきましょう。

次に作り方の順番ですが、黒豆や数の子、酢の物、栗きんとんなどは日持ちもしますから30日に作り始めて問題はありません。その逆にお煮しめなどは日持ちがあまりしないために31日に作ることがおすすめです。ただし下準備だけは前日から始めるといいですよ。



おせち作りは余裕を持った計画を立てて進めていこう

タイトなスケジュールを組んだとしても、スケジュール通りにおせち作りが進んでいれば特に問題はありません。でも、「年末の疲れが出て体調を崩して思うように作れなかった…」なんてことはよくあります。

また、時間ギリギリの計画を立ててしまっていると大変過ぎて、おせち作りが嫌になってしまう人も。病気になってしまえばもちろんおせち料理を作ることなんてできませんから、おせち作りは余裕を持って計画するようにしてください。

無理なく余裕を持って自分のペースで作っていくことができればおせちは年内にできあがります。楽しくおせち料理づくりができるように、計画は無理のない形で余裕を持った状態で進めるようにしてくださいね。

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