おせち料理は海外にもあるの?世界のお正月料理をご紹介!

日本では昔からお正月におせち料理を食べて過ごします。お正月が来る前におせち料理を準備して、お正月の三が日の間は家事も休んでのんびり過ごす、というのが日本のならわしですが、海外にもおせち料理はあるのでしょうか?

日本と同じおせち料理ではありませんが、海外でも正月料理は存在します。海外ではお正月にどんなお料理を食べるのでしょうか。また海外ではどのようにして正月を過ごすのでしょう?海外のお正月料理とお正月の過ごし方についてまとめました。

お正月の過ごし方

お正月の過ごし方は、国や地域によって違いがあります。

欧米

欧米のキリスト教徒が多い地域では、日本のように年末年始が休暇になるというわけではありません。キリスト教徒にとってはクリスマスというとても大切な行事があり、お正月の休みではなくクリスマス休暇というものが存在します。

欧米では、クリスマスに盛大なお祝いをすることが多いです。クリスマス休暇で会社なども休みになりますし、家族みんなでごちそうを食べて過ごします。

それならば欧米ではお正月に何もしないの?というと、そういうわけではありません。欧米では大みそかに家族や友人みんなが集まってカウントダウンの時を待ちます。そして元旦になるとみんなで乾杯をして新年を祝い、その日一日は祝日のお休みとなります。しかし、新年のお祝いはそこで終わり、欧米では次の2日からは普通に会社や学校が始まります。

アジア

中国や韓国、ベトナムなどのアジアの国々では旧正月をとても大事にしています。日本と違って、アジアの国々では旧正月のほうが正月よりも重要です。アジアの国々では旧正月を春節と呼んでいます。春節の時期には各地で盛大なお祝いが催されますし、その時期は会社なども休日で休みになり、家族みんなが集まって伝統料理を食べるなどして過ごします。

アジアの年末年始は欧米と同じく日本ほどのお祝いはありません。新年を迎えるお祝いとしてカウントダウンをしてにぎやかに過ごしはしますが、年末年始のお祝いは他の祝日と同じで、旧正月ほどの特別な感じにはなりません。

海外の正月料理

世界には、年末年始に伝統料理を食べる習慣のある国が多くあります。

中国

中国にとって最も大きなイベントは1月下旬から2月中旬までの旧正月である春節ですが、大みそかに食べる正月料理と言えば餃子です。

大晦日に家族みんなで作って食べる餃子は水餃子が一般的です。水餃子は中国語の発音で「交子(子を授かる)」と同じこと、またその形が昔の貨幣の形と似ていることから縁起が良い食べ物とされています。

韓国

 

この投稿をInstagramで見る

 

E??hee ??さん(@kwoneuni97)がシェアした投稿

韓国でお正月に食べる料理と言えば「トックク」というお雑煮によく似た料理です。トッククにはうるち米で作った小判型のお餅であるトックが牛肉や鶏肉でとったおだしの中に入っているのですが、トックは日本のお雑煮のお餅のような長く伸びるものではありません。韓国では数え年で年齢を数えるので、トッククを一杯食べると一つ年を取る」と言われています。

台湾

 

この投稿をInstagramで見る

 

楊茜茹Miinaさん(@miina_931931)がシェアした投稿


台湾ではお正月より大みそかに盛大なお祝いをします。その時に食べるのが紅白湯圓(ホンパイタンユェン)です。紅白の白玉が入っている紅白湯圓は、韓国のトッククと同じく「一杯食べると一つ年を取る」と言われています。台湾では紅白湯圓(ホンパイタンユェン)のほかに、もち米のおかゆの「糯米甜粥(ヌォミィーティェンツォ)」、切らないで茹でた「長年菜(ツァンニェンツァイ)」を合わせた3種類を仏前にお供えしてから食べます。

シンガポール

 

この投稿をInstagramで見る

 

rerereleeko!さん(@coco_leeko)がシェアした投稿


シンガポールでも中国系の国民が多いことから旧正月である春節を盛大に祝います。シンガポールで食べる正月料理と言えば魚生(ユーシュン)。サーモンなどの生魚、大根、ニンジン、レタスなどにソースやオイルを混ぜた海鮮サラダです。

スポンサーリンク

ロシア

 

この投稿をInstagramで見る

 

いわいさん(@shige9009)がシェアした投稿


ロシアで食べられている正月料理はペリメニです。ペリメニは水餃子と似ていて、牛肉や羊肉のひき肉などの具がもちもちした皮の中に入っています。

ロシアではペリメニを熱湯やスープで茹でて、浮き上がってきたらバターやサワークリームをまぶして食べます。ペリメニの中にはコイン入りのものも混ざっていて、当たった人は一年幸せに過ごせる、と言われています。

アメリカ

 

この投稿をInstagramで見る

 

Your Foodie Neighborさん(@yourfoodieneighbor)がシェアした投稿


アメリカでは地域や家庭でお正月に食べるものが違うため、アメリカ全土で食べられている正月料理はありません。しかしアメリカ南部ではお正月に「ホッピン・ジョン」という炊き込みご飯のような料理を食べます。ホッピン・ジョンの中に入っている黒目豆はお金を象徴しており、食べると金運アップが望めます。

イタリア

 

この投稿をInstagramで見る

 

Toscana Jiyujizaiさん(@toscanajiyujizai)がシェアした投稿


イタリアで食べる正月料理はザンポーネです。豚肉のミンチが豚肉の前足の皮に詰めてあるザンポーネはレンズ豆と付け合わせて食べます。豚は健康や繁栄を象徴しています。レンズ豆には福を呼ぶものとされており、金運アップの意味も込められてます。

ドイツ

本格ドイツパンのプレッツェル!
詳細を楽天レシピで見る

パン好きな人が多いドイツでは、お正月もパンでお祝いをします。年明けに食べるパンと言えばノイヤールスブレーツェル 。細長く伸ばしてから両端を交差させて編み込んで焼いた塩味のパンです。

フランス

フランスの新年に食べるお正月料理はガレット・デ・ロワです。パイ生地の中にアーモンドクリームが入ったガレット・デ・ロワの中にはフェーヴという陶製やプラスチックの人形が入っていて、取り分けたときにその人形が入っていた人は、この1年、王様、女王様になって幸せに暮らせるといわれています。

オランダ

 

この投稿をInstagramで見る

 

Ayaさん(@ayafromholland)がシェアした投稿


オランダでは年末から年始にかけてオリボーレンという大きな丸いドーナツを食べます。中にはリンゴやレーズンなどのフルーツが入っています。

スペインやポルトガル

スペインでは午前0時の鐘とともに12粒のブドウを食べます。12回鐘が鳴る間に12粒食べ終われば願いがかなえられるといわれています。ポルトガルではブドウではなく干しブドウを12粒食べます。

どの国の正月料理もそれぞれ大切な意味が込められている

おせち料理を食べているのは日本だけかと思いきや、形は違ってもいろいろな国でそれぞれの正月料理があることがわかりますね。アジア圏ではお雑煮やお汁粉によく似たお正月料理が存在しますし、水餃子のような正月料理もあります。またパンやスイーツのようなお正月料理も。

年明けを迎えるときには仲間や家族でカウントダウンをする国も多いです。お正月を、海外で迎えてみるのも楽しいかも。海外で、その国ならではの正月料理を食べて過ごしてみたいですね。


コメントは受け付けていません。