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パスタを食べると眠くなる?眠くならない食べ方をご紹介!

パスタって好きな人は多いですよね。ランチにパスタはよく食べますが、そこで聞くのがパスタを食べた後は急に眠気におそわれてしまったというもの。食べた後はもう寝るだけだったらいいのですが、まだこれから仕事をしなきゃいけない、というときに眠くなってしまうのは困りますよね。

ランチにおなかいっぱい食べた後は体もリラックスして眠くなったりします。でも、その原因がランチに食べたパスタだったとしたら?でも、どうしてパスタを食べたら眠くなるの?パスタ以外のもので、食べると眠くなってしまうものってあるの?

パスタを食べるとどうして眠くなってしまうのか?眠くなる食べ物にはどんなものがあるのか?食後の眠気を防ぐ方法はないか、について考えました。

パスタを食べると眠くなるのはなぜ?

ランチを食べて、また午後の仕事を頑張ろうと思ってパスタを食べたのに眠くなってしまうのは本当に困りますよね。どうしてパスタを食べると眠くなってしまうのか、それはパスタに含まれる糖質に原因があるのです。

パスタを食べるときって単品で、おかずや付け合わせなんてあまりないですよね。そうなると、パスタを食事にするとそのほとんどが炭水化物、つまり糖質で占められていることになります。そんな糖質をたっぷりランチでしっかりとった後の体はどうなるか、糖質をたっぷりとった体は血糖値がドカンと上がって元気になります。

しかし、その後、体は血糖値を下げようと膵臓からインスリンを放出しますから、上がった血糖値は一気に下がります。この血糖値の急降下により、体は眠気に襲われて眠くなってしまうというわけです。

食後に眠くなりやすいメニュー

食後に血糖値が上がってしまうメニューはパスタだけではありません。パスタのように食後に血糖値が急上昇して、そのあと急下降して眠くなりやすいメニューが「単品」で、パスタと同じく麺類のうどんやそば、そして基本的に付け合わせがないカレーライスや握り寿司など糖質たっぷりのメニュー、または主食ではありませんが同じく糖質たっぷりのスイーツなども食後に眠くなりやすい危険なメニューですから気を付けましょう。

強い眠気は糖尿病の初期症状の可能性も

ランチをしっかり食べちゃったから体が消化吸収を促すために副交感神経を活発にしたので眠たくなってしまったのだろう、または体内時計のリズムが働いたからだろう、と考えて、食後に強い眠気がしても大丈夫、とたいして気にしない人も多いでしょう。

たしかに食後にちょっと眠くなるぐらいならば誰でも起こることですからたいして問題にはなりません。しかし食後に強い眠気に襲われてしばらくおさまらないという場合は、糖尿病の初期症状の可能性もありますから要注意です。

通常ですと食後で摂取された炭水化物は腸で分解されてブドウ糖として吸収され、それが細胞に運ばれてエネルギーなどに使われます。ブドウ糖を細胞に導き入れるのを助けているのがインスリンです。しかしインスリンの分泌量が少なくなったりインスリンが働きにくくなったりすると、体の中のブドウ糖を減らすことが出来ず、血糖値は一定の値を保つことが出来なくなって糖尿病を引き起こします。

糖尿病は進行すれば心臓病や網膜症、腎不全など怖い症状を引き起こす原因となりますから、眠気がいつまでたってもとれないという場合は糖尿病を疑う必要があります。

食後の眠気を防ぐ方法

朝ごはんを抜かない

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食後の眠気を防ぐためには血糖値の急上昇を防ぐ必要があります。そのために効果的なのが朝食を抜かないこと、朝食を抜いてしまってランチに糖質たっぷりのパスタなどをお腹いっぱい食べてしまうと、糖の分解を促すインスリンの働きが悪くなってしまいますから、それを防ぐためにも朝食は抜かないようにしましょう。

朝食で何を食べようか考えたときに知っておきたいのがセカンドミール効果です。人は食物繊維がたっぷりのものを取っておくと、セカンドミール(次の食事)のときに、朝食に食べた食物繊維の効果で、糖質をランチで食べても血糖値の急激な上昇が抑えられます。

ですから、ただ朝ごはんを抜かないというだけでなく、朝食には大麦や納豆、、全粒粉パンのサンドイッチなど、食物繊維の多いものを食べることをお勧めします。

もう一つおすすめなのが間食を上手に利用する方法です。朝ごはんからランチまでは結構時間が空いてしまうことが多いです。仕事の合間に何か食べてもよいのなら、食物繊維たっぷりのドライフルーツやナッツ類をつまんだり、食べるのが難しいなら糖質控えめの野菜ジュースなどを間食にとりましょう。そうすれば、ランチの時の血糖値急上昇をだいぶ抑えることが可能です。

セットメニューを選ぶ

単品メニューはどうしても炭水化物の分量が多くなってしまって糖質過多に。それを防ぐためには、ランチの時に単品ではなくセットメニューを選びましょう。ごはんにおかず、汁物などがセットになったセットメニューならば、炭水化物の量が抑えられますから、眠気も防げます。

食べる順番も大切!

眠気を防ぐためには食べる順番も考えることが必要です。まず最初に食べたいのが血糖値上昇を抑える働きのある食物繊維がとれるサラダ、そのあとに主菜である肉や魚、最後にブドウ糖になる炭水化物のご飯や麺類を残すぐらいにして食べるようにすれば、糖の吸収が抑えられて、血糖値の上昇も緩やかになり、眠気も防げます。

ゆっくり噛んで食べる

ランチをゆっくり食べる時間がないからさっさと早く食べている、という方もいるでしょうが、それは眠気をひきおこすもとです。

早く食べると満腹中枢が刺激されずに食べすぎにもつながってしまいますから、おしゃべりでもしながらゆっくりかんで時間をかけて食べるようにしましょう。そうすれば血糖値が急激に上がることなく、楽しい食事になります。

食後に軽く運動

食後の軽い運動も血糖値の上昇を抑えてくれます。運動といってもそんなにハードなものである必要はありません。食後、20分ぐらい速足でウォーキングするなど、軽い運動をするようにすると効果的です。

眠気を防いで効率をUP!

ランチの後は眠くなっちゃう、でもやらなければならない仕事はいっぱいある。そうなると、イライラしてしまって仕事が進まなくなるばかりです。

そんなことにならないために、体が眠くならないような食生活を送りましょう。朝食は食物繊維が入ったものをしっかりとる、そしてランチメニューは単品よりセットメニューを。食事はゆっくり時間をかけて、そして出来れば食後は速足で歩くなどして昼休みを過ごす。

そうやって血糖値の急上昇、急降下を防いでいれば、食後の眠気もおさまります。そうすれば、ランチ後の午後の時間帯は眠くならずに仕事もどんどん片付きますから、ぜひお試しを。

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