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餃子の王将と大阪王将の違いは?2つの王将について検証!

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全国で展開している有名な餃子のチェーン店といえば餃子の王将と大阪王将ですよね。

でも、この2つのお店って名前が似ていると思いませんか?どちらも餃子のチェーン店だし、いったいこの2つのお店には何か関係があるのか気になります。

餃子の王将と大阪王将はそれぞれどんな会社なのか?2つのお店にはどんな違いがあるのか?

近所にお店があって、よく食べに行ったりテイクアウトしたりはするけれど、どんな会社かと言われるとわからないことが多い餃子の王将と大阪王将について調べました。

餃子の王将とは

項目 内容
会社名 王将フードサービス
本社所在地 京都府京都市山科区
創業年 1967年
初の店舗 京都四条大宮店
主な展開地域 京阪神地区を中心に全国展開
異名 京都王将(大阪王将と対比)
特徴 「王将用語」での注文伝達
店舗数(2023年10月) 直営店542店舗(海外店舗2店舗含む)FC店:190店舗 合計 732店舗

餃子の王将は、餃子を売りにした中華料理チェーン店です。会社名は王将フードサービス本社は京都府京都市山科区にあります。

創業は1967年、1号店は京都四条大宮店でした。その後、餃子の王将は京阪神地区を中心にして、現在は全国に店舗を広げています。

大阪王将に対して、京都王将という異名も持っており、店舗の中には看板に京都と記しているところもあります。

注文した際に、餃子の王将では「王将用語」と呼ばれる中国語を使って店員さんが厨房にメニューを伝えます。それは餃子の王将ならではの光景です。

2023年10月時点で餃子の王将の店舗数は直営店が海外店舗の2店舗を含めて542店舗、フランチャイズ店が190店舗、合わせて732店舗となっています。

店舗の中は女性が入りやすいように、と内装を考えおしゃれな雰囲気が出るように、テラス席やスタンディングテーブルなどを用意したところもあります。

大阪王将とは

 

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項目 内容
会社名 イートアンド
本社所在地 東京
設立年 1977年
主な展開地域 全国
関連ブランド よってこや、太陽のトマト緬、RBaker、厨花
冷凍食品事業開始年 1993年
量販店向け参入年 2001年
店舗数(2023年10月) 344店舗
店内の雰囲気 居酒屋のような雰囲気
幅広い事業展開 外食事業と冷凍食品販売

大阪王将は餃子を中心にした中華料理を出す中華料理チェーン店で、設立は1977年、会社名はイートアンド本社は東京にあります。

イートアンドでは、大阪王将だけでなく、「よってこや」や「太陽のトマト緬」「RBaker」「厨花」などさまざまな外食事業を展開しています。「

太陽のトマト緬」はトマトのラーメンを提供するヘルシーなラーメンのチェーン店、そして「厨花」は中華料理の惣菜を売っているお店です。

大阪王将の餃子はスーパーの冷凍食品でよく目にする人も多いのではないでしょうか。イートアンドは外食事業だけでなく冷凍食品など食料品の販売事業も幅広く展開しています。

大阪王将が冷凍食品の販売を開始したのは1993年から、2001年から量販店向けに冷凍食品事業に参入しています。

大阪王将の店舗数は2023年10月時点で344店舗です。店内は居酒屋のような雰囲気があります。

餃子の王将と大阪王将の違い

項目 餃子の王将 大阪王将
起源 京都、1967年創業 餃子の王将からのれん分け、大阪基盤
本社所在地 京都 東京
ロゴ 緑・オレンジ・黄色のライン、”餃子の” 赤字か白字、”大阪王将”
メニュー内容 餃子、ラーメン、担々麺、チャーハン 餃子、担々麺、麻婆、鍋料理など
メニューの特色 ジャストサイズメニュー、日替わりメニュー 辛いメニュー、フライドポテト、サラダ、低糖質メニュー
その他のサービス 携帯アプリ、会員制度、割引サービス 冷凍食品販売
店舗数(2019年3月時点) 516店舗 482店舗
会社名 王将フードサービス イートアンド
会社組織と名称の問題 京都側から苦情、裁判後に名前確定 裁判後、”大阪王将”として名前確定

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餃子の王将と大阪王将、この2つはもともと同じ会社でした。

京都で1967年に創業した餃子の王将ですが、店舗展開をする中で大阪を拠点として展開したいという話が出てきて、のれん分けという形で始まったのが大阪王将でした。

京都では餃子の王将、大阪では王将という呼び名で、どんどんチェーンを広げていった餃子の王将と王将ですが、王将が京都に進出したことで、

会社組織が違うのに「王将」という名前を使っているのはおかしい、と京都側から苦情が出て、最終的には裁判沙汰にまで。裁判の結果、王将は店舗名を大阪王将として営業する、となったようです。

この裁判によって、餃子の王将と大阪王将はロゴも落ち着きました。

緑・オレンジ・黄色のラインに「餃子の」という名称を使えるのは餃子の王将だけです。大阪王将は赤字か白字で大阪王将と書かれたロゴになっています。

餃子の王将も大阪王将もメインは餃子で、そのほかのメニューとしてはラーメンや担々麺、チャーハンなどがありますが、メニューの幅は大阪王将のほうが広く、担々麺以外に麻婆や鍋料理など大阪王将オリジナルの辛いメニューも充実しています。

辛いメニュー以外にも大可王将ではフライドポテトやサラダメニュー、低糖質のメニューなど、メニューはかなり豊富です。お店以外でも大阪王将は冷凍食品なども販売も積極的に行っています。

一方、餃子の王将ではジャストサイズメニューという、半分ぐらいのサイズのメニューがあり、かに玉や豚キムチなどを半分の量で食べることが出来ます。

また携帯アプリでお持ち帰りの予約をしたり、会員制度や割引サービス、店舗それぞれに日替わりメニューを用意するという、大阪王将とは違ったサービスがあります。

鹿児島王将もある!

 

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項目 鹿児島王将
経営会社 別会社(餃子の王将、大阪王将とは異なる)
店舗数(鹿児島県) 8店舗
一番人気のメニュー 天津飯(黒酢タレ)
餃子の特徴 赤身と油のバランスが良い豚ひき肉

餃子の王将と大阪王将のほかに、実は鹿児島王将も存在します。鹿児島王将は餃子の王将、大阪王将とはまた別の会社が経営しています。

餃子の王将から、鹿児島県内の出店は一任する、と認定されて作られた鹿児島王将は、鹿児島県内に8店舗あり、すべて鹿児島王将の会社が契約しています。

鹿児島王将のメニューで一番人気は天津飯です。餃子の王将では関東では塩だれ、関西では醤油タレですが、鹿児島王将の天津飯は黒酢タレとなっています。

餃子の味もちょっと違っていて、餃子の王将ではラードの多い豚肉を使っているところ、鹿児島王将は油と赤身のバランスが良い豚ひき肉が使われていて、より家庭的な味だと評判です。

王将の違いを楽しもう

かつては裁判沙汰にもなっていろいろもめたこともあった餃子の王将と大阪王将ですが、どちらもリーズナブルでおいしくて庶民の味方であることには変わりはありません。

ランチメニューや定食メニューも豊富にありますし、どんなときも安心して食べられる餃子の王将と大阪王将、これからもお友達や仲間と、または家族で食べに行きましょう。

鹿児島に行ったらまた一味違った餃子や天津飯を味わえる鹿児島王将を訪れてみてはいかがでしょうか。

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