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栗のむき方いろいろ!包丁から圧力鍋まで大公開[レシピあり]

秋の味覚の一つで好きな人が多い「栗」。秋になると、スイーツの中にも栗を使ったものが増えてきます。栗ご飯にしたり、焼き栗にしたり、ただ茹でて食べるだけでも美味しい栗ですが、ちょっと面倒なのが皮むきです。食べると美味しいけれど皮をむくのが面倒だからあまり食べないという人もいらっしゃるのでは?

実は、栗のむき方にはいろいろな方法があり、工夫次第で意外に簡単にむくことができます。面倒だから食べないなんて言わないで、皮のむき方をここで覚えてしまいましょう。

栗の皮は2種類ある!

栗の表面は硬い鬼皮で守られていますが、鬼皮をむくともう1種類薄い皮がありますよね。それが渋皮です。鬼皮をようやくむいたのにもう一つ渋皮が出てくるので、栗の皮むきを嫌がる人は少なくありません。

栗を使った料理をつくる時はたいてい、鬼皮だけでなく渋皮もむかなければいけません。ただし、渋皮煮のように鬼皮だけをむいて渋皮を残すこともあります。鬼皮だけをむくつもりがうっかり渋皮までむけてしまった、ということはよくありますので、渋皮を残す料理の場合には注意が必要です。

栗のむき方

栗のむき方には、使う道具や料理によっていくつかの方法があります。栗の簡単なむき方と人気レシピをご紹介します。

包丁を使う方法

スーパーなどで買ってきた栗をそのまますぐむこうとしても、皮が乾燥していてはうまくむくことができません。そんなときは、水や熱湯に一度つけてからむくようにしましょう。皮が柔らかくなるので、だいぶむきやすくなります。熱湯なら30分ほどつければよいですし、急ぐ場合は沸騰したお湯の中に栗を入れて再沸騰してから3分ほど茹でるのもいいでしょう。包丁を使う時は、包丁も水に濡らしてからむくと、さらにむきやすくなります

おばあちゃんの生の栗の皮のむき方*ゆで栗のむき方
おばあちゃんの生の栗の皮のむき方*ゆで栗のむき方
おばあちゃん直伝、包丁を使ってむく方法です。栗の鬼皮は水につけることで柔らかくなり、渋皮を残してきれいにむくことができます。渋皮ごとむく場合は栗をゆでるのがポイント。料理によって使い分けましょう。

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道具を使う方法:「栗くり坊主」など

栗を簡単にむくためには道具選びも大切です。栗くり坊主は使いやすく、鬼皮と渋皮を一気にむくことができるので手間も省けますね。

栗くり坊主は栗のお尻の部分からむいていきます。ギザギザの刃で抑えてギュッと握ると切り刃のほうが動いてリンゴの皮をむくように皮がむけてきますから慣れると楽しくなってきますよ。渋皮煮を作りたいから渋皮は残したいという場合も栗くり坊主は使えます。そのときは、つまんでむしり取るように鬼皮だけをとってくださいね。

圧力鍋を使う方法

圧力鍋は時短調理のお助け的存在ですが、栗の皮むきにも威力を発揮します。圧力鍋を使う時は破裂しないように、最初に栗の尖った部分に十字の切込みを入れてください。栗がかぶるぐらいの水を入れ、圧力がかかってから10分ほど加熱しましょう。お使いの機種によって加圧時間は加減してくださいね。圧力鍋から取り出した栗は、切込みの部分から簡単にむけるようになっていますよ。

簡単☆栗の皮をきれいに剥く方法
簡単☆栗の皮をきれいに剥く方法
皮に切れ目を入れた栗を圧力鍋で加圧するだけで、驚くほど簡単に皮がむけます。新鮮な栗の場合には、加圧時間は5分で十分。皮をむいた栗はそのまま食べるのはもちろん、栗ご飯に入れるのもいいですね。

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電子レンジを使う方法

電子レンジでチンするだけでも栗の皮むきはぐっと楽になります。加熱時間は600Wで1分30秒ほど。1回にたくさんの栗を入れるとムラが出てしまうので、1度にレンジに入れるのは5個から8個ほどがおすすめです。電子レンジに入れるときも、圧力鍋を使うときと同じように、十字の切込みを栗の尖った部分に入れることを忘れずに。

電子レンジで?茹で栗
電子レンジで?茹で栗
スチームケースをお持ちなら、洗った栗に切り込みを入れ、並べてチンするだけで簡単に蒸し栗ができあがります。耐熱容器に入れて水をはり、チンするのもいいですね。食べる分だけ皮をむきたい時にも便利な方法です。

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焼き栗にする

焼き栗を作ってむきながら食べるという方法もあります。魚焼きグリルは火力が強くてすぐに焼き栗ができあがります。破裂しないように大きく切込みを入れ、水を入れた後網の上に栗を並べ、上下加熱なら強火12分、上火なら途中でひっくり返して強火で15分で香ばしい焼き栗の完成です。

カンタン焼き栗
カンタン焼き栗
小粒の栗が手に入ったら、焼き栗はいかがでしょう?切り込みを入れてグリルかオーブントースターに入れるだけ。焼き立てを頬張れば、口の中に秋が広がります。季節ならではの味覚を楽しみましょう♪

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魚焼きグリルがなくてもフライパンで蒸焼きする方法もあります。栗の表と裏の両方に切れ目を横に入れて、重ならないように平たくフライパンに栗を並べていきます。そうしたら、ふたをして15分ほど弱めの中火で焼いていきましょう。ときどき、フライパンをゆするとまんべんなく焼けますよ。

鬼皮をむくのはいいのだけれど、薄くてむきにくい渋皮をむくのがいや!という方もいらっしゃるでしょう。渋皮はそのままで150度から160度程度の低めの温度で素揚げする「渋皮揚げ」という食べ方があります。揚げたことで渋皮はぱりぱりになって風味が出ますよ。ほんのり塩を付けて食べるとおいしくいただけます。

渋皮は炒めてもパリパリになりますから、渋皮がうまくむけない!というときは、いっそフライパンで炒めてしまいましょう。渋皮つきで炒めた栗もなかなか美味しいですよ。

簡単!揚げ栗♪
簡単!揚げ栗♪
栗を渋皮ごと素揚げするレシピです。渋皮の状態にした栗をいったん冷凍庫で寝かすのがおいしさの秘訣!甘味がUPしておいしくいただけます。秋に1度は試したい一品です。

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秋の味覚「栗」は楽ちん皮むきで楽しく食べよう♪

栗はむけていればすぐ食べられるけれど皮つきは面倒・・・そう思ってお店で栗が売られていても買わないでいた方もいらっしゃるのでは?一見面倒で手間がかかるように見える栗の皮むきですが、一工夫すると簡単です。栗くり坊主など道具を使うのもいいですし、道具がなくても圧力鍋や電子レンジ、フライパンなどでむきやすくなりますからぜひ一度お試しくださいね。

渋皮はうまくむけなくても、炒めたり揚げたりすれば食べられちゃいます。楽ちんな栗むきで秋の味覚を満喫しましょう♪

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