ハイタッチサーフェスとは?危険性と対策について
新型コロナウイルスの感染拡大により、危険性が指摘されるようになったのがハイタッチサーフェスです。ウイルスの感染はどうやったら防げるのか、みなさん気になるところだと思いますが、ウイルスの感染はこのハイタッチサーフェスから広がる可能性が高いと言われているんです。
ハイタッチサーフェスが危険だというのがわかったけれど、そもそもハイタッチサーフェスって何なの?という方もいらっしゃるでしょう。普段、何気なく触っていてそれが危険だなんて思いもしなかった、それがハイタッチサーフェスです。
ハイタッチサーフェスって何を指す言葉なのでしょう?ハイタッチサーフェスにはどんな危険があってその対策法はあるのか?ウイルス感染を防ぐために絶対知っておきたいハイタッチサーフェスについてまとめました。
ハイタッチサーフェスとは
ハイタッチサーフェスは、英語でhigh touch surface、日本語に訳すると、高頻度接触面になります。高頻度接触面とは大勢の人が触れやすい場所、つまりドアノブや電気スイッチ、エレベーターのボタンや手すりのことを指します。
ドアノブ、電気スイッチ、エレベーターのボタンや手すりって、誰がいつ触ったかなんてわからないですよね。自分を思い返してみると、一日に何度もいろいろなところを触っています。一日が終わったときに、今日はどこをどれぐらい触ったなんて覚えていないですよね。そこが危険なんです。
ハイタッチサーフェスの危険性
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たとえばビュッフェなどでセルフで食事のとりわけをしたとしましょう。そこでは大勢の人が集まり、食事をしています。自分の皿に食べたいものを入れるときに使うトングやコーヒーなどの入ったポッド、テーブルや椅子、ドアノブやトイレなど、だれがいつどれぐらい触ったのかわからないものを自分も触っているわけです。一度使ったものを一回一回消毒しているわけではないですよね。
いつどこからウイルスが感染するかわからない、その危険のあるドアノブや電気スイッチ、エレベーターのボタンや手すりなどのハイタッチサーフェス、考えてみると本当に怖くなります。
ハイタッチサーフェスの対策
どうせ誰が触ったかどうかわからないし、ハイタッチサーフェスなんてどうしようもできないよ、と思っている人もいるかもしれません。けれど、ハイタッチサーフェスの対策はある程度取ることもできます。
例えば誰が使ったかわからないトング、これは一度使ったら交換するようにすれば感染を防ぐことが出来ます。また、これもいつだれが触ったかわからないドアノブやスイッチ、エレベーターボタン、手すりなどは持ち手や手で触りそうな場所をこまめに消毒するだけでも効果があります。
危険を知って、自分にできる対策方法を考えよう
ウイルスはどうやって感染が広がっていくのか、その原因はハイタッチサーフェスにあることが多いのは実験でも明らかになっています。
たしかにドアノブやスイッチ、エレベーターボタン、手すりなどは自分の前にだれが触ったのかなんて考えることなく、べたべた触って、その手でまた違うところを触ったりしてしまいますよね。これでは感染は広がるばかりです。でもハイタッチサーフェスの危険を知ったことで、まずはみんなが一人ひとり気を付けるようになると思います。
ウイルスの広がりを抑えることなんて自分にはできない、なんてあきらめないで。消毒は忘れずに、そしてみんなで同じものを使わないように気を付けて、ハイタッチサーフェスの危険から身を守りましょう。