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メロンパンは日本だけ?海外でも人気の日本のパンをご紹介!

甘いパンが好き!という菓子パン好きに人気のあるパンといえばメロンパンです。

クッキー生地に包まれたメロンパンは外はサクサク、中はふわふわで子供からおじいちゃん、おばあちゃんにも人気のパンです。

メロンパンはどのようにして生まれたのでしょうか?海外ではメロンパンは売られていないの?気になるメロンパンについてまとめました。

日本生まれのパンはメロンパンのほかにもいくつかあります。海外で人気の菓子パンに、海外では評価が分かれる菓子パンについてもあわせてお話しします。

メロンパンとは

分類 詳細 備考
形状と模様 格子状の模様があり、メロンに似ている わざと作った模様か、ひび割れによるものか不明
名前の由来 1) メロンに似ている 2) メレンゲパン 3) メロン型 メレンゲを使用したビスケット生地がある
地域差 神戸では白あん入りをメロンパンと呼ぶ 一般的なメロンパンは「サンライズ」と呼ばれる
初期の形 マクワウリのような紡錘形 現在は主に円形が主流
サンライズ 西日本(特に神戸)での呼び名 表面の模様が朝日の光をイメージしている

ふわふわした菓子パンの生地の上に、ビスケット生地を薄く伸ばしたパンがメロンパンです。

どうしてメロンパンが生まれたのか、由来には3つの説があります。その一つが形がメロンに似ているから、というものです。

たしかに、メロンパンには格子状に模様が入っていて、ちょっとマスクメロンに似ていますよね。

この格子模様はわざとメロンに似せたという説とたまたま表面がひび割れてメロンのような模様になった、という説があります。

2つ目の説がメレンゲパンがなまったというもの、メロンパンの上に伸ばすビスケット生地を作るときには卵白を泡立てて作ったメレンゲを入れます。

そのため、このパンはメレンゲパンと呼ばれるようになり、のちにメロンパンと呼ばれるようになったと言います。

3つ目の説がメロン型を使用していたから、というものです。当初のメロンパンは形がメロンと呼ばれていたマクワウリの形に似ていたことから、その名がつけられたのだそうです。

メロンパンの形は、作られた当初はマクワウリのような紡錘形をしていました。しかし近年になって主流となったのが円形のメロンパンです。

これは神戸など西日本の一部の地域ではサンライズと呼ばれています。

サンライズとは、その名前の通り朝日のこと、確かに表面の模様を見ると朝日の光が放射線状に伸びるような感じですよね。

神戸では昔ながらの傍証型で白あんの入ったパンをメロンパン、現在一般的にメロンパンと言われているパンはサンライズと呼んで区別しています。

メロンパンは日本だけ?

分類 詳細 備考
発祥地 日本 日本独自のパン
類似品 香港・台湾のボーローパウ、メキシコのコンチャ 材料や特性が若干異なる
人気 海外でも人気 外国人にはお菓子としてのイメージが強い
外観・味覚 かわいい見た目、甘くておいしい

メロンパンは日本発祥のパンで、日本だけのものです。

香港や台湾にはメロンパンによく似たボーローパウ(パイナップルパン)がありますがメロンパンとはちょっと違いますし、メキシコ系のパン屋さんに売られているコンチャも、見た目は似ていますが多少材料が違います。

メロンパンは海外にはなくても外国の方に非常に人気があります。

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見た目がかわいいし、しかも甘くておいしいと外国の方にも人気のメロンパン、けれど外国の方にとってはメロンパンはパンとしてというよりはお菓子のイメージが強いようです。

メロンパンだけじゃない!海外で人気のパン

日本のパンは、外国の方にも人気の高いものがいくつもあります。

パンの種類 主な成分や特徴 海外での人気と理由
あんぱん あんこが中に入っている 日本独自の発想、外国人支持率No.1
クリームパン カスタードクリームが中に入っている クリームが入っていることが外国人にとって新鮮
カレーパン カレーが中に入っていて、揚げてある 惣菜パンの中でも特に人気、カレーと揚げ物の組み合わせが魅力

あんぱん

和菓子に使われるあんこをパンの中に入れて和と洋をコラボレーションさせたアンパンは、外国でもはまる人が多いと言います。

パンの中にあんこを入れるなんて日本人ならではの発想だと、あんぱんは外国人の支持率No.1のパンです。

クリームパン

カスタードクリームという世界共通して人気のあるクリームをパンの中に入れて作ったクリームパンは、パンの中にクリームが入っているなんてびっくり、と外国人に人気です。

カレーパン

惣菜パンの中でも外国人に人気なのがカレーパンです。カレーがパンの中に挟まれていて、しかも揚げてあるなんて、とカレーパンにはまる外国人は多いようです。

これはナシ?評価がわかれる日本のパン

パンの種類 日本での評判や特徴 海外での評価と理由
焼きそばパン 給食の定番、炭水化物に炭水化物 疑問や違和感を感じる、ダイエットの敵とも
サンドイッチ 豪華な具材が多く、多種多様 パンとは別物と考えられる、イメージが違う
食パン やわらかく、ふんわりとした風味、甘みがある ヨーロッパの硬い、シンプルなパンとは異なる

日本のパンの中には、外国の方の評価がわかれるものもあるようです。

焼きそばパン

給食の定番メニューだった焼きそばパンは日本では人気があるのですが、外国の人から見ると不評のようです。

日本の焼きそばもパンも、どちらもおいしくて好きなのだけれどパンにはさむことについては違和感があるし、炭水化物に炭水化物を挟むなんて、とダイエットの敵だと思われてもいるのかもしれません。

サンドイッチ

日本のサンドイッチも外国の人にはちょっとイメージが違うようです。ただし、これは食べられないというのではなく、普通に食べられるけれどパンとは別物だと考えられています。

日本のサンドイッチは色々なものが入っていますよね。揚げ物にツナ、ポテトサラダ、フルーツが入ったものまで・・・

外国ではサンドイッチといえば手軽な食事というイメージですから、豪華な具材が入ったサンドイッチはおいしいという人がいる一方で、パンのイメージではないのかも。

食パン

外国の人にとって、日本の食パンはやわらかいと感じてしまうようです。

ヨーロッパでは食べ応えのある肉類が中心に食べられてきましたから、パンも歯ごたえがあるものが好まれていましたし、パンは主食として食べられてきたため、味も甘みを抑えたシンプルなものが多くなっています。

しかし日本の食パンはやわらかくてふんわりしていますし、風味がついていて甘みもありますよね。そういうところが外国の人にとってはイメージが違うのでしょう。

外国でも人気のメロンパン、これからの進化も待ち遠しい

食感が楽しく、甘くて食べると幸せな気持ちになれるメロンパン。

メロンパンはパン屋さんだけでなくコンビニなどいろいろなところで売られて、いろいろアレンジを加えたり、味の種類も増えました。

今後、さらに進化したメロンパンが生まれるのでしょうか。これからどんなメロンパンが登場してくるのか、その進化が待ち遠しいですね。

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