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賞味期限切れのレトルト食品は食べられる?見極めの基準を解説!

レトルト食品って賞味期限が長いですし、いろいろな種類があってあれも、これもとつい買いすぎてしまうものです。

でもたくさん買って食べなかった分を今度食べようとしまっておいたら、いつの間にか賞味期限が切れていた、ということもよくあるのではないでしょうか?

賞味期限が切れてしまったレトルト食品、これって食べてもいいものなのか、やめたほうがいいのか、悩みますよね。

レトルト食品は賞味期限が切れても食べられるのか、判断の基準についてまとめました。

賞味期限切れでも食べられる?

レトルト食品には賞味期限を示す日付が表示されています。食品によって違いがありますが、だいたいそれぞれ半年から1年、1年から3年程度の賞味期限となっています。

レトルト食品の賞味期限が切れてしまった場合、すぐに食べられなくなるというわけではありません。

レトルト食品は密閉してから加熱殺菌で食品が腐敗する原因の微生物を殺菌していますから、開封しなければ中身は腐らず、長期間の保存が可能です。

しかし、時間がたてばたつほどおいしさの点については期待が薄くなるので、味が変わってしまう可能性はあります。

項目 内容
賞味期限 半年から1年、1年から3年程度(食品による)
賞味期限後の安全性 開封しない限り、中身は腐らず長期間の保存が可能
味の変化 賞味期限が過ぎると、味が変わる可能性がある

注意: この表は一般的なガイドラインであり、特定の食品やブランドに必ず当てはまるわけではありません。賞味期限が切れた食品を食べる前には、必ず状態を確認してください。

賞味期限と消費期限の違い

項目 説明 期限切れ後の対応
賞味期限 おいしく食べられるまでの期限 味が変わる可能性があるが、食べられる
消費期限 安全に食べることができる期限 食べないほうが安心

食品には賞味期限と消費期限の2つがあります。

レトルト食品などに漬けられている賞味期限とは、おいしく食べられるまでの期間ですから、期限切れになったら味が変わったとしてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

しかし、消費期限の場合は、安全に食べることが出来る期限となりますので、期限切れの場合は食べないほうが安心です。

判断するときの基準

項目 基準と対応
保存状態 保存状態が悪いと、賞味期限内でも食べられなくなる可能性がある
容器のふくらみ ふくらんでいる場合は微生物が侵入している可能性が高く、食べない
変なにおい 開封時に変なにおいがする場合は食べずに廃棄
賞味期限の1.25倍の法則 賞味期限の1.25倍が基本とされており、その期間内に使い切るのが良い

賞味期限切れはしていても、消費期限ではないですから基本的には食べることはできます。

けれど、いくら長期間の保存が可能だと言っても保存状態によっては、たとえ賞味期限内であっても食べられなくなってしまうことがあります。

もし容器がふくらんでいたりしたら、空気や水分と一緒に微生物が侵入してしまっているかもしれません。

その場合は、食べると危険ですので廃棄するようにしてください。また、開けたときに変なにおいがしたときも、危険ですから、食べずに廃棄するようにしてください。

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レトルトの賞味期限の考え方は1.25倍が基本と言われています。

非常用の食品として、おかゆやレトルトカレーなどを保存している人も多いと思いますが、賞味期限をチェックしておいて、だいたい賞味期限の1.25倍を基本に、うまく献立に利用するなどして使い切りましょう。

レトルト食品とは

レトルト食品の「レトルト」とは蒸留窯という化学用語です。

ですからレトルト商品とは、レトルト(高圧窯)で120℃で4分以上、高温、高圧で殺菌された袋状(パウチ)のもの、またはトレー状の成形容器などに詰められた食品のこととなります。

現在、レトルト食品は大きく次の3つのグループに分かれます。

グループ 説明 内容例 メリット
アルミ箔入り 120℃で20分間の高温殺菌 カレー、総菜、スープ 低コスト、品質の変化少ない
透明タイプ 高密閉性、高殺菌効果 野菜、総菜、煮豆 アピール性が高い
トレー状の容器入り トレーまたはカップに詰めて殺菌 シチュー、ハンバーグ、おかゆ等 多様な種類

アルミ箔入り

フィルムとアルミ箔を張り合わせた包装材料の中に食材とたれを入れて密閉放送した後に120℃で20分間レトルト殺菌を行って微生物を死滅させたものがアルミ箔入りのレトルト食品です。

アルミ箔入りのレトルト食品にはカレーや総菜、スープなど様々な種類があります。品質の変化が少なく、購入した人が開封するまで水分を保ってにおいを出さない、低コストというメリットがあります。

透明タイプ

アルミ箔入りと同じく、殺菌効果が高く密閉性も高いレトルト食品が透明タイプのレトルト食品です。透明タイプのレトルト食品には野菜類や総菜などの煮豆などが入っていることが多いです。

アルミ箔入りのレトルト商品は中身が見えないというデメリットがありますが、透明タイプは中が見えるので、アピール性が高いというメリットがあります。

トレー状の容器入り

食品をトレーやカップ状になった成形容器に詰めて、蓋をシールしてレトルト殺菌したものがトレー状の容器入りのレトルト食品です。

シチューやカレーなどの調味済み食品のほか、ハンバーグやハム、イワシなどの水産加工品、おかゆやチャーハンなどの米飯類、ベビーフードなどがあります。

保存方法に気を付けて、上手に使って食べきろう

キーポイント 詳細 おすすめ
賞味期限のチェック 賞味期限内に食べきることが望ましい 賞味期限を確認して購入
賞味期限切れの対処 少し賞味期限が切れても、良好な保存状態なら食べられる 適切な保存状態を保つ
味のアレンジ 味が変わったと感じたら、スパイスで風味を足す スパイスで新たな味に生まれ変わらせる

レトルト食品は賞味期限が長くて保存食としても使えるし、非常に便利な食品です。

けれど便利なゆえに、うっかり買いすぎてしまったり、保存食として取っておいたら、いつの間にか賞味期限切れになりやすいものでもあります。

レトルト食品はできるだけ賞味期限をチェックして、その期限内に食べきりましょう。賞味期限は切れても、少しぐらいならばきちんと保存していれば食べることはできます。

味が少し変わってしまったときは、スパイスを加えて風味に変化を加えるのがおすすめです。

スパイスによってレトルト食品がまた新たな味においしく生まれ変わりますから、ぜひお試しください。そうやって上手にレトルト食品を使い切りましょう。

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