【小満とは】2018年はいつ?読み方から食べ物まで解説!

カレンダーの日付のところを見ると、「大安」など吉凶を表す文字のほかに、季節を表す文字が書かれていることがあります。「小満」もそのうちのひとつですが、いったいどんな日なのでしょうか?

小満とはいつ・どんな日なのか、過ごし方や食べ物についてまとめました。

小満(しょうまん)とは

小満は一年を24等分した二十四節気のひとつで「すべてのものが次第に成長し、天地に満ち始める頃」です。

江戸時代に出された暦の解説書「暦便覧」によれば、小満は「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されています。「盈満」とは、物事が満ちあふれることで、「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」とは「すべてのものが満ちあふれると、草木に枝葉が茂る」と言う意味です。ちょうど麦が穂をつける時期にあたり、順調に育っている麦を見てほっとするというところから、小満と呼ばれるようになったと言われています。

小満芒種とは?

小満芒種(すーまんぼうすー)とは、小満と芒種(ぼうしゅ)を合わせた言葉です。二十四節気では、小満の次は芒種で、立夏と夏至の間の時期を指します。

立夏→小満→芒種→夏至

この時期は沖縄の梅雨にあたるため、沖縄では梅雨のことを小満芒種(すーまんぼうすー)と呼ぶそうです。

走り梅雨

小満の時期は走り梅雨という言い方もされます。走りとは「さきがけ」という意味です。まだ梅雨入りはしていないけれど、梅雨の前に天気がぐずついて、雨が降る時期がありますよね。それが走り梅雨です。走り梅雨の時期が終わると、いよいよ梅雨の本番です。

 

二十四節気をさらに3つに分けたものを七十二候といいます。それぞれの節気が3つに分かれますから、小満も七十二候でいいますと、次の3つに分かれます。

初候 蚕起食桑(かいこ おこって くわを くらう)

これは、蚕が盛んに桑の葉を食べる時期という意味があります。蚕は桑の葉を食べ、脱皮を繰り返して大きくなっていきます。小満の最初であるこの時期は、蚕が元気にもりもり桑の葉を食べて、大きく育ちます。

次候 紅花栄(こうか さかう)

紅花栄の紅花とは、その文字通り紅花のことを指します。紅花はこの時期、美しい花を咲かせます。咲き始めは鮮やかな黄色ですが、徐々に赤みを増し、紅花の咲き誇る姿は初夏の風物詩のひとつです。

末候 麦秋至(ばくしゅう いたる)

小満を3つに分けた最後は麦秋至です。麦秋至の秋は、実際の季節の秋を指す言葉ではなく、秋=収穫という意味で使われています。ですから、麦秋至とは、麦が実って収穫の時期を迎えているという意味です。

小満はいつ?2018年は?

二十四節気は日にちで決まっているのではなく、太陽の動きが基準となっています。ですから、小満の時期は毎年同じだとは限りません。暦を見てみますと、小満の時期は1日か2日のずれがあり、5月20日か21日です。

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2018年の小満は5月21日です。20日か21日のどちらになるかは、簡単な計算式でわかります。小満の日がいつか知りたかったら、次の計算式で計算してください。

 西暦÷4

このときに余りが0だった場合の小満は5月20日、余りが1,2,3のどれかだった場合は5月21日です。

小満の食べ物

小満には特にこれを食べなければならない、と決められた食べ物はありませんが、この時期に旬を迎えるものはいくつかあります。

「麦秋至」との言葉があるように、小満の時期に麦は収穫の時を迎えます。小麦粉や味噌、麦茶などさまざまな用途に使われる麦ですが、ご飯を炊くときに少量入れて麦ご飯でいただくのもおすすめです。

アスパラガス

小満の時期、露地もののアスパラガスは旬を迎えます。年間を通して店頭に並ぶアスパラガスですが、旬のものはやはり格別。さっと茹でて食べるのはもちろん、グリルで焼いたり、炒めたり、好みの調理法でいただきましょう。

びわ

春ぐらいから出回り始めるびわは、ちょうど小満の頃がもっともおいしい時期にあたります。この季節ならではの味覚を満喫しましょう。

5月になると鮎が解禁され、多くの人が鮎釣りのために渓流を訪れます。渓流で鮎を釣る風景は、初夏の風物詩です。

小満の行事

小満の時期は何をしなければいけない、という決まった行事があるわけではありませんが、ちょうど衣替えの時期にあたります。

だんだんと気温が上がって暑くなってくると、人々も薄着になり、学校では6月1日になると衣替えが行われます。中国から伝えられて平安時代の昔から宮中行事の一つだった衣替え。最初は貴族たちだけの行事でしたが、だんだん武家社会や庶民の間で広まるようになり、今もなお続いています。

衣替えに加え、小満の時期にやっておきたいことには、梅雨の湿気対策があります。小満は梅雨の初めで毎日雨続きと言うわけではありませんが、湿気対策は早めに始めておいたほうが安心です。押し入れにすのこを使い、すのこと壁の間に新聞紙を広げたり、除湿器を使うのもよいでしょう。小満が終われば季節は真夏に向かって一直線ですから、エアコンの掃除をするのもおすすめです。

本格的な梅雨入りの前に湿気対策を始めよう!

さまざまな野菜や果物、鮎などが旬を迎える小満は、食べ物のおいしい時期です。その一方で、これから本格的な梅雨を迎える時期でもあります。梅雨に突入してしまうと、雨続きでいろいろなことが不便になりますよね。小満の時期に、梅雨を快適に過ごすための準備をしておきましょう。衣替えや湿気対策は、梅雨が本番になるとやりにくいですから、小満のうちにすませてくださいね。


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