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2019年の吉日はいつ?吉日の種類と使い方は?

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結婚式など人生の節目にあたる日は、普段あまり気にしない人も縁起を気にすることが多いものです。結婚式の招待状には「●月吉日」と書いてありますよね。なんとなく縁起がよさそうですが、吉日とはどんな日なのでしょうか。吉日とはどんな日か、正しい使い方についてまとめました。

吉日とは

吉日は「きちじつ」「きつにち」または「きつじつ」と読みます。

吉日には、縁起がよいとされる日、そして物事を始める日に良い日という意味があります。科学的な根拠は特にないようですが、以前から「吉日」になると縁起がよいと言われてきました。これから新しい人生を歩む大切なイベントであることを考えると、結婚式に吉日を選ぶ人が多いのもうなずけますね。

吉日の種類

吉日は大安、一粒万倍日、天赦日の3つがよく知られています。それぞれの意味を見て行きましょう。

大安(たいあん)

結婚式の日取りとして大安を選ぶ方は多いですよね。大安は暦の六曜の中の一つです。六曜とは「先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口」のことで、大安はその中で最も良い日とされています。

大安は使われている字からもわかるように「大いに安し」という意味があります。この日ならば、何をしても失敗することがないということから、起業するときや結婚式に大安の日を選ぶ方は多いです。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

一粒万倍日と聞いてもピンとこない人は多いでしょう。たしかに大安とは違ってあまり使われることがな言葉ですよね。

一粒万倍日とは、一粒のもみが稲穂のように万倍にも増えるという意味があります。一粒から万倍になることから、なにか新しいことを始めようというときに、選ばれることが多いです。吉日の中でもお金を出すのに良い日と考えられているため、お店のオープンや起業の日に選ばれることが多く、種まきの日としても良いと言われています。

天赦日(てんしゃび)

天赦日とは天も赦すという非常におめでたい日です。日本の暦ではこの天赦日を最高の日としています。天もが赦すということは誰にでも、またはどんなものにも赦されるわけですから、新しいことを始めるとき、誰かに反対される心配はありませんね。

吉日が重なると運気UP!

それぞれ吉日である大安、一粒万倍日、天赦日は、一年のうちに何度か重なることがあります。吉日が重なるとさらに運気が上がると言われているので、大きなイベントを控えている方はぜひチェックしておきましょう。2018年の吉日が重なる日をご紹介します。

一粒万倍日と天赦日

2019年の一粒万倍日と天赦日が重なる日は、1月27日(日)、9月8日(日)の2日です。

どちらも商売を始めるのに良い日だとされている一粒万倍日と天赦日が重なることで、一粒万倍日の効果は倍増すると言われています。ビジネスを始めたいと言う方は、要チェックです。

大安と天赦日

2019年の大安と天赦日が重なるのは、9月8日(日)の1日だけです。

結婚式をするのに最も良いとされている大安にさらに天赦日が重なっていますから、この日は結婚式をするには最高かも。けれど、残念ながら、どちらの日も平日ですので、結婚式は難しいかもしれません。新しい生活を始めると言う意味で、入籍をするのに最高の日です。

大安と一粒万倍日

2018年の大安と一粒万倍日が重なるのはかなり多く、3月5日(日)、5月6日(月)、5月18日(土)、5月30日(木)、7月20日(土)、9月8日(日)、9月20日(金)、12月3日(火)と8日あります。

何を始めるにも良い日である一粒万倍日と大安が重なっていますから、仕事始めや開店、種まき、なにかにお金を出す時はこの日を狙うと良いでしょう。

大安と一粒万倍日と天赦日

2019年に大安と一粒万倍日、そして天赦日のすべてが重なるのは9月8日(日)です。

すべての吉日が重なったこの日であれば、何をしてもうまくいきそうです。宝くじを買ったり入籍をしたり、引越しをしたり新しいことを始める日の第一候補にしたいですね。

2019年 吉日が重なる日 一覧

2019年 大安 一粒万倍日 天赦日
1月27日(日)
3月5日(日)
5月6日(月)
5月18日(土)
5月30日(木)
7月20日(土)
9月8日(日)
9月20日(火)
12月3日(火)

「吉日」の使い方

手紙や結婚式の招待状を書くときに「●月吉日」という使い方がよくされます。それは縁起をかついで最も良い日という意味で使われているのですが、日にちをぼやかすという理由で使われます。

結婚式の招待状には「●月吉日」と書かれていますよね。手紙などに吉日が使われるのは、縁起をかついで最も良い日と言う意味とともに、日にちをぼやかすと言う理由もあります。

案内状や手紙には最後に何月何日と書いた日付を書くことが基本ですが、結婚式の案内状などは枚数も多いことから、書いた日と届いた日にかなり日にちが空いてしまうこともあります。あまり日が空くことは相手の方に失礼に当たる、という意味から、書いた日をごまかすために「吉日」が用いられるのです。

もう一つ、何かの招待状を送る場合、開催日と招待状の日付が混同されたりすることがないよう、開催日をはっきりさせるために招待状を書いた日付を吉日とする考え方もあります。

「慶事」に使うのが基本

吉日は、縁起がよい日、何かをするのに良い日という意味ですから、慶事のお知らせに使うのが基本です。具体的には、次のようなお知らせに使われます。

  • 婚礼の招待状、及び通知
  • 披露宴の招待状、及び通知
  • 出産のお知らせ
  • 開店のお知らせ
  • 新築のお知らせ
  • お礼状、案内状、挨拶状

ビジネスで使うのはNG!

「慶事のお知らせに「●月吉日」を使うなら、ビジネスシーンの慶事とも言える契約書や納品書、請求書などにも使えるのでは?」そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ビジネスで「●月吉日」を使うことはできません。

ビジネスにおいては、日付は性格なものである必要があります。「吉日」と書いてしまうと日付がはっきりせず、印象を悪くしてしまうため注意が必要です。吉日をビジネスに使うのはNGと心得ておきましょう。

弔事には使えない!

案内状を送るのは、おめでたい場合だけでなく、お葬式や法会など弔事の場合もありますよね。この場合も枚数が多いので日にちをぼやかすために吉日を使いたくなりますが、おめでたいことではないので、縁起がよい日を意味する吉日を使うことはできません。

人生の門出には吉日を選ぼう!

結婚して二人で新生活をはじめるとき、引越しをして新しい土地で生活を始めるときなど、新しいことを始める瞬間は一生に何度か訪れます。これから運気が上がることを願う特別な日ですから、日付を選ぶ時は、できれば吉日を選びましょう。吉日の3種類である大安と一粒万倍日、天赦日の3つが重なる日を選べば、鬼に金棒ですよ。

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