「肌荒れ」の原因は内臓にあり!?症状から対策までご紹介

肌を触ったときにカサカサしているのに気づいたり、鏡で顔を映したときに肌に湿疹ができていることを発見したときは、がっかりしますよね。肌荒れがひどくなるとメイクもできなくて「どうしたらいい?」と悲しくなってしまいますよね。

肌荒れを起こしているときは「薬を塗れば大丈夫」と思っている人もいるかも知れません。でも、肌荒れは内臓に原因があることも多く、表面だけ整えても肌荒れを治すことはできないのです。肌荒れを治すためには、肌荒れの原因についても押さえておく必要があります。今回は、肌荒れの原因と症状、対策についてまとめました。

肌荒れとは?

肌がトラブルを起こしてかさついていたり湿疹ができたりしている状態が肌荒れです。肌の調子が良いときは触るとつるつるしていますし、しっとりした感じもあってさわり心地が良いです。赤ちゃんの肌を触ると、吸い付くような感じがしますよね。それが肌の調子が最高に良い状態です。

一般的に「肌」と呼ばれているのは皮膚の表面にある角質層のことで、内部のうるおいを保ち、皮膚を外部刺激から守る「バリア機能」が備わっています。しかし、年齢とともに肌のバリア機能は低下して来るため、外からの刺激を受けやすくなってしまいます

その結果、肌は潤いを保つことができなくなって乾燥が進んでかさつきが出たり、毛穴が開いて黒いポツポツができたりします。そればかりか、ニキビなどの湿疹ができて肌トラブルに悩まされる方も増えます。肌荒れは放っておくと悪化する一方なので、しっかりケアを続けて元の肌の状態を取り戻すことが必要です。

主な症状

肌荒れには主に次のような症状がみられます。

カサつき

肌荒れの中でも初期段階のものがカサつきです。触ると肌がカサついていることに気がついた時、鏡で自分の肌をよく見ると、きめ細かかったはずの肌が粗くなっていることに気がつきます。

若い頃の肌はバリア機能が強く、肌は内部の潤いを保つことができます。しかし年齢とともにバリア機能が弱くなってくると水分を保持することができないために乾燥が進んでカサつきを起こします。また肌の中には本来保湿成分であるセラミドなどが存在して肌を潤わせているのですが、年齢とともにセラミドの量は減って行くため、肌がカサつきがちになります。

毛穴の開き

若い頃は肌の肌理(キメ)が細かく毛穴の存在に気が付かなかった人も、加齢とともに毛穴の開きが目立ってきて「ファンデーションでも隠すことができなくなった!」と悩むことが増えます。

毛穴の開きの原因は、肌からハリが失われてたるみが生じたこと、または年齢とともに美肌成分として知られているコラーゲンやエラスチンが減ったこと、そして肌から水分が失われた反動で過剰に皮脂が分泌されるようになったことにあります。

大人ニキビ

思春期にできることの多いニキビですが、大人になってからできるものは「大人ニキビ」と呼ばれます。同じニキビでも、大人ニキビと思春期ニキビはニキビになる原因が異なります。

思春期ニキビは代謝が良すぎて皮脂の分泌も必要以上に多く、毛穴に皮脂がつまってしまうことが原因です。これに対し大人ニキビは、皮脂の分泌がもともと多かったのではなく肌の水分が足りなくなったことが原因です。

肌から水分が失われると肌は自分から潤うために皮脂を余分に排出させようとするため、肌は乾燥しているのにベタついて大人ニキビができてしまうのです。大人ニキビ対策は、保湿をメインに炎症を抑える成分を配合した大人ニキビ化粧品でケアするのがおすすめです。

湿疹・かゆみ

湿疹やかゆみも肌荒れの代表的な症状ですが原因はさまざまです。そのため、湿疹・かゆみ対策は原因が何かを突き止めてそれを取り除くための対策を考えることが大切です。

肌からセラミドなどの保湿成分が減少すると肌荒れが進んで湿疹ができることもありますし、体調が不安定なときはうまく代謝も進まないので老廃物がたまり、湿疹やかゆみの原因になります。それ以外に、アレルギーから湿疹やかゆみが起きる人も多いので、花粉症の時期などは特に注意が必要です。

赤み

寒い冬や夏の暑い時期は冷暖房を使うため、外と中の温度がかなり違います。急に寒いところから暖かいところに行ったり、暑い外からクーラーの効いた涼しい部屋の中に入ったりすると、その温度差で肌が赤くなることがあります。また、強い紫外線が肌に当たれば赤みが生じることもありますし、花粉症などのアレルギー症状の一つとして赤みが生じたりします。

皮膚炎

皮膚が炎症を起こしている状態が皮膚炎です。敏感肌の方などは少し紫外線を浴びただけでも皮膚炎に悩まされることがあります。または、アトピーなど細菌が原因で皮膚炎を引き起こす方もいます。

肌荒れの原因と対策

肌荒れの原因は内部要因と外部要因の2つに分けることができます。肌荒れを解消するためには原因に応じた対策をとることが大切です。

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内部要因

肌荒れは目に見えるものですが、その原因は目に見えない肌の内部によるものが大きいです。肌は内臓を映す鏡という言葉があります。特に内臓の調子が悪いときは肌荒れが起きやすいので注意が必要です。

内臓の不調

肌荒れの原因になりやすいのが肝臓の不調です。肝臓は老廃物を外に出すという大切な働きがあります。しかし、肝機能が低下すると、血液の中にたまった老廃物が外に出ていくことができずに体の内部にたまります。その結果、起こるのが肌荒れやくすみです。

肝臓を守るためにはアルコールを控えることが大切です。アルコールをまったく飲んではだめというわけではありませんが、くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。毎日飲んでいる人は特に、休肝日もうけるようにしてください。また内臓の不調を悪化させてしまいがちな添加物が入った食べ物や加工食品はなるべく避けるようにしたいですね。

偏った食生活

女性の最大の関心事にダイエットがあります。いつもきれいでいたいからと過激なダイエットをする人もいますし、好き嫌いが多くて偏食気味の方もいます。そんな栄養バランスが悪い食生活を続けていると体の中のバランスも崩れてしまうため、肌荒れを引き起こしてしまいます。

繊維質のものが不足しがちな女性は少なくありません。繊維質が少ないと便秘になる人も多く、腸の中は悪玉菌が増えてニキビが増えてしまいます。積極的にイモ類やゴボウなど繊維質の食べ物を摂るようにしましょう。

また、暴飲暴食は肌荒れだけでなく脂肪肝など健康にも悪影響を及ぼすので、食べ過ぎ飲み過ぎには要注意し、飲み会でもあまり羽目を外さないようにご注意くださいね。

ホルモンバランスの乱れ

女性の場合に注意が必要なのがホルモンバランスの乱れです。生理前などはニキビが増える方が多いですが、それはホルモンバランスが崩れることに原因があります。

睡眠不足など生活の乱れから生理周期がおかしくなってホルモンバランスも崩れることが多いですから、なるべく睡眠はしっかりとること、肌荒れで大人ニキビが増えた場合は大人ニキビ化粧品を使ってケアするようにしましょう。

ストレス

現代人は常にストレスにさらされていますが、ストレスがたまると体の免疫力が下がり肌荒れを引き起こします。ストレッチやウォーキングなど簡単にできることで良いですから、体を動かしてストレス解消をすることは大切です。

また休みの日にはゆっくり休むこと、そしてショッピングや読書など、好きなことを過ごす時間も作りましょう。

外部要因

肌荒れは紫外線の影響や間違ったスキンケアなど外部刺激が原因で起こることもあります。

紫外線の影響

紫外線を浴びるとダメージを防ぐため肌が厚くなる「角質肥厚」(かくしつひこう)が起こります。この状態になると肌が硬くなり、化粧水なども浸透しづらくなるので乾燥が進んでバリア機能が低下するとともに、ターンオーバーが乱れて肌荒れの原因となります。

紫外線の95%を占めるUVAは真皮層まで届くため、特にダメージは深刻です。お肌の老化の原因の8割は紫外線が原因だとも言われます。肌荒れを解消し美肌を目指すためには、まず最初に紫外線対策を徹底しましょう。

間違ったスキンケア

肌荒れが気になってスキンケアに力を入れるあまり皮膚を触り過ぎることも肌荒れを加速する原因です。肌の表面にある角質層は0.2ミリほどとティッシュと同じほどの厚さしかありません。洗浄力の強い洗顔料を使ってゴシゴシ洗うのもNG。クレイなど毛穴の汚れを絡めとるタイプの洗顔料を使い、やさしく洗うのがポイントです。

エイジングケア化粧品には使用ステップの多いものもありますが、そのたびに肌に触ることも負担になることもあります。肌荒れが気になる場合には、オールインワンゲルなどシンプルケアも検討してみましょう。

空気の乾燥や空気中の汚れ

花粉症の季節に肌がかゆくなると言った経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。空気に直接さらされている顔の肌は、特に空気による影響を受けやすい部分です。花粉やホコリなど空気中の汚れも肌荒れの原因です。

また、冬の乾燥や夏の冷房による乾燥はお肌の大敵。乾燥性皮膚炎の原因になります。

肌荒れ対策は毎日の努力が大切

肌荒れを治すために肌荒れに効くと言われている化粧品を使ったり、薬をつけたりして治そうとする方は多いです。もちろん、そうやって外から治す方法も必要なのですが、肌荒れを治すためには体の内部から働きかけることも大切です。

睡眠をしっかりとったり、体を動かすなどしてストレス解消をする、暴飲暴食は避ける、繊維質のものを食べるなど、毎日のちょっとした努力で肌は健やかな状態に導くことができます。美肌を守るために何ができるかを考えて、毎日の生活を見直すことから始めましょう。


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