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クレンジングの種類と特徴を解説!本当に肌にいいのはどれ?

メイク落としに使うクレンジングは、どのような基準で選んでいますか?「普段使っている化粧品のシリーズだから」「ドラッグストアでおすすめだったから」「テレビCMでやっていたから」など、特に深く考えずに選んでいると言う方も多いのではないでしょうか。

でも、毎日使うだけに、クレンジングで肌の調子が良くなったり、逆に、選び方を間違えると肌にダメージを与えてしまうこともあります。実は、基礎化粧品と同じくらい、慎重に選ぶべきアイテムなのです。

クレンジングにはどんな種類があるか、どのような点に気をつけて選べばよいか、使い方のコツなど、クレンジングの選び方・使い方についてまとめました。

クレンジングとは

クレンジングとはメイクを落とすためのもので「メイク落とし」と呼ばれることもあります。

メイクはファンデーション、口紅、アイメイクなどいろいろですが、どれも油性のものです。クレンジングは油性の汚れを落とせるよう、作られています

これに対し、洗顔料は汗やホコリ、古くなった角質など「水性の汚れ」を落とすことを目的としています。クレンジングと洗顔料が合わせて1つになったタイプのものもありますが、基本的にはクレンジングはメイクを落とすためのもので、洗顔料とは違うことを覚えておきましょう。

クレンジング選びのポイント

ドラッグストアなどに行くと、たくさんの種類のクレンジングが売られていて、選ぶのに迷ってしまいますよね。クレンジングは種類により洗浄力や使用感が違うので、目的に合ったものを選ぶことが大切です。

ベースメイクに合わせて選ぶ

あなたのメークはしっかり目ですか?それとも薄くナチュラルな感じに仕上げていますか?ベースメークの塗り方によって、クレンジングの選び方は変わって来ます。

しっかりメイクの方は、洗浄力が高いものでないとメイクが落としきれません。ですから、オイルやリキッドなどの洗浄力が高いタイプのクレンジングを選んでください。

ナチュラルメイクなら、クリームやミルクのタイプのクレンジングで十分。会社に行くときはしっかりメイクだけれど、休日はナチュラルメイクだという方もいらっしゃるでしょう。その日のメイクによって、使い分けるのもおすすめです。

肌質に合ったものを選ぶ

基礎化粧品は肌のコンディションを守るために肌質に合ったものを使いますよね。同様に、クレンジングも自分の肌質に合ったものを選ぶ必要があります。

乾燥肌の方にはクリームタイプ

常に肌がカサつきがちの乾燥肌の方は、リキッドタイプのクレンジングを使うと、さらに水分が取られてしまって肌の乾燥をひどくしてしまいます。クレンジングを選ぶときも、保湿力のあるクリームタイプを選ぶのがおすすめです。

敏感肌の方にはミルクタイプ

敏感肌の方は、クレンジングも成分にこだわって選ぶ必要があります。洗浄力の強い成分は肌への刺激が強すぎる可能性があるので、肌に負担の少ないミルクタイプを選ぶようにしましょう。添加物にも注意が必要です。

脂性肌にはオイルやジェルタイプ

普段から肌がベタつきがちだと言う方は、メイクはもちろん、皮脂をしっかり落とせるオイル・ジェルタイプがおすすめです。ただし、オイルやジェルタイプのクレンジングは非常に強力ですから、肌に大事な水分まで奪ってしまうかもしれません。クレンジングの後は、化粧水などで保湿を必ず加えてあげてくださいね。

混合肌はミルク・クリームタイプ

乾燥肌と脂性肌両方の性質を併せ持つ混合肌にはミルク・クリームタイプがおすすめです。他の部分は乾燥しがちなのにTゾーンだけがベタベタしているという場合は、ベタベタの度合いにもよりますが、必要に応じてTゾーンのみオイルタイプを使うなど工夫しましょう。

ポイントメイクは別に考える

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クレンジングを選ぶとき、リップやアイメイクなどのポイントメイクを基準にしてしまうと、洗浄力が強すぎて肌に負担になる可能性があります。ポイントメイクには専用のリムーバーを使い、クレンジングはベースメイク・肌質を基準に選ぶのがポイントです。

クレンジングの種類と特徴

クレンジングには、次のような種類があります。それぞれの特徴を理解して、メイクの濃さや肌質に合わせて選びましょう。

オイル

オイルの力で化粧や汚れなどを浮かして取るタイプのクレンジングです。メイクと馴染みやすく、しっかりと落とすことができることがメリットですが、その反面、洗浄力が強すぎるために肌に負担が出たり、必要な皮脂や水分まで落ちてしまって肌荒れを起こす可能性があります。普段からしっかり目のメイクをしている方におすすめです。

リキッド

水分がベースになっていて水にも油にも馴染むように作られたタイプです。オイル同様しっかりメイクを落とせて、使いやすいのがメリットですが、やはり洗浄力が強いので肌の負担が大きく肌荒れを起こす可能性もあります。しっかりメイクの方、普段からリキッドファンデーションを使っている方におすすめです。

ジェル

ジェルの力でファンデーションなどのメイクや汚れを落とすタイプのクレンジングです。浸透性が高く吸水性も高いので肌への摩擦が少なく洗うことができることがメリットですが、リキッドファンデーションなどは落としにくいというデメリットもあります。パウダータイプのファンデーションを使っている方、肌があまり強くない方におすすめのクレンジングです。

クリーム

水とオイルをバランス良く配合し、やさしいクリームタイプにしたクレンジングです。やわらかいクリーム状になっているため肌への摩擦が少なく肌が弱い方でも使いやすいというメリットがある反面、メイクの落ちはそれほどよくなく、べたつきやすいのはデメリットです。肌が弱く乾燥しがちな方におすすめです。

ミルク

クリームよりさらに肌の負担が少なく、敏感肌でも使えるのがクレンジングミルクです。洗浄力はそれほど強くないため、バッチリメイクには向いていませんが、肌が弱い方やナチュラルメイクの方におすすめです。

ローション

クレンジングローションは、水で洗い流す必要がなく、メイク落としと化粧水の役目があるタイプのクレンジングです。コットンに含ませて拭き取るだけで簡単にメイク落としができるので手間が省けるメリットがありますが、界面活性剤が使われていることが多く、肌荒れを起こしやすいのはデメリットです。いつも忙しくてメイク落としにあまり時間をかけたくない方に便利なアイテムだと言えるでしょう。

シート

クレンジングローションをしみ込ませた、シートタイプのクレンジングです。シートで拭き取るだけで、簡単にメイクを落とせます。携帯しやすく、いつでもどこでも使える便利なアイテムですが、摩擦による肌ダメージが強いのがデメリットです。出先で化粧直しをしたいときや、ポイントメイクを落とすときなどに使うと便利です。

使うときの注意点

メイクの濃さや肌質に合ったクレンジングを選んだら、使い方にも気をつけたいものです。次のような点に注意して、メイクを落としましょう。

ゴシゴシ洗わない

クレンジングをするときはメイクが残ってはいけないからと強い力を入れてゴシゴシ洗ってしまう方もいます。けれど、クレンジングはもちろん、そのあとの洗顔もゴシゴシ洗いはNG。摩擦により肌に負担をかけてしまわないように、ふんわりやさしく洗うよう心がけてくださいね。

ぬるま湯で洗う

「毛穴を引き締めるためには冷水で洗ったほうがよいのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。でも、冷水で洗っても開いた毛穴が引き締まるわけではありません。むしろ、冷たい水で顔を洗うと、ファンデーションの油分などが固まって落ちにくくなるだけでなく、血流が悪くなる可能性もあります。顔を洗うときは、冷水でなく、ぬるま湯を使うようにしましょう。

その日のうちに必ず落とす

メイクが残った状態では肌にかなりの負担がかかります。疲れて帰ってきた日はメイクを落とすことが面倒でついそのまま寝たくなってしまいますが、翌日の美肌のために、メイクは必ずその日のうちに落とすよう、心がけてくださいね。

まつエクにはオイルを使わない

まつエクをしている場合、オイルクレンジングを使うと、クレンジングの油分によってせっかくのまつエクが取れる危険があります。化粧をスッキリ落とすにはオイルクレンジングがよいですが、まつエクをしている方は、油分が含まれていないクレンジングを使いましょう。まつエクOKとなっているクレンジングなら安心です。

毎日のクレンジングで美肌を維持!

「毎日しっかりクレンジングしているのに、肌の調子がよくない…」もしかしたら、それは毎日のクレンジングに原因があるのかも知れません。

美肌を維持するためには、基礎化粧品など「与えるケア」だけでなく、クレンジングや洗顔など「落とすケア」も大切。自分の肌質や用途にあったクレンジングを使って、毎日しっかりお手入れを続けましょう。毎日の積み重ねで肌の調子はよくも悪くもなりますよ。

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