この記事はPRを含みます

フライパンの種類と選び方!おすすめの素材をタイプ別にご紹介

キッチンにはたくさんの調理器具が並んでいますが、どのご家庭にもあって毎日のように使うものといえばフライパンですよね。お店に行けば、大きさはもちろん素材もさまざまなフライパンが並んでいます。その中からぴったりのものを選ぶためには、普段よくする料理やご家庭の人数も考えることも必要です。フライパンを選ぶとき、知っておきたい種類や素材ごとの特徴、使い方のコツなどについてまとめました。

フライパン選びのポイント

フライパンは「調理しやすい」ものを選ぶことがもっとも重要なポイントになります。

焦げ付きにくさ

フライパンで食材を炒めているとき、食材がくっついて焦げ付いてしまった経験をお持ちの方は多いでしょう。頑張って作った料理も焦げた味がしてしまったら台無し。フライパンを洗うのも大変な上に、寿命も気になるところです。フライパン選びでは、焦げ付きにくさは非常に重要なポイントになります。

手入れのしやすさ

すぐに焦げ付いてしまうものはもちろん、錆びつきやすいプライパンも、使った後のお手入れが大変です。手入れに手間がかかってしまうと、使うこと自体が面倒になってしまうこともあるでしょう。楽しくお料理するためには、手入れのしやすいフライパンを選ぶことが大切です。

重さ

「中華鍋と違って鍋振りしないから大丈夫!」フライパンは少しくらい重くても大丈夫だと思っていませんか?確かに調理中持ち上げることは少ないかもしれませんが、料理ができあがった後お皿に移すときには重いフライパンを持ち上げるのは意外に大変です。

フライパンは片手で持って動かすことも多いもの。重いフライパンだと腕に負担がかかって、料理が楽しくなくなってしまいます。フライパンは一度自分で持ってみて、扱える重さかどうか確かめることが大切です。ネットで購入するときは、必ず重さを確認しましょう。

取っ手

フライパンの取っ手は、触っても熱くないように熱が伝わらない樹脂製や木のものを選ぶことがおすすめです。最近は取っ手を取り外せるフライパンも増えてきました。フライパンは取っ手がついているとどうしても収納が不便です。重ねて片付けようと思っても、取っ手の部分が邪魔をして、どうしても場所が取られてしまいます。取っ手が取れれば簡単に重ねられて便利ですね。

サイズ

フライパンにはさまざまなサイズがありますが、どのサイズがよいかはいつも何人分の料理をするかによって決まって来ます。2人なら直径24cmまたは26cm程度、3人分作ることが多いなら28cmのものがおすすめです。朝ごはんの卵料理などを作るときなどは、もう少し小さめの20cmぐらいのものが作りやすいです。料理によって大きさを使い分けると使いやすいですから、できればフライパンは大きめのものと小さめのもの、2つあると便利です。

IH対応かどうか

最近はガスコンロではなくIHを使っている家庭も増えてきました。フライパンの中にはIH対応でないものもあります。フライパンを購入して「さあ使おう」と思ってもIH対応でないフライパンでは加熱できない、ということもあり得ます。IHを使っている家庭は、フライパンがIH対応かどうか、購入前に必ず確かめることが大切です。

万能タイプを選ぶと1つあればいろいろな料理に使える

炒める時、揚げる時、そして煮込み料理を作るとき、それぞれ別の調理器具を使うと、収納も幅をとってしまいますし特に一人暮らしの人はキッチンの収納も狭いですから、置ききれないですよね。そんなとき、深型の万能タイプのフライパンがあれば、どの料理をするときもそれ1つですみますから、料理も楽しめて便利です。

スポンサーリンク

フライパンの種類と特徴

フライパンは素材によって特徴が違います。ご家庭に合ったものを選ぶことが大切です。

フッ素(テフロン)加工

フッ素(テフロン)加工は、フライパンの中でも価格も安く、ご家庭で一般的に使われているものです。表面にフッ素樹脂が使われているので焦げ付きにくく、汚れも落としやすいため、非常に使いやすいのが特徴です。油をそれほどひかなくてもこびりつかないので、ヘルシーな料理にすることもできます。

フッ素加工のフライパンで、ひとつ気をつけなければならないことは高温に弱いということです。フッ素は耐熱温度が低いため、あまり温度が高いとフライパンは長持ちしませんし、一定の温度を超えると有毒ガスを発生する危険があります。基本的な料理をする分には特に問題はありませんが、空焚きをすると有毒ガスを発生する危険がありますから、お気を付けくださいね。

セラミック

金属にセラミックコーティングが施されたフライパンです。セラミックフライパンは硬さと耐熱性が特徴で、耐熱性においては400度まで対応しています。400度とはどれくらいの温度かと言えば、ピザを焼くときの石窯の温度が400度です。普段の料理の中で、400度を超えるものはまずないので安心して使えます。また、セラミックはフッ素のように有毒ガスを発生する心配もありませんから、安全性も高いです。

鉄フライパンは高温に強く丈夫で、「炒める、焼く、揚げる」どの調理法にも適しています。使い込めば使い込むほど油が馴染んできて使いやすくなるという息の長いフライパンです。プロの愛用者も多い本格派のフライパンですが、鉄であるゆえに重たいので、女性にとっては使いづらいという欠点もあります。最近はお手入れ不要の鉄フライパンも出ていますが、基本的にはお手入れをサボると錆びてしまうので注意が必要です。

ステンレス

ステンレスフライパンは錆びにくくて丈夫なフライパンです。一度熱すると冷めづらいため予熱で調理をすることも可能です。汚れが落としやすいため後片付けが楽で、見た目もおしゃれなため人気があります。ただし、食材がくっつきやすい、焦げ付きやすいという欠点があるため、火加減に注意して調理中は常に調整する必要があります。

アルミ

イタリアンレストランでよく使われるフライパンです。おしゃれでリーズナブル、しかも軽い!熱伝導も良いので細かく火力調整して美味しく作ることができます。ソースや食材の色がわかりやすいので、パスタ調理にぴったり。パスタソースを調整したり、ワインを加えてアルコールを飛ばしたり、と格好良く調理することができるフライパンです。

ただし、油馴染みは良くないので、焼く・炒める料理には向きません。料理初心者や普段使いには難しいフライパンだと言えそうです。

一般家庭ではあまり使われませんが、世界中のレストランで使用されているのが銅製フライパンです。焼きムラや焦げは少なく仕上がりがとてもきれいなので中火や弱火の料理に適しています。ただし、重くて変形しやすいという欠点があります。

料理に合わせて使い分けよう!

フライパンは家族の人数で大きさを決めることが多いのではないでしょうか。料理によっては大きめのフライパンが良いときもありますし、小さなフライパンが良いときもあります。大きめと小さめ、フライパンは2つぐらいは用意して使い分けるのがおすすめです。お料理好きな人はフライパンの素材も調べて、自分のお得意料理をより美味しくできるフライパンを選ぶといいかも。フライパンの使い分けでワンランク上の料理を目指しましょう!

コメントは受け付けていません。