この記事はPRを含みます

ハンバーグの玉ねぎを炒める理由は?炒めないでおいしく作るコツもご紹介

こどもにも大人にも人気があって、お店で食べるだけでなく家庭で作ることも多いハンバーグ。家族みんなハンバーグが好きだからしょっちゅう作るよ、というご家庭もあるでしょう。

ハンバーグには玉ねぎを入れますが、炒めてから入れる作り方と生のまま入れる方法があります。「玉ねぎって炒めて使うのが普通なんじゃないの?」「玉ねぎは炒めないで入れたほうがおいしいよ」と意見が分かれる玉ねぎを炒める派と炒めない派。炒める、炒めない、いつも当たり前のようにそうしているのだけれど、その理由はどこにある?ご家庭によって意見が違うハンバーグの玉ねぎの使い方について改めて考えました。

玉ねぎを炒める理由

ハンバーグに入れる玉ねぎには肉の臭みを消すという大事な役割があります。玉ねぎを生のまま入れると、玉ねぎのにおいや食感がそのまま残ってしまいますし、ハンバーグの肉汁が出てしまう心配があるので、ひと手間かけることになりますが玉ねぎは炒めて入れるという人は多いです。それ以外にも、ハンバーグの中に玉ねぎを炒めて入れる大事な理由が3つあります。

  1. 1つ目の理由が玉ねぎの甘みにあります。玉ねぎは炒めると味が変わって甘くなりますよね。玉ねぎにはもともと甘みが含まれているのですが、辛みの原因である硫化アリルが含まれているため、生の状態では辛みが強いのです。けれど、炒めて水分が飛んだ玉ねぎにはちょうどよい甘みが出ます。
  2. 2つ目の理由が玉ねぎの水分を飛ばすためです。生の玉ねぎは水分があるため、どうしてもハンバーグが水っぽく仕上がってしまいます。水分が多いハンバーグは焼いても弾力がありません。ふっくらしたハンバーグのためには、炒めた玉ねぎを入れることがおすすめです。
  3. 3つ目の理由は食感をとろっとさせるためです。玉ねぎは炒めることによってシャキシャキした食感からトロっとした食感に変わりますから、柔らかいハンバーグに合います。

炒めない方がおいしい?

玉ねぎは炒めて入れたほうがおいしいという人もいれば、炒めないで生のまま入れたほうがおいしいという人も少なくありません。

手間をかけたくないので時間を節約するために玉ねぎを生のまま入れたいという人もいれば、玉ねぎの生独特の辛みが好きだという人もいますし、トロっとした食感よりもシャキシャキした食感が好きと言う人もいます。たしかにトロっとした食感のハンバーグもおいしいですが、シャキシャキした食感のハンバーグもいいですよね。

玉ねぎを生で使うか、それとも炒めて使うかは人それぞれです。玉ねぎの甘みを求めて炒めて使うという人が多い一方、プロの料理人でも生で使ったり、生と炒めた玉ねぎを両方合わせて使う人もいるようです。

スポンサーリンク

玉ねぎを炒めないでおいしく作るコツ

味や食感の好みは人それぞれですが、玉ねぎを炒めないでそのまま入れてハンバーグをおいしく作るためには、気を付けたいポイントがあります。

みじん切りをした玉ねぎはしっかり水分を抜く

生のままの玉ねぎにはかなりの水分があります。水分をそのままにしてハンバーグを作ってしまうと、玉ねぎの水分でべたべたのハンバーグが出来上がってしまいます。水っぽいハンバーグはおいしいとは言えないですよね。美味しく作るためには、ここでひと手間、ザルにうつしてしっかり水分を抜きましょう。上から押して水分を抜けば、生のまま使ってもハンバーグが水っぽくなりません。

新玉ねぎは使わない

生の玉ねぎを入れてハンバーグを作る場合は、玉ねぎの種類も考えてみましょう。新玉ねぎは水分が大量に含まれています。新玉ねぎを生のまま入れると、ハンバーグが水っぽくなりがちなので、避けるのが無難です。

玉ねぎはあまり大きく切らない

玉ねぎはみじん切りしてハンバーグの中に入れますが、カットが大きいとハンバーグに亀裂が入ってしまいます。そうなると焼いたときに肝心の肉汁が流れ落ちてしまいますから、玉ねぎは細かく切っていれるようにしましょう。

シャキシャキした食感が欲しければ最後に少量粗く刻んだ玉ねぎを入れる

細かく刻んだ玉ねぎではシャキシャキした食感があまり出ないかもしれません。シャキシャキした食感が好き、そんな方は最後に少しだけ粗く刻んだ玉ねぎを入れましょう。少量入れる程度ならばハンバーグに亀裂が入ることはありませんし、シャキシャキした食感も味わえます。

我が家の味を楽しもう

柔らかくてトロっとして甘いハンバーグが好みだという人は、しっかり炒めてから玉ねぎを入れてハンバーグを作ったほうが良いでしょうし、甘いというよりも玉ねぎ独特の辛みが好き、またはシャキシャキした食感が好きと言う方は炒めない生の玉ねぎを入れたほうが良いでしょう。

好みのわかれるハンバーグの玉ねぎですが、どちらもちょっとした工夫でおいしく仕上げることができます。「我が家の味」を楽しみましょう。

コメントは受け付けていません。