「敬老の日」2018年はいつ?何歳から?おすすめギフトもご紹介!
日本の祝日の一つである「敬老の日」。おじいちゃん、おばあちゃんを敬う日だと言うことは知っていても、由来や何歳からお祝いすべきかなど、意外にわからないことも多いですよね。2018年の敬老の日はいつか、由来やお祝いする年齢、おすすめギフトなど、敬老の日についてまとめました。
「敬老の日」とは
敬老の日は日本の国民の祝日のうちの一つです。法律で敬老の日が定められたのは1965年のことでした。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」と法律で定められています。
敬老の日の由来
敬老の日は、1947年兵庫県多可郡野間谷村の敬老会から生まれました。当時村長だった門脇政夫氏と助役の山本明氏が、老人を大切にすること、そして年寄りの知恵を借りて村作りをすることを趣旨にして、9月15日に「としよりの日」を作ったのです。
9月15日に敬老会が開かれたのは、野間谷村ではちょうど農閑期で、しかも1年の中で気候が良いときだったからのようです。その3年後に兵庫県全体で9月15日に敬老会が行われるようになり、1951年には中央社会福祉審議会によって正式に「としよりの日」が認められ、法律で1965年に認められるようになって今に至ります。
9月15日に決まった理由については諸説あり
敬老の日のお祝いが9月15日になった理由については説がわかれており、そのひとつははるか聖徳太子の時代にさかのぼります。聖徳太子は593年、大阪に四天王寺を建立しましたが、そのとき「四箇院の制」をとられ、今で言う社会福祉施設を同時に設立しました。
四箇院とは以下の4つです。
- 敬田院(寺院)
- 施薬院(薬局)
- 療病院(病院)
- 悲田院(老人ホームまたは孤児院)
老人ホームの役割を果たす悲田院が設立された日は9月15日でした。そのため9月15日が敬老の日と決められたと言われています。
さらに、9月15日が敬老の日になった由来には「養老の滝」説もあります。717年9月中旬に、元正天皇が菊水泉という養老の滝伝説の地を訪れ「老を敬うべし」として、年号を養老元年に改めました。年号を変えるほど天皇が感銘を受けた日ということで、9月15日は敬老の日となったと伝わっています。
敬老の日はいつ?
9月15日を敬老の日と定めて以来、日本では9月15日を敬老の日として祝ってきました。しかし連休を作ろうという動きからハッピーマンデーが実施されるようになり、現在では9月の第3月曜日に変更されています。2015年には9月21日が敬老の日、23日が春分の日となったことから22日は休日となり、土日を含めると5日の大型連休が実現しました。敬老の日前後の連休はシルバーウィークと呼ばれることもあります。
9月の第3月曜日は毎年日付が異りますから固定しませんが、2018年の敬老の日は9月17日です。
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何歳からお祝いするの?
最近の高齢者は見た目にも若いですし、元気で年寄り扱いされたくない人も増えています。そのため、敬老の日を一体何歳から祝ったら良いのか迷ってしまいますね。
還暦を迎える60歳から、WHOが高齢者として定義している65歳からなど考え方はいろいろありますが、何歳から祝うべきだという基準は特にありません。でも、今の60歳や65歳と言えばまだまだお若いですから、敬老の日にお祝いをすると言っても喜ばない人も少なくないようです。
一番わかりやすいのは孫ができてからという考え方です。孫ができる年齢はそれぞれ皆さん異りますが、孫に「おじいちゃん、おばあちゃん、おめでとう」と言ってもらえたらうれしいですよね。孫がいてもまだ若い人は多いですが、それでも多くの方が孫が生まれた時を基準にしているようです。
敬老の日のおすすめギフト
敬老の日には、おじいちゃんとおばあちゃんに喜んでもらえるプレゼントをしたいですよね。敬老の日におすすめのギフトをご紹介します。
孫からの手紙や似顔絵
おじいちゃん、おばあちゃんは孫が大好きです。離れて暮らしているとなかなか会うことができない孫から、手紙をもらったら何よりの宝物になりますね。お子さんがまだ小さくて字を書くことができない場合には、似顔絵でもいいですね。孫からもらえる世界に一つしかない手紙や似顔絵を毎年贈るようにすれば、成長が感じられてきっと喜んでもらえることでしょう。
花
女性は何歳になっても花をもらうとうれしいものですよね。おばあちゃんへのプレゼントとしておすすめなのはなんといっても花です。鉢植えや生花、ブリザーブドフラワーなどいろいろな種類がありますが、ガーデニングが好きという方には鉢植えや苗などを贈ると喜ばれますし、長く置いてもらうためにはブリザーブドフラワーがよいでしょう。
みんなで食事
おじいちゃん、おばあちゃんはプレゼントをもらうことよりも、子供や孫の顔を見たいと思っています。普段は忙しくて家族みんなが集まるのは意外に難しいもの。敬老の日にみんなで集まって食事を楽しむのもいいですね。いつもよりもちょっと高級なレストランで食事をしながら、久しぶりにお喋りをするのも、おじいちゃん、おばあちゃんは大喜びしますよ。
温泉などの旅行のプレゼント
いつも頑張ってくれているおじいちゃん、おばあちゃんには二人でのんびり楽しんでもらえるよう、温泉旅行などをプレゼントしてはいかがでしょうか。みんなで行くのも良いですが、静かに二人だけで過ごす時間をプレゼントするのも良いものです。温泉旅行も何家族かで出し合えばそれほど大きな負担にはなりませんし、たまにはおじいちゃん、おばあちゃんに素敵な休日を過ごさせてあげましょう。
離れて暮らしていると、普段はご実家に顔を見せていないと言う人も多いのではないでしょうか。おじいちゃん、おばあちゃんは子供や孫が元気で頑張っているか心配していますし、会いたいと思っているはずです。敬老の日はちょうどよいチャンスです。おじいちゃん、おばあちゃん孝行をして一日を過ごしましょう。