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引越しの挨拶は必要?しない人が増えている理由と判断の基準とは

引越しの経験のある方も多いと思いますが、引越しをするとき挨拶をしたでしょうか?

引っ越しをしたときは挨拶は必要だという考え方が当たり前だった時代もありますが、最近では考え方が変わりつつあります。実際に引っ越しの挨拶をしない人も増えているのだとか。

これから引っ越しをする予定があるのだけれど挨拶はしたほうが良いのだろうか、それともやめたほうがいい?引っ越し前だと悩みますよね。挨拶はするべきなのか、しないほうがいい場合もあるのか、しない人が増えてきた理由など、引越しと挨拶について考えてみました。

引越しの挨拶をしない人が増えている

新しい土地で新しい生活を始めるとき、「これからよろしくおねがいします」という気持ちを込めて、近所の方に挨拶をするということは、昔は当然だとされていました。「向こう三軒両隣」という言葉がありますよね。つまり向かい側の三軒と両隣の家には引越しの挨拶をしましょうとされてきたのです。

しかし、最近では引越しの挨拶をしない人が増えているようです。引っ越しをしたときに挨拶をしたかどうかを調査したところ、挨拶をするかどうかは年代によって差があることがわかりました。全体で言いますと、挨拶をした人の割合は64%なのですが、30代は68.5%ですので平均以上の方が挨拶をしたことになります。その反対に、挨拶をしていない人が多い年代は10代と50代以上で、どちらも挨拶をしなかった人の割合が40%以上となっています。

引越しの挨拶をしない理由

時間やタイミングがなかったから

20代に引越しの挨拶をしない理由を聞くと、一番多いのがこの回答です。20代で引っ越した人は一人暮らしの場合が多いです。ですから平日の昼間は働いているため、挨拶に行くことができません。挨拶をするための時間が取れると言えば平日の夜か週末になってしまうため、あまり挨拶回りをする日時としてはふさわしくなく、結局挨拶できなかったという人が多いようです。

余計な人間関係を作りたくなかったから

引っ越しをして挨拶をすることで、近所の方たちと知り合いになります。30代、40代などの子育て世代の場合は子供のことなどでお世話になることもあるだろうと思いますが、10代、20代ですと特に近所の方と知り合う必要はないだろう、と考えるようです。また、50代以上になりますと、これまで近所の人間関係で疲れていて、もうあまり関わり合いを持ちたくないという考え方もあるといいます。

これまでしてこなかったし、自分もされたことがないから

何回か引っ越したけれど、これまでもしたことがないし自分もされたことがないから特に挨拶はいらないのでは、と考える人も多いです。若い人は特にこの回答が多いです。たしかに、自分もされたことがないなら、自分もする必要はないだろうと考えるのも納得ですね。

異性だったら恋をしてしまうから

20代の方からの面白い回答がこれです。たしかに、近所に素敵な人がいたら恋をしてしまう気持ちもわかります。恋をして良いこともあれば悪いこともあります。近所の方に恋をした経験がある人ならば、この気持がよく分かるかもしれません。

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挨拶をしない方がいい場合もある?

現在では、引越し挨拶は無理にしなくても良いと考えられています。近所との付き合いを良しとしている人もいれば、あまり喜ばない人もいます。ですから、挨拶に行ったとしても嫌がられることもあるのです。

また、女性が一人暮らしをする場合は挨拶を無理にしなくても良いです。引っ越しの挨拶をすることで、周りの人に「女性一人がこの部屋に暮らします」ということがわかってしまうからです。挨拶をすると周りの人に自分の顔を見られるわけですから、ここで一人暮らしをします、と宣伝していることと同じになります。

一人暮らしを始める女性は自分の身を自分で守る必要がありますよね。そういう意味では、不用意に自分が一人暮らしであることを言って回らないほうが安心でしょう。

挨拶すべきかどうか迷ったら


引越し挨拶にはメリットもあります。新しく引っ越してきた人がどんな人なのかは、近所の人も気になるところです。そこできちんと挨拶をしておけば近所の方から見た自分の印象を良くすることもできますから、近所との関係は良くなります。また、よく問題になっている隣人とのトラブルも、引越し挨拶をしておけば安心です。ペットが居る人、子供がいる人は特に、挨拶をして良い印象を持ってもらうことでトラブルを防ぐことができます。

もう一つのメリットは、災害発生時です。地震や大雨など、これから先に何が起きるかはわかりません。一人暮らしで地域のことが何もわからないと、災害時にどこに逃げたら良いかもわからず不安ですが、挨拶をしておけば情報をもらうこともできますから安全です。

挨拶すべきか迷ったときの判断基準

引越しのとき挨拶するかどうか迷ったら、次の基準で判断するのがおすすめです。

まずは大家さんや管理人さんに相談する

引っ越してきたばかりだと、周りにはどんな人がいるかわかりません。そんなときに頼りになるのが大家さんや管理人さんです。大家さんや管理人さんならば近所にどんな人が住んでいるか、他の人は引っ越しをしたときに挨拶をしていたかなど、教えてもらえます。どうしようか悩んだときはまず相談して、周りにどんな人が住んでいるのか、聞けるようであれば聞いておきましょう。

単身者向けの物件ならば挨拶はしなくても良いかも

単身者向けの物件ということは、引っ越しをしても挨拶をする必要がないと思っている人が多いでしょうし、もし挨拶に行ったとしても、それを迷惑に感じる人もいるでしょう。単身者の場合は、挨拶をする時間帯に、学校や会社に言ってるすのことも多いですし、だからといって夜に挨拶に来られても迷惑と感じることが多いようです。いずれにせよ挨拶に行っても留守だったりすれ違ったりします。単身者向けの物件の場合は、挨拶をしなくても特に問題はないでしょう。

ファミリー向けの物件ならば挨拶をしたほうが良い

ファミリー向けの物件の場合は、お互い家族で暮らしていますから家族ぐるみで付き合うこともないとは言えません。子供の学校のことや地域のことなどで教えてもらうこともあるでしょう。引っ越してきたばかりではわからないことばかりです。地域の情報交換などをしておくことで助かることが多いので、挨拶はしておきましょう。相手から見ても、近所にどんな家族が越してきたのか気になっているはずです。挨拶をしておいたほうがお互いに安心できます。

挨拶する・しないは状況に応じて判断しよう


引っ越しの挨拶は必ずしなければならないものでもありませんが、だからといってしないほうがいいというものでもありません。引っ越しの挨拶をする、しないはケースバイケースで判断するのがよさそうです。自分にとってはどちらが良いか、よく考えて決めてくださいね。

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