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「潮干狩り」を楽しもう!時期・道具から砂抜きの方法までご紹介

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新鮮な魚介類はおいしいしヘルシーでおすすめの食べ物ですが、スーパーで買ったものではなく自分たちで採ったものを食べたくありませんか?自分で採って食べる、という醍醐味を味わうことが出来るのが潮干狩りです。砂を掘ったらザクザク出てくる潮干狩りは子供も大人も楽しめますから、家族の恒例のイベントにしてはいかがでしょうか?

潮干狩りの時期や道具、砂抜きの方法や日持ちについてお話します。休みの日に潮干狩りを計画しませんか?

潮干狩りの時期と貝の種類

潮干狩りは一年中できますが、もっとも潮干狩りに適しているのは潮が遠くまで引く春や秋です。潮干狩りは潮が引いた時を狙って貝を取りますが、春や秋は潮が引いて砂浜が広くなりますから、その分だけ多くの貝をとることができます。ただし、秋の干潮の時間は夜の時間帯となるため、春のほうが潮干狩りに良い時期だと言えます。貝が卵を産もうと栄養を蓄える時期ということもあって、最もおいしい貝を食べることが出来る4月から5月が全国的に潮干狩りに最適です。

潮干狩りでとれる魚の種類はあさり、ハマグリ、ホンビノス貝、そしてマテ貝などです。潮干狩りではそれ以外にもたくさんの種類の貝が取れることがありますが、どの貝も食べられますから安心して潮干狩りをお楽しみください。

潮干狩りの道具

まず必要なのが砂浜を掘るために必要なのは熊手とバケツです。熊手は普通の熊手でもよいですが、網がついている忍者熊手を使えば掘った貝がこぼれ落ちること無くとることができるのでおすすめです。その他、貝を傷めずにとることが出来るポテトマッシャーも良いでしょう。

潮干狩りは素手でできないわけではないですが、貝を触ったときなどに手を切る危険もありますから軍手も必ず持っていきましょう。薄いゴム手袋の上に軍手をすれば一番安心です。あとは、直接潮干狩りに使うわけではありませんが、水に濡れてはいけないスマホなどをしまうための防水ケースや日焼けを防ぐための日焼け止めも持っていると便利です。

潮干狩りの服装

潮干狩りの服装の基本は長袖、長ズボン、そして日除け用の帽子です。

日差しが強いと暑いから半袖にしたい方もいらっしゃるでしょうが、日差しの強い日に長く外にいると日焼けしますし、風が吹くと寒い場合もありますから長袖のほうが良いです。また、ズボンも長いと裾がびしょ濡れになるから半ズボンにしたくなりますが、こちらも日焼け防止のために長ズボンがおすすめです。しかし裾が濡れるのも気持ち悪いですから、まくったりおろしたりできるようにジャージや柔らかい素材のズボンを履くと良いですよ。

靴はどんな靴にしたらよいか迷いますが、サンダルは脱げやすいですからおすすめできません。長靴なら濡れたところを歩くことには適していますが、ちょっと歩きづらいかも。一番良いのは靴下です。二枚重ねにすれば丈夫ですから貝で傷つく心配はありませんし、帰りは丸めて持ち帰ればよいのでたいした荷物になりません。

貝の砂抜きの方法

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持って帰った貝は食べる前に砂抜きが必要ですが、砂抜きには塩水を使う方法とお湯を使う方法があります。

塩水を使う方法は、海水と同じぐらい塩分である3%程度の塩水を用意します。水はできれば室内に数時間置いてカルキ抜きしたものを使いましょう。そうしたらバットに塩水を入れて貝が重ならないように広げて置き、塩水をさらに加えて水をひたひたにしたら、新聞紙をかぶせてラップをして、冷蔵庫や冷暗所で1時間から2時間置けば砂抜きは終わります。

すぐに食べたい時に便利なのが50度程度のお湯を使う方法です。貝を洗ったら50度程度のお湯を入れたバットに入れて貝を入れて砂抜きを開始してください。お湯が濁ってきてあさりが口を開いているようなら砂抜きがうまくいっている証拠ですが、途中でお湯が冷めてくるようならお湯を少し足して調整しましょう。10分たったらお湯を捨ててアサリをもう一度洗えば砂抜きは終わりです。

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貝の日持ちと保存方法

とった貝は砂抜きをしてすぐに食べ切れればよいのですが、たくさんとれたら一度では食べきれませんから冷蔵、または冷凍で保存することになります。

冷蔵保存の場合はだいたい3日から4日もちます。ふんわりラップをかけて冷蔵庫に入れるようにしてください。

冷凍保存の場合は6ヶ月ほど持たせることができますから、少しずつ必要な時に食べれば良いのでおすすめの保存方法です。冷凍した貝を使う時はどうしたら良いの?と思いますが、貝は凍ったまま使うことができます。水からゆでるとあさりの口が開きにくいため、沸騰したお湯の中に凍ったまま入れると、きれいに開いておいしく食べることができます。冷凍した貝は組織が壊れていてうまみが出やすくなっていますから、食べる時においしいですよ。

おすすめの食べ方

貝のうまみをもっとも感じられて、しかも簡単にできるのがお味噌汁、またはお吸い物の中に入れることです。貝の身を食べなくても汁の中に旨味がたっぷり入っていますから、栄養たっぷりの汁物となります。

ハマグリのような大きい貝ならば焼いて食べたり酒蒸しもおすすめです。それ以外にちょっと洋風になりますが、クリームシチューの中に入れるのもおすすめです。

春はみんなで「潮干狩り」を楽しもう♪

4月から5月は潮の満ち引きの関係でもっとも砂浜が広くなりますから、最高の潮干狩りのシーズンです。小さいお子さんでも楽しむことができますから、家族みんなで潮干狩りに行きましょう。熊手にバケツ、軍手を用意していっぱいとって楽しんでくださいね。そして持ち帰った貝は砂抜きをして、貝料理をお楽しみください。

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