二日酔いの原因と対策!効く食べ物・飲み物からツボまで解説

年末年始は忘年会や新年会など、飲み会に出席することが多くなり、二日酔いに苦しめられる人が増えます。お酒を飲んで楽しい気分でいられるうちはいいのですが、飲みすぎてしまうと朝起きたときに二日酔いになってしまい、飲んだことを後悔する人もいるでしょう。

飲み会があることがわかっているのならば、予防することで二日酔いにならずにやり過ごすことができますし、二日酔いになったときの対処法を知っていれば二日酔いにいつまでも苦しめられることなく直ぐに立ち直ることができます。

二日酔いはどう対処したら良いのか、予防と対処法についてお話しますので、飲み会続きの方はぜひお試し下さい。

二日酔いとは

お酒の主成分は水とアルコールです。人はアルコールを飲んでもある程度であれば代謝をすることができますから、次の朝起きたときにはスッキリしています。しかし、代謝能力を超えたアルコール飲料を摂取すれば、次の日の朝は頭痛や吐き気など二日酔い独特の不快な症状で目覚めることになります。同じ飲み過ぎでも悪酔いと二日酔いは別物です。悪酔いは飲んだその日に現れる症状ですが、二日酔いの場合は飲んですぐには症状が出ません

お酒を飲みすぎて急性アルコール中毒の症状を引き起こし病院に運ばれる人もいますが、二日酔いは急性アルコール中毒とは違い、つらい症状はあっても特に命に別状があるものではありません

二日酔いの症状

二日酔いの主な症状には次のようなものがあります。

頭痛

二日酔いの症状の中でも特に多くの人が苦しいと答えるのが頭痛です。近くで人の声がしただけでも頭が割れるような痛みが走るので「誰にも話しかけて欲しくない!」と思うことも… 経験者も多いのではないでしょうか。

吐き気

飲み過ぎた次の日は吐き気に苦しめられる人も多いです。吐き気の程度もいろいろですが、ひどいときは起きてなんかいられません。実は、吐き気は体によくないものを出してしまうための防衛反応。我慢は禁物です。

食欲不振

普段から食べることが大好きな人も、二日酔いになると食べ物をみるだけでも嫌になってしまいます。好きなものが食べられないなんて辛いですね。

下痢

二日酔いの朝は腹痛で目を覚ましてトイレに駆け込む人もいます。下痢がひどいとトイレから出られないことも… 仕事に支障があるのはもちろん、せっかくのお休みも台無しです。

脱水症状

お酒を飲むと喉が渇きますよね。飲み過ぎた次の日は朝起きると喉がカラカラだと感じる人は多いでしょう。コップの水をがぶ飲みする人もいますが、水を飲むと吐き気を催す人もいます。

疲労

夜ちゃんと寝たはずなのに二日酔いのときはなんだか朝から疲れていて何もしたくありませんよね。頭痛や吐き気もつらいものですが、疲れが抜けないのも困りものです。

倦怠感

疲れだけでなく二日酔いの時は倦怠感を感じることが多いです。体がだるくて身を起こすのも嫌になります。倦怠感と一緒に襲ってくるのは後悔の念。忘年会シーズンなどは「倦怠感との闘い」と言う人も多いのでは?

二日酔いの原因

二日酔いの原因は何と言っても飲み過ぎです。お酒も適量にとどめていれば肝臓がアルコールをアセトアルデヒドに分解して外に排出しますから、アルコールが次の日まで残ることはありません。しかし、つい飲みすぎてしまうと体の中に分解されなかったお酒が残ってしまって、二日酔いの症状が現れます。

民族や住んでいる地域によっては、二日酔いになる人とならない人がいます。また体質的にお酒に強い人と弱い人がいますから、お酒をたくさん飲んだら全員が二日酔いになるわけではありません。お酒が強い人は基本的に二日酔いにはなりにくいです。しかしもともとお酒が弱い方や下戸の方は、代謝酵素が働かないために、少しのお酒でも二日酔いの症状が出てしまいます。

お酒を飲むとトイレが近くなる人は多いですが、それはアルコールに利尿作用があるからです。お酒をたくさん飲めばトイレで出してしまうために体から水分が失われますし、アルコールを分解するときにも水はたくさん使われるため、脱水症状は起きやすいです。脱水症状が起きると、頭痛や吐き気がひどくなりますので注意が必要です。

またアルコールを飲むと胃酸の分泌が促されるため吐き気や頭痛、下痢がひどくなります。アルコールを分解するのは肝臓の役目ですが、肝臓が他の働きをすることができなくなるため、アルコールの量が多いと体が糖を生産することができず低血糖の症状が出ることがあります。低血糖になると、頭痛や吐き気が出てきて、体がだるくと動きたくないという倦怠感が感じられます。

二日酔いにならないための予防法

辛い二日酔いを避けるためには、予防が効果的です。おすすめの二日酔い予防法をご紹介します。

事前に肝機能を高める食品、サプリをとる

アルコールを分解するのは肝臓の役目ですが、肝臓がフル回転してくれなければアルコールが分解されずに体に残って、二日酔いの原因になります。肝機能を高めるためには、効果が高いとされている成分ナイアシンを含んだプルーンやアボガド、マンゴーを積極的に食べること、または肝機能を高めるサプリをとることがおすすめです。

適量で楽しいお酒を心がける

お酒を飲んでお喋りをすることは楽しいですが、飲みすぎて気分が悪くなるだけでせっかくの飲み会が楽しくなくなってしまいます。自分でお酒はどのぐらいまでなら大丈夫か考えて適量を超えないように気をつけ、楽しいお酒になるようにしましょう。

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チェイサー・和らぎ水を飲む

度数の高いお酒を飲むときにおすすめなのがチェイサー・和らぎ水です。お酒を飲むときにお水と一緒に飲んだほうが酔いにくいと言われていますが、度数の高いお酒はそのままでは胃腸への刺激が高すぎます。間にチェイサー・和らぎ水を飲んで、体の中のアルコールを薄めてください。

おつまみを食べながら飲む

お酒を飲むときはお酒だけでなくおつまみを食べながらだとそんなに酔わずにすみます。

効果の高いおつまみは、肝機能を高める効果があるチーズや、体内のアルコールの分解を進めてくれる枝豆、そして肝臓の働きを良くしてくれるアサリなどです。おつまみの中でも揚げ物など脂っこいものが好きだという方もいますが、脂っこいものはかえって消化が悪くて気持ち悪くさせてしまうので、ほどほどにするのが賢明です。

長風呂は× 熱めのシャワーで身体を温める

おふろに入ればお酒は飛んでしまうから大丈夫だと思うかもしれませんが、長風呂は血中アルコール濃度を上昇させてしまいますし水分を蒸発させてしまうために脱水症状から体調を崩すので体によくありません。

頭をすっきりさせるためには風呂よりも熱めのシャワーがおすすめです。熱めのシャワーならば体も十分温まりますし、血行を良くしてアルコールを体で分解しやすくしますから、頭をすっきりさせることができます。

十分な睡眠をとる

アルコールを分解するためには体を休ませることも大切です。動いていれば代謝も進みませんから、十分な睡眠をとってください。夜早めに寝てゆっくり休めば、それほど辛くなく朝起きることができます。

二日酔いに効く!対処法をご紹介

楽しいお酒はついつい飲み過ぎてしまい、二日酔いになってしまうことも多いものです。なってしまったとき不快な症状を和らげる対処法について見て行きましょう。

水分補給

二日酔いのときは体の中から水分が必要以上に失われて水分不足を起こしています。水分補給には水を飲むよりも体に成分が吸収されやすいスポーツドリンクがおすすめです。二日酔いのときは低血糖状態にありますから、フルーツジュースなどを飲むのもいいですね。

二日酔いに効く食べ物

二日酔いの朝は、胃腸に優しく二日酔いを早く治してくれる食べ物を摂りたいものです。二日酔いに効く代表的な食べ物をご紹介します。

グレープフルーツ

グレープフルーツに含まれているナイアシンは二日酔いの症状を和らげる効果があります。ビタミンCはアルコールの分解をしやすくするため、早くアルコールが分解されて元気になれますよ。

しじみの味噌汁

味噌汁は消化が良くて胃に負担がかからないことから二日酔いの朝におすすめですが、中でもしじみの味噌汁は特に効果的です。しじみに肝臓の働きを邪魔するアンモニアを分解して外に排出を促すオルニチンが入っているのですぐにパワーが戻ります。

柿の中に含まれているタンニンは、アルコールに含まれるアセトアルデヒドの分解を促すので、二日酔いの朝におすすめです。

肉うどん

二日酔いのときは気分が悪く食欲もないことが多いものです。消化吸収のよいおうどんなら、そんなときでも食べやすいですね。うどんにもいろいろな種類がありますが、中でもおすすめなのが肉うどん。肉の成分であるビタミンやチアミンに頭痛を防ぐ効果があり、二日酔いの不快な症状を和らげてくれます。

二日酔いに効くツボ

二日酔いの一番つらい症状である頭痛には、左右の耳を結んだ線と体の中心線の交わる頭のてっぺんにある「百会」または手の甲の親指と人差指の付け根の間にある「合谷」がおすすめです。

また肝機能を高めるためには、手のひらの真ん中から少し手首よりのところにある「健理三針区」、右側の乳頭の真下と肋骨が交わる場所にある「期門」、足の甲の親指と人差指の骨と骨の間の付け根にある「太衝」そして手の親指の側面側にある骨がゴツゴツした部分にある「魚際」を指でぐっと押して刺激します。肝臓が右にあるため「期門」は右側、手や足のツボは左右両方とも刺激するのが良いでしょう。

薬を飲む

二日酔いを抑えるためには効果の高い胃腸薬や漢方薬を早めに飲んでおくこともおすすめです。また薬でもドリンクタイプのものは即効性が高いですから、すぐに二日酔いの症状を和らげたいときは効果的です。

ぬるめのお湯にゆっくりつかる

熱めのお湯ですとアルコールで血管が膨張しているときにさらに血管を広げることになるため、貧血で倒れる危険があります。温めのお湯にゆっくり使って、代謝を上げて早くアルコールを抜きましょう。ただし、長風呂は水分を失うので水分補給を忘れずに。

ゆっくり休む

休みを取らないで無理をするといつまでたっても二日酔いの症状は治りません。早く元気になるためにゆっくり休みましょう。

二日酔いになったらゆっくり休んで早く元気になろう

うっかり飲みすぎて二日酔いになってしまったとき、仕事があるからと無理に頑張ろうと思うと、頭痛や吐き気などつらい症状でどうにもならなくなることがあります。症状がひどいときは思い切って休むことを考えましょう。温めのおふろにゆっくり使ったり、十分な睡眠をとれば元気になれます。そうすればまた次の日から元気に頑張ることができますよ。


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