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足汗の原因と対策!ニオイの理由とにおわない工夫もご紹介

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足の裏や足の指の間に汗をかくとなんとも言えず気持ち悪いですよね。気持ち悪いだけでなく、靴を脱いだときにプーンとくる嫌なニオイに悩まされている人も多いのではないでしょうか?

足汗をなんとかしたいのだけれど、どうしたらよいかわからない。でも足汗で足が臭いなんて、人になかなか相談なんてできないですよね。足汗の原因は何なのでしょうか?足汗とニオイの対策方法は?足汗のニオイに悩んでいる人のために、足汗対策について考えました。

足汗の原因

人はだれでも体中に汗をかきますが、足の裏は汗腺が密集しており、もともと汗をかきやすい場所です。足汗がひどいときには、以下のような原因が考えられます。

蒸れ

汗は蒸発するときに体温を下げるので、汗をかけば上がっていた体温も下がります。体温調節機能は、汗の重要な役割のひとつです。しかし汗は蒸発しなければ体温を下げることができません。

足の裏は靴の中に常に隠れている部分ですから、他の部分と違って汗が蒸発しにくいです。ブーツなど通気性の悪い靴を履いていると、足汗はなかなか乾かず足が蒸れてしまいます。足が蒸れれば体温が下がらず、体温を下げるためさらに汗をかくという悪循環が起こります

ストレスや緊張による精神性発汗

緊張するとどっと汗が出たりしますよね。そんなストレスや緊張による精神性発汗も足汗の原因の一つです。

ストレスや緊張が高まると、脇や手のひら、足の裏などに汗をかきやすくなります。「ストレス汗」とも呼ばれる精神的発汗は、体温調節の汗にくらべ臭いやすいことが特徴です。足汗は靴が蒸れることもあって、臭いやすい条件がそろっています。足汗をかくと、自分のニオイで周りが嫌な顔をしたらどうしよう、まだたいして汗が出ていなくても、また大量に汗をかいて嫌なニオイが出たらどうしよう、そんな不安がさらなる足汗を呼ぶのです。

冷え

汗は夏の暑いときだけに出るものではありません。冬の寒い時期でも「冷え」から足汗をかくことがあります。

冬場は足先が冷えますよね。足先は心臓から遠いため、もともと冷えやすい部分です。身体は冬の時期、冷えた足先を温めようとしてたくさんの血液を送ります。すると、体温が上がりますから、今度は上がりすぎないように身体は温度を下げようと汗を出して足汗が出てしまうのです。

足汗は体温を下げますが、また足先が冷えれば身体は温めようとして体温を上げ、また足汗が出ます。こうやって冷えから足汗が出るという悪循環が続きます。

多汗症

汗をかかない人はいませんが、他の人と比べてなんだか汗が多いと言う場合は、多汗症の可能性もあります。

多汗症の方は、暑いときや運動したときに限らず、大量の汗をかきます。全身に汗をかくこともあれば、部分的に汗をかく局所多汗症もあり、足裏に大量の汗をかく場合は、足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)と呼ばれます。

ストレスのために自律神経のバランスが乱れると、汗をかきやすくなります。足蹠多汗症の原因は十分に解明されていませんが、自律神経との関係が指摘されています。足汗が気になる方は、ストレスがたまっていないかどうか、振り返ってみることも大切です。

その他の病気

実は、足汗は病気から来ていたということもあります。足汗がひどくなる病気として知られているのが、糖尿病、肝臓疾患、便秘、そして神経システムを変化させる疾患です。

特に汗をかくようなこともしていないし毎日靴下も変えている、足も清潔に保つように心がけているにもかかわらず足汗がひどい、そんな場合は病気が原因の足汗の可能性もあります。おかしいと思ったときは、医療機関を受診して相談することが大切です。

足汗で臭うのはなぜ?

汗自体はニオイがないのにどうして足汗は臭うのでしょうか。足汗がにおうのには、大きく分けて4つの原因があります。

まず雑菌によるものが挙げられます。足にはもともと常在菌が潜んでいます。足に汗が出れば、皮脂や古い角質、垢などの汚れと混ざります。これを雑菌が分解することで、ニオイを発生させるのです。雑菌は足だけでなく、長く履いている靴や靴下にも繁殖して、ニオイをさらに広げてしまいます。

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疲れも足汗のニオイの原因のひとつです。人は疲れているとき肝臓や腎臓の働きが鈍るために、尿から出るはずのアンモニアが血液中に回って皮膚から出て足汗のニオイの原因となります。

さらに爪垢のニオイやストレスも足汗が臭う原因となります。

足汗とニオイの対策

足汗のニオイを防ぐためには、原因となる汗を減らし、雑菌の繁殖を防ぐことがポイントになります。

足を清潔に保つ

まずできることは足を清潔に保ってニオイのもとをたつことです。雑菌はニオイの原因ですから、殺菌力のある石鹸を使って足を洗い、常に足を清潔に保ちましょう。お風呂で足を洗うときに特に忘れてしまいがちなのは足の指の間です。この部分は特に靴の中で蒸れて、足のニオイが強い部分ですから、殺菌力のある石鹸でしっかり丁寧に洗うようにしてください。

爪と皮膚の間にたまった角質や垢も足汗と混じればニオイをひどくしてしまいます。足のニオイを防ぐためには、お風呂に入ったときなどに爪ブラシを使って丁寧にとりのぞくようにしましょう。

通気性のよい靴下を選ぶ

靴下の選び方でも足汗や足のニオイは変わってきます。足汗が増えたり嫌なニオイになるのは、足指が蒸れてしまうことが原因です。汗が出てもすぐに汗が乾くよう、靴下は通気性の良いものを選びましょう。

綿100%の靴下は、吸湿性が高い一方で乾きにくいため、吸い取った汗がなかなか乾かず、じめっとしたままで足のニオイがする原因になります。通気性がよく速乾性にすぐれた麻やシルク、ウールの靴下がおすすめです。

最近は、ニオイを吸着して分解する効果のある成分を繊維に織り込んで作った足のニオイ対策用の靴下も売られています。足汗のニオイが気になる方は、消臭、抗菌加工を施した足のニオイ対策用の靴下を試してみるのもよいでしょう。

5本指靴下もおすすめ

足の指と指の間は、特にニオイがひどくなりやすい部分です。この部分は常にくっついたままですから汗をかくとなかなか乾いてくれません。しかし、足指の一本一本を離すことができる5本指靴下ならば、足の指一本一本を覆って汗をかけば吸収することができます。雑菌が発生しづらいので、ニオイに悩まされずに済みます。

靴の素材・大きさに注意!

靴の素材や大きさでも足汗が出るか出ないかが変わってきます。

ブーツなど通気性の悪い靴を履いていると、足が蒸れてさらに汗をかくという悪循環になります。汗をかきたくない場面では、控えるのが無難です。大きい靴もニオイの原因になります。靴が大きいと足と靴の間に空間ができてしまい、その空間の空気が体温で温められて雑菌を発生させ、足汗とニオイの原因となってしまうのです。

自分にピッタリサイズの靴でもずっと同じ靴を履き続けていれば靴についた足汗がなかなか乾かず、ニオイの原因になります。足のニオイを防ぐためには、毎日同じ靴を履かないで、何足かを交互に履くようにすること、そしてオフィスについたら靴を履き替えることなどが効果的です。一日中同じ靴を履きっぱなしということがなければ、足汗やニオイを減らすことができますよ。

中敷き・制汗剤を使う

靴の中に入れる中敷きや制汗剤も、足汗やニオイの予防に効果があります。汗の吸収性の高い中敷きを使ったり、靴を履く前に制汗剤を足に吹きかけるのもよいでしょう。これらの工夫で、足汗で足がべたついたり、嫌なニオイがするということが少なくなります。

入浴

湯船につかると体全身があったまり、体温が上がるので冷え解消にも効果的です。ストレスもほぐれて緊張やストレスによる汗を減らすことにもつながります。普段はシャワーで済ますことの多い方も、できれば湯船にゆっくりつかることがおすすめです。

のぼせるほどの長湯は禁物ですが、適度に湯船につかり、体を温めて一日の疲れやストレスはしっかり取るようにしましょう。

有酸素運動

足汗は上手に体温をコントロールすることができないままだと増えてしまいます。自分の体温をコントロールするためには有酸素運動が効果的です。

ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳などはおすすめの有酸素運動です。とは言っても、たくさん運動する必要はありません。無理のない範囲で長く定期的に続けられるように、上手に有酸素運動を取り入れていきましょう。

できるところから対策を始めよう

足汗やニオイは、ちょっとした工夫や生活習慣の見直しなどで軽減することができます。清潔志向の高まりの中で、ドラッグストアはもちろん、通販などでもさまざまな消臭グッズが販されています。これらのアイテムを活用するするのもよいでしょう。悩んでいる方は、できるところから対策を始めてみてはいかがでしょうか。

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