手洗いは水だけで大丈夫?効果を決めるのは洗い方と時間だった!

「外から帰ったら手を洗ってね!」小さいころからよく言われた言葉ですが、風邪やインフルエンザにかかりやすい時期が来ると、テレビなどでもよく聞きます。

手洗いはもちろん大切ですが、単に洗えばよいというものではなく、洗い方によって効果が全く違ってきます。あなたは正しく洗えていますか?

効果から正しい洗い方まで、風邪やインフルエンザ予防のために知っておきたい手洗いについてお話します。

マスクより大きい!手洗いの効果

インフルエンザを予防するために何が必要?と聞かれたら、まずマスクが頭に浮かびます。自分がかかったときだけでなく予防のためにマスクを使いますよね。実はマスクはインフルエンザ予防に有効だとは言えないのです。

風邪やインフルエンザのウィルスは非常に小さいため、マスクの目をすり抜けてしまいます。目の前の人が風邪やインフルエンザにかかっていて、その人がくしゃみや咳をしたときに、マスクがあれば飛んできたウイルスを吸い込まないようにすることはできます。でもそれは近い距離での飛沫感染を防げるだけで、空気に漂っているウイルスの空気感染を予防することはできません。

空気感染を予防するためには、マスクをするよりも手についたウィルスを落としてしまうのが効果的です。ですから、手についてしまったウィルスを洗い落とせる、手洗いは感染を防ぐうえではマスクよりも効果的だと言えます。

手洗いは水だけで大丈夫?

普段の手洗いは水だけで十分

手を洗う時は水ではなくお湯で洗ったほうがいいの?石鹸で洗った後はアルコール消毒すべき?いろいろ気になる点が出てきますよね。

水よりもお湯で洗ったほうがウィルスを落とせるイメージはありますが、実はお湯で洗っても水で洗っても違いはないそうです。またアルコール消毒についても、菌やウィルスを完全に殺菌することはできません。

たしかに熱湯を使ったり、強い菌にも効果がある次亜塩素酸ナトリウムなら効果があります。けれど熱湯や次亜塩素酸ナトリウムで手を洗うことはできないですよね。実は、手についた菌だったら水で洗い流すだけでほぼ落とすことが出来ます。ですから、普段の手洗いならば水洗いで十分です。

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石けんの使い過ぎに注意

菌と聞くと病気になるもの、怖いものという感じがしますが、菌は悪い菌ばかりではありません。手にもともとある常在菌には、皮膚を守るという大事な役割があります。

でも手を洗うときに石鹸を使えば、1回洗うごとに常在菌の90%が排除されてしまうそうです。そのため、手洗いのたびに石鹸を使ってごしごし洗っていると常在菌がなくなり、肌が乾燥してカサカサになってしまいます。また、殺菌のためにと消毒アルコールを使えば、菌がなくなって清潔になってもウィルスに対する耐性がなくなってしまって、弱い菌やウィルスにかかりやすくなってしまうかもしれません。

これでは自分を守るどころかかえって状態を悪くしてしまいますから、常在菌を守るために、せっけんや消毒用アルコール使い過ぎにはご用心ください。

効果的な手の洗い方

では、効果的な手の洗い方とはどういう方法なのでしょうか。

まず大切なのは手を洗う時間です。水を流す時間は長ければよいというものではありません。もっとも効果的な時間は10秒から15秒、流水でしっかり菌を洗い流すようにしてください。

石鹸やハンドソープを使って洗う場合は、しっかり手を濡らしてから石鹸やハンドソープを泡立て、10秒から30秒もみ洗いをしてから流水で10秒から15秒程度洗い流します。お湯で洗っても水で洗っても効果は変わりませんが、冬の寒い時期は冷たい水で手を洗うのはつらいですよね。冬はちょうど自分が快適だと思う温度のお湯で手洗いをすることがおすすめです。

手を洗ったら最後に手を拭きますが、このときに雑菌がついたタオルで手を拭いたら手を洗った意味がなくなってしまいます。湿ったタオルは雑菌の温床となりますから、こまめにタオルは交換し、いつも清潔なタオルを使うようにしましょう。最低でも3日に1回はタオルを交換するとよいですよ。タオルよりもおすすめなのがキッチンペーパーです。使い捨てですし、水分をしっかりとってくれますから、手洗いの効果は抜群です。

効果的な手洗いでウィルスの感染を防ごう

手を洗えばウィルスの予防ができることはなんとなくわかっていたかもしれませんが、手洗いがマスクよりも効果的とは驚きですね。しかも、手洗いは石鹸やアルコール消毒でなく、水洗いでよいというのも初めて知った人も多いのでは?

ウィルス感染は怖いですが、ちゃんと予防をすることで防ぐことは可能です。外から帰ったらまず手洗いを。清潔なタオルやキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取れば手洗いはばっちりです。家族みんなで効果的な手洗いを習慣にしましょう。


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