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マスクは予防にならない?した方がいい時と正しい使い方を解説!

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冬場は街に出るとマスクをしている人を多く見かけます。風邪をひいたらマスク、風邪の予防のためにもマスク、マスクは自分のため、そして人にうつさないためにするものですが、最近では「マスクは予防にならない」と言われることもあります。

マスクは風邪やインフルエンザの予防に効果があるのか、どんな時に、どのタイミングでするのがよいのか、正しい使い方についてまとめました。

マスクは予防にならないってホント?

マスクをすれば咳やくしゃみをしたときに、周りの人にウイルスが広がることは避けられます。でもマスクさえしていればインフルエンザも絶対に予防できるわけではありません。マスクをしていても呼吸はできますよね。マスクには穴が開いているためですが、ウィルスはこの穴よりも小さいので、通り抜けてしまうのです。

マスクは予防効果がないと言われるのは、このためです。また、マスクをしていても、ウイルスが衣服などについていたために、その衣服を触った手からウイルスが体の中に入り、呼吸器に運ばれて感染することもあります。

とはいえ、風邪やインフルエンザなどにかかると咳やくしゃみが止まらず、どうしてもそこからウイルスが蔓延します。一番その影響を受けてしまう人といえば家族です。そばにいる家族が咳やくしゃみとともに出たしぶきを浴びれば、簡単に風邪やインフルエンザがうつってしまいます。

そんな飛沫感染を防ぐことが出来るのはやはりなんといってもマスクです。マスクをしていれば手についたウイルスが口に入るのを防ぐこともできますから、完全に予防できるというわけではないにしても、一定の効果は期待できます。

マスクをした方がいいとき

マスクをしていたらウイルスの空気感染から完全に防ぐということはできないまでも、咳やくしゃみをしたときに飛ぶ唾液や鼻水に含まれたウイルスが広がるのを防げる可能性はあります。マスクをしたほうがいいのは次の時です。

風邪やインフルエンザにかかったとき

風邪やインフルエンザにかかったとき、どうしても出てしまうのが咳やくしゃみです。この咳やくしゃみは1回だけでかなりの量のウイルスを放出します。1回咳をしただけでも約10万個、1回くしゃみをしただけで約200万個のウイルスが放出されますから、数を聞くと怖くなりますよね。

そんな風邪やインフルエンザで出る咳やくしゃみに効果的なのはマスクです。患者がマスクをしていれば、出てしまうしぶきの中に含まれたウイルスが広がりません。風邪やインフルエンザにかかってしまったら、周りの人、または家族に広がらないためにマスクはするべきです。

家族の看病をするとき

風邪やインフルエンザにかかってしまったときに、心配しなければいけないのは家族の感染です。家族が風邪やインフルエンザに罹ったら看病をすることになるけれど、看病することによって自分にうつって、子供にうつって、と広がっていったら大変。そんなときにマスクは効果的です。患者の咳やくしゃみのしぶきで飛ぶウイルスが自分に入らないように防ぐことが出来ますから、家族の看病をするときにマスクをすることは効果的です。

マスクの正しい使い方

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マスクの選び方

マスクを選ぶとき、まず見てほしいのがサイズです。子供サイズから大きなものまでありますが、自分の顔にぴったりくるサイズのものを選んでください。

マスクの種類にはプリーツマスク、立体マスク、N95マスク、子供用マスクがあります。プリーツマスクは安価で調整しやすいことがメリット。立体マスクは口紅がつきにくいので、女性におすすめです。N95マスクとは、主に医療従事者が利用する高性能マスクで、直径0.3マイクロメートル以上の粒子を95%以上捕集することができます。装着すると短時間で苦しくなるため、一般的な利用には適していません。

マスクは性能にこだわるよりも、安価なものを使い捨てにすることがおすすめです。メガネをかけている人は、メガネ用マスクがよいでしょう。自分に合ったものを選ぶことがポイントになります。

マスクをつけるタイミング

マスクは朝から晩までずっとつけていればいいんでしょう?と思っている方も多いでしょう。しかし、一日つけっぱなしのマスクはかなり危険です。

周りの人が咳やくしゃみをすればマスクの表面にはウイルスがついていきますから、マスクを触った手で自分の目や鼻を触ったら感染してしまう恐れがあります。マスクは1日1枚ではなく、咳やくしゃみをした人に接したとき、またはマスクの表面を触ってしまったら、新しいものに取り換えるようにしてください。

基本的には使い捨て

マスクが必要なのはわかっているけれど買いに行ってもマスクがない。使い捨てマスクの数が全然足りないから、1回使ったものを再利用してはダメなの?そんな声もあります。

基本的に使い捨てマスクは再利用しないで使い捨てするように作られています。熱湯で煮沸消毒すれば殺菌は可能ですが、再利用するように作られている使い捨てマスクが煮沸に耐えられるかどうか・・・使い捨てマスクは煮沸したとしても再利用はお勧めできません。足りないからどうしても再利用するしかない、こういった緊急時の場合は、煮沸よりもアルコール消毒するようにしてください。

使い捨てマスクは基本的に使い捨てですが、布マスクなら繰り返し使うことも可能です。けれど布マスクは洗濯できたとしても、ウイルスが取り除けるかどうかが心配です。布マスクは煮沸消毒するか、洗濯後にアルコール消毒するようにしましょう。

正しいつけ方

マスクは鼻と口をしっかりおおうことが必要です。鼻と口をしっかりおおってからゴムひもを耳にかけるようにしてください。その後、しっかりおおうことができるように、調整しましょう。プリーツマスクであれば、鼻からあごまでひだを伸ばしてしっかりおおうようにして、鼻の形にワイヤーを折り曲げることを忘れずに。

はずすときの注意点

マスクはつけるときだけでなくはずすときにも注意が必要です。マスクの表面には風邪やインフルエンザなどのウイルスがついている可能性があり、不用意にマスクを触ったら、手からウイルスに感染してしまいます。マスクを外すときは必ず表面を触らないようにして、耳のところのゴムをつかんで外し、すぐにごみ箱に捨てましょう。その後は必ず手を洗ってくださいね。

マスクは正しく使おう!

風邪やインフルエンザにかかったら、周囲に移さないためにはマスクをする必要がありますが、せっかくのマスクも正しい付け方をしなければ、効果が半減してしまいます。

自分に合ったサイズを選ぶのはもちろん、口から鼻までしっかり覆うことが大切。はずすときはうっかり表面を触ったりしないように気を付けて、できる限りの予防につとめてくださいね。

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