この記事はPRを含みます

抜け毛は「質」に注意!チェックの方法と原因・対策をご紹介

女性にとって髪の毛は命のようなものですよね。ショート、ミディアム、ロングと好みの長さは違っても、抜け毛が増えてしまったら好きな髪型をすることができなくなってしまいます。抜け毛と言うと男性の悩みと言うイメージがありますが、口にはしなくても抜け毛に悩んでいる女性も多いですよ。

女性の抜け毛は本数だけでなく「質」も重要。本数だけでなく質をチェックする方法についても押さえておきましょう。女性の抜け毛の原因と対策についてご紹介します。

何本までなら大丈夫?抜け毛の本数

お風呂から出るときに排水溝に何本も抜けた髪の毛が集まっているのを見ると「こんなに抜けたの?」とびっくりしますよね。でも髪は抜けてもまた生えて来ますから、抜けること自体は問題はありません。問題なのは抜ける本数です。

日本人の髪の毛は成人で10万本前後だと言われています。髪の毛は成長期、退行期、休止期というサイクルを繰り返しながら生え変わっており、ヘアサイクルは男性の場合は2年から4年、女性の場合は5年から6年です。生え変わりのときに抜ける毛の本数は、一日でだいたい50本から100本前後ですが、季節の変わり目、特に秋は夏に受けた紫外線のダメージで髪の毛が抜けやすく、200本以上抜けることもあります。

抜け毛の本数が一日に100本程度ならば通常の範囲内なので特に気にする必要はないでしょう。しかし一日に150本から200本以上抜けると言う場合には注意が必要です。抜け毛を減らすための対策を始めましょう。

本数だけじゃない!抜け毛の「質」に注意

成長サイクルに従って髪が抜けて生え変わっているのならば問題はありません。しかしまだ成長途中にある髪の毛が抜けてしまっているのだとしたら、それは問題です。自分の髪の状態を知りたいときは、抜け毛の質をよく確かめてください。髪が細くなってしまっている、または短い抜け毛が多いという場合は、成長サイクルに問題が出ている可能性が高いです。

抜け毛の質を調べるためには、髪の毛だけでなく毛根をチェックするのがポイントです。次の6つのポイントに注意してチェックしてみましょう。

毛根が丸く膨らんでいればOK!

抜け毛には毛根がついていますが、その毛根をチェックすることで髪の状態を知ることができます。毛根が白っぽくマッチ棒のようにふくらんだ丸みがついている場合は自然脱毛の可能性が高いです。髪は健康な状態で自然に抜けただけですから、特に対策をする必要はありません。

毛根のふくらみが小さいか形が悪いなら注意!

毛根のふくらみが小さかったり形が崩れている場合は、毛根の組織が活性化しておらず髪の寿命が短くなっている可能性が高いです。正常な毛根は楕円形をしています。ふくらみが小さい場合だけでなく、形が崩れている場合も要注意ですよ。

膨らみがない場合は髪の栄養が足りない

毛根のふくらみがない場合は、栄養不足が考えられます。毛根にふくらみがないと、髪の毛が抜けやすくなるため抜け毛が増えてしまうのです。好き嫌いの多い方やダイエット中の方は注意が必要です。

膨らみが太く短い場合は頭皮が乾燥している

毛根のふくらみは太いけれど短いという場合は、頭皮が乾燥して硬くなっている状態。植物が水を得られなければ枯れてしまうように、頭皮が乾燥していて硬い環境では髪も栄養が届かないために伸びることができません。頭皮環境を改善するところから始めてみましょう。

毛根が黒くなっている場合は、血行が悪い

健康な毛根は白っぽい状態です。しかし毛根が黒くなっているという場合は、血行が悪いという証拠です。血行が悪ければ髪に栄養を届けることができなくなりますから、抜け毛は進むばかりです。

現代人は多くのストレスを抱えて生きていますが、ストレスが多過ぎると、血行に影響が出てしまいます。毛根が黒いことに気がついたら、まずはリラックスする方法を考えましょう。

毛根に白い膜がついていたら皮脂が詰まった状態

マッチ棒のようになった毛根に白い膜がついていたとしたら、皮脂が過剰な可能性があります。皮脂がたまっていると、毛穴をふさいでしまいますから、髪には栄養が届きません。脂っこい食事の摂り過ぎなど、皮脂の分泌が多くなって髪に悪い影響を与えていないか考えましょう。

女性の抜け毛の原因

抜け毛対策のためには、まず最初に抜け毛の原因について知ることが大切です。女性の抜け毛が増えるのには、主に次のような原因があります。

加齢

若い頃はボリュームがあった髪の毛も年齢を重ねることでぺしゃんこになったりするものです。それは太かったはずの髪がだんだんと細くなってしまった証拠。年齢を重ねればだんだんと女性ホルモンの分泌も少なくなるため、抜け毛が増える傾向にあります。髪が細くなるのは抜け毛の初期症状ですから、日頃から髪の毛の状態チェックを習慣にしたいですね。

ホルモンバランスの乱れ

加齢もそうですが、出産して髪がごっそり抜けたという方も多いのではないでしょうか。それは女性ホルモンのエストロゲンの分泌が乱れたことが原因です。女性ホルモンはバランスが保たれている状態であれば髪の成長に影響はありませんが、加齢や出産はホルモンの分泌が大きく変化するときですので、バランスが崩れてしまって抜け毛が増えます。

スポンサーリンク

生活習慣の乱れ

女性でダイエットをしている方は多いですが、食事を制限するとどうしても髪の成長に必要な栄養が不足してしまうため抜け毛が増えます。また、仕事が忙しいなどの理由で睡眠不足だったり、お酒を飲みすぎた、または喫煙しているなどの場合は、新陳代謝や血流に影響が出ます。

新陳代謝が悪ければ髪は正常に成長することができず、血流が悪ければ血液と一緒に運ばれている栄養を届けることができなくなるため、抜け毛が増えてしまいます。抜け毛防止のためにも、健康的な生活を心掛けましょう。

ストレス

現代人は常にストレスを抱えています。多少のストレスであれば髪の毛に大きな影響を与えることは少ないですが、ストレスがたまった状態が続けば、代謝にも悪い影響が出ますし、自律神経のバランスも崩れるために髪に栄養が届かなくなって抜け毛が増えてしまいます。

間違ったヘアケア

おしゃれのためだといっても、しょっちゅうパーマやカラーリングをしていれば髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。また自分の髪質や頭皮に合わないシャンプーを選んでしまうと、毎日シャンプーするうちに髪の状態や頭皮環境が悪化して抜け毛の原因となります。

頭皮環境の悪化

ヘアケアをきちんとしていないために皮脂や汚れが髪や頭皮に残ったままだったり、頭皮が硬くなってしまっていると髪の毛の成長に影響が出て、抜け毛が増える原因になります。特に紫外線のダメージを受けやすい夏は要注意ですよ。

女性の抜け毛の対策

抜け毛の原因がわかったところで、原因を取り除く対策について見て行きましょう。

生活習慣の改善

髪の毛の主成分はたんぱく質ですから、毎日の食事ではたんぱく質をしっかり摂ることを心掛けましょう。たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなど髪の成長に必要な栄養素をバランスよく摂ることが大切。栄養が偏っていないかどうか、毎日食べているものを一度チェックしてみてはいかがですか?

ストレスをためたり寝不足などは、頭皮環境を悪化させる原因。毎日の生活の中で上手にストレスを解消することや、睡眠時間をしっかり確保することが重要になります。ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、健康のためにもストレス解消にもおすすめですよ。

抜け毛防止のためによい習慣を積極的に取り入れることはもちろん、タバコやアルコールなど血行を悪くする習慣は、できればやめる・なるべく控えるよう努力したいですね。

頭皮ケア

抜け毛を防止するためには頭皮を健康にすることが必要です。まずは毛穴の汚れをとって、毛穴から栄養がしっかりと髪に届くようにしましょう。ヘッドスパや頭皮マッサージなどが効果的です。また、頭皮を元気にするためには育毛剤を使うのもよいでしょう。育毛剤はしっかり頭皮マッサージしながらつけていくようにすると、効果を実感しやすくなります。

適切なヘアケア

パーマやカラーリングは髪や頭皮にかなりのダメージを与えます。抜け毛が気になる場合には頻度を落とすのがおすすめです。また、長い髪をまとめるヘアスタイルも髪や頭皮に負担になります。ヘアスタイルを整えるために使うスタイリング剤は使いすぎに注意。あまりベタベタ使うと毛穴をつまらせてしまいますから、量は加減してくださいね。

敏感肌の方は特に強い成分や香料の入ったシャンプーは刺激が強すぎて髪にも影響が出ます。自分に合うシャンプーを選び、やさしく泡の力で洗いましょう。すすぎはしっかりしてシャンプーの成分が髪や頭皮に残っていないようにしてくださいね。

抜け毛対策は生活習慣の見直しから!

毎日の生活の中で、知らず知らずのうちに髪や頭皮に負担をかけていることも多いものです。抜け毛が気になり始めたら、毎日の生活を振り返って、抜け毛になるようなことをしていないか思い返してみましょう。

薄毛になってしまうとヘアスタイルもきれいにまとまりませんよね。規則正しい生活を送ったり、頭皮ケアをしっかりして髪や頭皮に負担がかからないようにすれば、抜け毛も減ってきて、髪のボリュームも戻ってきます。効果を実感するまでには少し時間がかかりますが、毎日の努力を積み重ねて行くことが大切です。

コメントは受け付けていません。