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梅酒・梅シロップを手づくり!作り方とコツ、楽しみ方をご紹介

夏本番、夏の暑さに負けていつも夏バテを起こしているという方はいらっしゃいませんか?そんな方におすすめなのが梅です。梅は梅干しだけでなく、いろいろなものに加工することができますが、どなたでも家で簡単に作ることができるものと言えば、梅酒や梅シロップです。「でも、どうやって作ったらいいの?」という方のために梅酒や梅シロップの作り方、梅酒や梅シロップを作るのに適した梅の選び方についてお話します。

梅酒・梅シロップに期待できる効果

梅酒・梅シロップには次のような効果が期待できると言われています。

  • 疲労回復
  • ダイエット
  • 血液浄化
  • 整腸作用
  • 美肌づくり
  • 高血圧予防

梅酒・梅シロップに含まれている体に良い成分の一つがクエン酸です。クエン酸は疲れを取るだけでなく、代謝を良くする働きがあるのでダイエット効果が期待でき、胃の働きを良くする作用で夏バテにありがちな食欲不振をとりのぞいてくれます。血液浄化作用もあるため病気になりにくく、梅酒・梅シロップを飲んでいれば、元気に毎日を送ることができます。

梅酒・梅シロップ作りに適した梅と時期

梅酒・梅シロップづくりに適した時期は5月から6月です。スーパーで梅が売り出される時期でもありますが、たっぷりエキスが出そうな大きな梅が出回ったら梅を購入して梅酒・梅シロップを作り始めましょう。

青梅がよいのか、それとも熟した梅がよいのか悩みますが、それはどちらでも構いません。長期保存したければ青梅がおすすめです。青梅で作った梅酒・梅シロップはすっきりした味に仕上がります。酸味と香りを求める方は熟した梅で作ることがおすすめですが、こちらは果肉が溶けて濁ることも多く、長期保存はできませんのでご注意くださいね。

梅酒の作り方

材料

  • 梅 1kg
  • 氷砂糖 500g
  • ホワイトリカー 1.8リットル
  • 5リットルびん 1個
  • 竹串 2本から3本

作り方

  1. びんに熱湯を少量注いで全体に回して消毒したら、水気を拭き取ってびんの口を下にして乾燥させます。
  2. 梅は流水できれいに洗ってからたっぷりのお水につけて、青梅の場合は1時間から2時間ほどアク抜きをします。
    (熟した梅はすでにエグみが抜けているためアク抜きは必要ありません)
  3. 水気を拭き取ったら竹串を使って梅のヘタを取ります。
  4. 梅と氷砂糖をそれぞれ半分ずつに分けます。まずは梅半分をびんに入れたら上に半分の氷砂糖、次に残り半分の梅に残りの氷砂糖を入れてください。氷砂糖はふりかけるようにして、まんべんなく入れるようにしましょう。
  5. ホワイトリカーを注いで冷暗所に保存すれば出来上がりです。
    ※アルコール度数が低いと梅酒はカビが生えてしまいます。ホワイトリカーは35度以上のものを選ぶようにしましょう。

梅シロップの作り方

材料

  • 梅 1kg
  • 氷砂糖 1kg
  • 4リットルびん 1個
  • 竹串 2本から3本

作り方

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  1. 梅シロップを作るための下準備は梅酒と変わりません。びんは煮沸消毒して乾燥させ、梅は水洗いしてからアク抜きをして、ヘタを取り除きます。
  2. 砂糖の量が多いため、びんに入れる時はそれぞれ4分の1ずつ交互に入れていきます。最後に氷砂糖が上になって梅を隠すようにしましょう。
  3. 冷暗所に10日間ほど保存すれば梅エキスができます。梅と砂糖をなじませるために一日2回ぐらいは瓶をゆすってあげましょう
  4. エキスが出て梅がしわしわになったら梅をすべて取り出して、液を鍋に入れて弱火で15分ほど煮て殺菌したら梅シロップの出来上がりです。冷暗所か冷蔵庫に入れて保存しましょう。
    ※梅シロップは発酵して泡が出たり色が濁ったりすることが多いです。予防策として、砂糖が早く溶けてなじむように、砂糖を4回に分けて、2日から3日おきに加えるようにしてください。加える時は清潔な手でかき混ぜることを忘れずに。

発酵してしまったら?

もし発酵してしまってもシロップを鍋に入れて弱火で煮てアク取りをすれば大丈夫です。まだ梅からエキスが取りきれていないようなら、梅とシロップを別々にして、シロップは鍋で煮てアクを取って保存、そして梅はシワシワになるまで保存してからエキスを取り出して最後にかけて混ぜましょう。

梅ジュース、梅酒の楽しみ方

梅酒や梅ジュース本来の味が好きという方はロックがおすすめです。ジュース感覚で気軽に楽しみたいというのであればソーダ割りやオレンジジュース割などもいいですね。

デザートのソースとしても梅酒や梅ジュースは使えます。バニラアイスなどシンプルなアイスにかけると、いつもと違った梅風味のアイスを楽しむことができます。

普段の料理の調味料として梅酒や梅ジュースを加えるという方法もあります。豚の角煮や肉じゃが、鶏手羽先の煮物など、和食の定番料理の味付けにちょっと加えると、出来上がりがさっぱりとした味わいになります。

梅酒や梅ジュースができたら取り出す梅を捨てている方もいらっしゃるかも知れませんね。取り出した梅は料理に使うことができます。捨てずに活用しましょう。煮魚や煮物料理をつくる時に取り出した梅を入れると、こってりしがちな煮物をさっぱり味に変えることができますし、種を取って刻めば、ドライフルーツのように使えてパンケーキやクッキーを作れば、風味が加わります。

梅酒・梅シロップで夏を乗り切ろう!

梅酒や梅シロップが出来上がるまでにはそれなりに時間がかかりますが、作る工程はそれほど難しくありません。ぜひ一度挑戦してみてくださいね。砂糖と梅を入れればできあがりますが、よりおいしい梅酒や梅シロップを作るためには、一気に入れるのではなく、数回に分けて入れていきましょう

梅酒や梅シロップは、夏バテ予防に大活躍します。梅酒や梅シロップの助けを借りて、今年も夏をうまくやり過ごしたいですね。

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