ハロウィンっていつ?意味・由来から何をするかまで
日本でも今やすっかり定着し、毎年当たり前のように行われているハロウィン。ハロウィンがハロウィンが近づくとお店にはハロウィングッズが並び、各地でハロウィンイベントが開催されます。
仮装をして友達同士で集まってパーティーを開いたり、子どもたちにお菓子を配ったりするハロウィンですが、ハロウィンはもともとなんの日かご存知ですか?ハロウィンの意味や由来、ハロウィンには何をするか、日本で行われていることなど、ハロウィンについてまとめました。
ハロウィンはいつ?
ハロウィンは毎年10月31日と日にちが決まっています。ただし、日本では9月から10月にかけてハロウィンイベントが日本の各地で開催され、みんなで盛り上がります。
日本最大級のテーマパークであるディズニーとUSJでは毎年9月から10月にかけてハロウィンイベントが開催され、気候のよい時期だと言うこともあって、例年多くの人が訪れます。2018年のハロウィンイベントの開催時期は下記の日程となっています。
- 2018年 ディズニーのハロウィンイベント期間 9月11日から10月31日
- 2018年 USJのハロウィンイベント期間 9月8日から11月5日
ディズニーもUSJも、2ヶ月近くイベントが行われていますが、終盤にさしかかりハロウィン当日が近づいてくると、訪れる人が増え、非常に混雑します。ゆっくりイベントを楽しみたいと言う方は、早めに行くのが良いかもしれませんね。
ハロウィンの意味・由来
ハロウィンはもともとキリスト教のお祭りです。古代ケルト人にとって、1年の終わりの日はこのハロウィンが行われる10月31日でした。作物が収穫できることもあり、ケルト人はその収穫を祝って1年の終りを迎えるこの日に収穫祭を行ってきました。
1年の終わりの日には夜、死者の霊が戻ってきて黒猫を抱いた魔女や悪霊が悪いことをするとの言い伝えがあり、収穫を祝うとともに悪霊を追い払うために始まったお祭りが、ハロウィンの起源だと言われています。
ジャックオーランタンとは?
ハロウィンといえば「かぼちゃ」のイメージがありますよね。ジャックオーランタンはかぼちゃで作ったお化けで「吊り下げ式のランプを持っている男」と言う意味です。
ジャックはアイルランドに住む乱暴者でした。ハロウィンの夜の日に、悪魔に魂を奪われそうになったジャックですが、うまくだまして魂を取らないことを悪魔に約束させます。
そして年月が過ぎて年老いてから亡くなったジャックは乱暴者だったことが原因で天国に行けず、地獄に向かいます。しかし、そこに現れたのがハロウィンの夜に魂を取らないと約束した悪魔でした。悪魔は「魂を取らないと約束したから」とジャックを追い払います。
ジャックは地獄に入ることができず、かといって天国に行くこともできず、行き場を失いました。そのため、悪魔に分けてもらった株をくり抜いてランタンを作り、ランタンの灯りを持ってこの世とあの世をさまようようになった、というのが由来です。ちょっとこわい話ですね。
ハロウィンには何をするの?
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ハロウィンには、大人も子供もそれぞれ次のようなことをして楽しみます。
仮装
ハロウィンの日には子供だけでなく大人も思い思いの仮装をして盛り上がりますよね。仮装をするのは人間であることが魔女たちにばれないようにするためで、もともとは魔女やゾンビなど怖いものに化けていました。今では、かわいいキャラクターなど仮装の種類も増えています。
ハロウィンの日には魔女や悪霊が現れます。人間が歩いていたら魂を奪われてしまうかもしれません。でも、怖い仮装をしていれば魔物を追い払うことができます。自分の身を守るために魔除けとして、仮装をするようになったようです。
お菓子を配る
ハロウィンの日に子どもたちは仮装をして集まり、近所の家を回ってお菓子をもらいます。そのときの合言葉が「トリックオアトリート」。お菓子をくれなければいたずらしちゃうぞ!という意味の言葉です。「お菓子を渡すから家に入って悪いことをしないでね!」という魔除けの意味があるようです。
お菓子を配るといっても、子どもたちはどの家にも来るというわけではないようです。入り口にジャック・オー・ランタンがある家が、来たらお菓子を配るよという意味なので、それ以外の家には基本的には行きません。
家の庭にハロウィンの飾りを置く
クリスマスのように、ハロウィンでは、ジャックオーランタンなどを庭に飾ります。それが子どもたちにも入ってきたらお菓子をあげるよという印です。ただジャックオーランタンを置くだけでなく、ドクロの飾りや魔女の飾りなど、かなり大掛かりなデコレーションをしている家もあります。
仮装パーティーを開く(大人たち)
ハロウィンは子どもたちだけのものではありません。でも、大人たちは子供のようにお菓子をもらって歩く、というわけにはいきませんから、仮装パーティーを開いて盛り上がる大人は多いです。思い思いの仮装をして、パーティーを開いたり、街を歩き回ったりして、楽しい夜を過ごします。
日本のハロウィンはどう?
日本のハロウィンは仮装がメインです。もともとはキリスト教のイベントですからアメリカでは宗教色が濃く、仮装も魔女やゾンビなど怖いものが多いのですが、日本では宗教色はなく、仮装の種類も幅広いです。
もちろん怖い仮装をする人もいますが、日本ではアニメのキャラクターに扮する人も多いです。コスプレ好きの人たちにとってはハロウィンはたまらないイベントとなっていて、子供だけでなく大人が真剣にアニメのキャラクターの仮装をしたりするところが、アメリカとはちょっと違います。
ハロウィンの時期は日本のあちこちでハロウィンの仮装イベントが開かれます。その中でも特に有名なのが、渋谷や道頓堀です。ハロウィンの日は、普通の服を着ていることが恥ずかしく感じてしまうぐらい、渋谷の街などは仮装した人々で盛り上がります。
思い思いの仮装でハロウィンを満喫しよう
日本では宗教色が濃くないこともあって、子供も大人もいろいろな仮装をしてハロウィンを楽しみます。魔女やドラキュラ、ゾンビ、ミイラなど、怖いおばけになるのもいいですし、お姫様や大好きなアニメのキャラクターに仮装するのもいいでしょう。
子供も大人も、自分のやりたい仮装をしてハロウィンを満喫しましょう。パーティーを開くのもいいですし、各地のイベントに参加するのもいいですね。ディズニーやUSJでも特別のイベントが開かれていますから、みんなでハロウィンを楽しんじゃいましょう。